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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
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16.密偵見習いはテスト勝負する(後)

私と猪男が今度のテストで護衛の座をかけて勝負するというのはあっという間に広まった。

大半は面白そうと傍観してるが、身内は様々な反応だった。

チューリ嬢達は「あの猪男なら楽勝ね、ぜひ王女の護衛になってほしいものだわ」と言っているし、王女は「絶対負けちゃダメよ?(`・ω・´)」とプレッシャーをかけてくる

ケイジュはと言うと…「難しいところかな?幼馴染と同じ役員だしね?どっちも応援するよ(#^^#)」と言っていたが「本音は?」と聞くと「微妙だな…お前には王女情報を流してほしいし、あの猪には王女と婚約破棄になるくらい仲良くなってほしい…うん、やはり後者の方が良いな。という訳で負けてくれ」と言ってきたのでとりあえず殴っておいた。何故かオタク王にまで伝わっていて「マリアに男の護衛なんてヤダ~~~絶対勝って(>_<)」という手紙が届いた


「う~ん」

テスト前日。教科書と睨めっこする

テスト範囲は確認済みだ。8割方頭に入っているが100%ではない。やるからには完璧を求めたい。押しつけられた任務だが引き受けた以上はやり遂げたいのだ。とりあえず覚えられる限りは覚えた。後は相手の出方次第だ。


~一方こちらはケイト側~


「よし完璧だ!!」

何日も徹夜してテスト範囲は全て暗記した。正直内容はサッパリだが暗記すれば何とかなるだろう

「フハハハハ見てろよスパイめ!!(*^▽^*)」

「やぁ頑張ってるね」

「あ、会長」

声をかけてきたのは会長だった

「頑張るのは結構だけどここは図書室だから静かにね?(#^^#)」

「あ、すみません(;´・ω・)」

そういえばそうだった

というか会長に会うこと自体久しぶりだ。そこで気づく

「すみません。俺ここのところ生徒会に顔を出してませんでした(;´・ω・)」

テスト勉強にかかりきりですっかり忘れていたのだ

「あぁいいよ。どうせこの時期はみんなテストにかかりきりで大した活動もないし(#^^#)」

「すみません(;´・ω・)」

「どうせいても役に立たないし(小声)」

「え?何かおっしゃいましたか??(´・ω・`)」

「ううん何でもないよ。勝負の事聞いたよ?勝てるといいね(#^^#)」

「はい!必ずや勝ってあの女に土下座させてやります(`・ω・´)」

「ふぅ~ん土下座かぁ…君分かってる?(#^^#)」

「え?(;´・ω・)何がですか?」

「この勝負は王女が申しこんだものだ、王女も言っていたろう?『君が勝ったら何でもする』って。当事者は君とアイリスだけど勝負の対象は王女も入ってるんだ。アイリスが土下座するなら王女もする事になるんだよ?君、王女に土下座させるの?凄いねぇ(#^^#)」

「えっ!!(;゜Д゜)い、いやそれは…王女様とあの女は別じゃ…」

「王女が人前で『君が勝ったら何でもする』って言ったんだよ?君もそれを受けたし取り消せると思う?(#^^#)」

「そ、それは…(;゜Д゜)」

「それじゃあ頑張ってね。どちらが勝っても恨みっこなしで(#^^#)」

「は、はい…(;゜Д゜)」



~テスト終了、結果発表~


「「「「「………………」」」」」

アイリス 485点

ケイト=アグリモニー 10点


何やってんだあの猪男

「やったわアイリスおめでとう(*^▽^*)」

王女が喜んで抱き着いてくる

「ありがとうございます」

「「「チッ!不甲斐ない男ね」」」

舌打ちしてくるチューリ嬢達。正直だ

離れた場所で茫然と結果を見上げる猪男

「………」

やがてこちらに気付くとキッと睨んでくる

「チクショ~~~~王女様の為だからな~~~~~~(ノД`)・゜・。」

そのまま泣きながら逃げていった…意味不明だ

ふとこちらをみてるケイジュに気付く

「アンタが何か言ったの?」

駆けよって聞いてみる

「ちょっとからかっただけだったんだけどな(;^ω^)まさかここまで大差になるとは…残念だ」

「何言ったの?」

「お前を土下座させる~と言ってたから『じゃあ一蓮托生の王女も土下座させるんだな』って言ったんだ。本気で『自分が勝ったら王女を土下座させることになる』と思いこむとは思わなかった」

「やっぱり猪ね」

王女は『私が負けたら何でもする』『猪男が勝ったら護衛に取り立てる』とは言ったが『土下座~』は猪男が1人で勝手に思いこんで言ってる事だ。もちろん猪男が勝って土下座を求めれば私も王女もやらざるを得ないが、逆に言えば勝っても求めさえしなければ王女が土下座をする必要はない。


「まぁいいさ。また次を考える」

「せいぜい猪男を慰めてあげなさい、会長さん( ̄ー ̄)ニヤリ」

「あぁそうするよ(;^ω^)」

苦笑いしながらケイジュが去る


「アイリス~~お祝いに何か食べに行きましょう~~~チューリさん達と一緒に~~~(*^▽^*)」

「ちょっと!何で私もなのよ!?(;゜Д゜)」


私はいつもの騒がしい会話を聞きながら王女の元に戻って行った

今日も学園は平和です



後日オタク王から「戦勝祝い」とメッセージがついた三段重ねのウエディングケーキが届いた


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