17.天然王女は履行を求める
~テストの結果発表翌日、食堂にて~
「やっぱり約束は守らないとダメだと思うの(*^▽^*)」
「「「「「「は?」」」」」」
いつものメンバーで食事中。突然王女がそんな事を言い出した
いち早く反応したのは猪男だった
「は!当然です約束は守らねば(`・ω・´)」
「ケイトさんもそう思ってくれるのね、嬉しい~~(*´ω`*)」
「勿論です!!(`・ω・´)」
そう言った後こちらをチラリと見てニヤリと笑う
どうせ王女に好印象与えられたと喜んでるんだろうけど、恐らく王女の言う『約束』とは…
「じゃあ約束果たして(*´ω`*)」
「え?(;゜Д゜)」
「約束よ~~アイリスが勝ったら『アイリスに謝ってもう侮辱しない』って約束したでしょう?(*´ω`*)」
やっぱり
「そういえばそういう約束だったわね」
「確かに聞いたわ」
「約束は守らないとね」
チューリ嬢達も賛同する
「そうだね…仮にも生徒の代表たる生徒会役員が嘘をつくわけにはいかないね(#^^#)」
さらにケイジュも加わった
「え、え~~~と(;゜Д゜)」
面白そうなので加わってみる
「あらまさか約束を破る気?王女様に嘘をついたの?」
「そ、それは…(;゜Д゜)本当は勝ってた筈なんだけど…事情があって…」
「でも負けたわ。今更言い訳?騎士らしくないわよ?」
「う…(;゜Д゜)」
「ホラホラ、今なら王女様も見てるしちょうど良いわよ?潔くしたら?(*^_^*)」
ぶっちゃけ愉快だ。謝罪はどうでもいいが困った顔が面白い
「わ、わかった…すみませんでした…<(_ _)>」
頭を下げて謝る猪男
もう少しごねるかと思ったが意外と素直だったな…
「じゃあ後はスパイ呼ばわりを辞めるのだけね(*´ω`*)」
「えっ(;゜Д゜)」
「…反省したのよね?(~_~)」
「も、勿論です!(;´・ω・)」
「じゃあアイリスを普通に呼ぶのよね?呼んでみせて(~_~)」
「そ、それは…えーと(;´・ω・)」
「…反省したって嘘なの?(~_~)」
王女が睨んでくる
「「「「「…………」」」」」
周りも固唾を飲んで見守る
よくよく考えれば名前を呼ぶだけなのに変な感じだ
猪男が王女からこちらに顔を向けて言ってくる
「わ、わかりました………アイリス!(`・ω・´)」
その直後
スパァァァァァァァァン!!!!!
思いっきりいい音がして猪男が吹っ飛んだ
「「「「「「「「「「……………………(゜o゜)」」」」」」」」」」
食堂が静まり返った
「う…な、何が…(~_~;)」
ヨロヨロと立ち上がる猪男
「いや~~ゴメンゴメン大きな虫がいたんでつい吹っ飛ばしちゃったよ(#^^#)」
ケイジュが手にしたトレイがへこんでいた。これで思いっきり殴ったらしい
「ま、まぁ…春ですものね…(;^ω^)」
「もうすぐ夏ですし…(;^ω^)」
「大きな虫が出ても仕方ありませんね…(;^ω^)」
さすがケイジュ信奉隊?チューリ嬢達がすかさずフォローする…ちょっと苦しいが
「まぁそんな大きな虫がいたの?全然気づかなかったわ(゜o゜)」
天然王女もそれに乗る
「…はぁ~~もういいわよ、呼び方なんて…(=_=)」
正直今さら猪男に名前で呼ばれても違和感を感じるだけだ
「ダメよ!けじめはつけないと(`・ω・´)」
王女がやけにこだわる
「そう言われても散々言われてきましたし、今さら名前で呼ばれても気持ち悪いです。」
「…じゃあ『平民女』というのはどうかな?これならスパイ呼ばわりじゃないし(#^^#)」
「それって悪口じゃないかしら?(´-ω-`)」
「そんな事ありませんよ?平民は国を支える立派な職業ですし、それで引け目を感じる方が失礼ですよ(#^^#)」
「はぁ~~もうそれでいいわ面倒くさい(´-ω-`)」
「…そうなの?(´・ω・`)まぁアイリスがそういうなら…」
こうして勝負は決着がついた
「ところで何でアンタあの時殴ったの?」
昼食後教室に戻りながらケイジュに聞いてみる
「ん?ん~~~何かムカついたから(#^^#)」
「何それ(´-ω-`)」
相変わらずよく分からない男だ
今日も学園は平和です
話の進展とギャグが両立できない…う~ん(~_~;)




