15.密偵見習いは授業参観する⑥
私はゆっくりとケイジュ達に近づいていった
「おおアイリス!無事だったか、良かった良かった~~(ノД`)・゜・。」
大泣きするオタク王
「アイリス!出てこれたのね…良かった。ごめんなさい私のせいで…(/_;)」
「貴方のせいではありません彼らのせいです。でも考えなしは直して下さい」
「ええ(/_;)」
「………おかえり」
「………ただいま」
「くそっ、何でだ!?ちゃんと縛って見張りも置いておいたのに!!」
お花畑(男)がボロを出す。やはりバカだ
「見張りならここにいるわ」
引きずって来たバカを差し出す
「これでハッキリしたな」
「その連中を取り押さえろ」
お花畑達が国王の命令で取り押さえられる
「お待ち下さい陛下」
意外にも学園長が止めに入った
「学園長よ。この者たちは王女を誘拐、脅迫し、護衛に怪我をさせ、罪のない伯爵令嬢に濡れ衣を着せた。許すわけにはいかん」
「もちろんそれは承知しております。ですが事は学園で起こった事、学園長の私が責任を持って相応の処罰を与えたいと思います。王女様や護衛の方はもとより他の生徒や教師達も被害や迷惑を受けました。皆が納得できるような処罰を与えたいと思います。必ず陛下に納得いただける処分にしますので」
「うーむ、そこまで言うなら仕方ない。処分はそなたに任せよう」
そう言って縛られたお花畑達が学園長に引き渡される
顔を輝かせたお花畑達はすぐに凍りつく事になる
学園長はじめ教師陣達が血走った眼で睨んでいたからだ
無理もない。今日の参観日の為に教師陣は神経を尖らせていた、何日も徹夜した教師もいた。その努力をこの馬鹿達に無にされたのだ
『直接手を下さなければ気が済まない』
彼らの目がそう言っていた
生徒達も同様だ
国王はじめ上級貴族がたびたび来ることは難しい
参観日が年2回なのもその為だ
基本的に代理を立てたり交代制で来るので次の参観日に国王が来ることはなく「国王に直接アピールできる」というまたとない機会を逃してしまったのだ
午前中もあったが勉強の苦手な生徒は午後の体育に賭けていたのだ、それがふいになった
生徒のほぼ全員が何かしら凶器を持ってお花畑を取り囲んでいた
包囲の外では素振りしてる生徒もいる
彼らの地獄はこれからだった
「さて、もうこんな時間か。残念だが城に戻らねばならん。午後の授業は中止だな。娘の晴れ姿を楽しみにしてたのに残念だ(~_~メ)ジロリ」
王がお花畑を睨む
「えぇ私どもも残念ですわ(~_~メ)」
学園長も睨む
「「「「ヒィッ!」」」」
怯えるバカ達
「良い報告を期待しているよ学園長」
「はい必ずやm(__)m」
そう言って王や貴族連中は帰って行った
次回はお待ちかね?のざまぁです( *´艸`)




