15.密偵見習いは授業参観する③
私と王女は縛られて体育倉庫の床に転がされた。
「よくもやってくれたな、平民女が!!」
先の2人が私を蹴り飛ばした
「っ!」
「きゃあっ!アイリス、何てことするの!?」
「平民女の癖に生意気だから躾をしてるんですよ」
「まぁバカ王女にはわからないでしょうがね」
バカ2人が私と王女を嘲笑った
そのまま私は暴力を受け続けた
「おい、そのくらいにしておけ。それより今後の事を考えないと…」
「「あぁそうだった」」
「マズイ事に王女が居なくてバカ王が騒いでる。このままじゃ断罪どころじゃない、ここが見つかるのも時間の問題だ」
「あら簡単よ。逆手に取ればいいのよ」
「「「え?」」」
「王女の誘拐もあの女がやったことにすればいいのよ。そうすれば最低でも国外追放、上手くすれば一族もろとも処刑に持ちこめるわ」
「「「なるほど~~~」」」
「良い案だな」
「さすがフランだな」
「となるとこいつらは邪魔だな。ここで始末するか」
「ダメよ。王女にはあの女に誘拐されたと証言してもらわないと」
「しかしいくら何でもそれは無理だろう?」
「この平民女を人質にすればいいわ。ついでに私達に救出されたと言ってもらえば王の覚えもめでたくなって出世し放題よ」
「「「なるほど~~~」」」
「さすがフランだな」
「美しいだけでなく頭もいいんですね」
「貴方が伯爵夫人になったら領民は幸せでしょうね」
「そんなぁ~~~ホントの事~~~~もっと言って♡キャッ(*ノωノ)」
「「……………」」
物凄いバカである
思わず力が抜けそうになった
さすがの王女も呆れた顔をしていた
「さて王女。平民女の命が惜しければ証言していただきましょう」
「嘘をついて人を陥れるなんて出来ないわ!」
「じゃあこの女が死んでもいいんですね?」
「それは…」
「おいお前たち。王女が素直になるよう協力しろ」
再び男2人が私に近づいてくる
暴力を受ける
「やめて!わかったからアイリスを傷つけないで!!」
男たちの手が止まる
「最初からそう言っていればいいのに。無駄な手間をかけさせるなんて本当にバカな王女ね」
「「「全くだハハハ」」」
嘲笑う男たちと悔しそうに項垂れる王女
「では行きましょうか王女。あぁお前は念のため見張りに残れ」
そう言ってお花畑達は王女を連れて出て行った
う~ん格闘シーン苦手(=_=)




