表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第2章.密偵見習いは進級する
198/259

10.猪男は笑撃の事実を知る⑤

ブックマーク減った…せめて感想欲しい(=_=)

「う~イタタ、一昨日から殴られてばかりだ…」

殴られたばかりの左頬を抑える。

「自業自得でしょう!」

平民女はまだ怒りが収まらないのか、いちいち怒鳴ってくる……喉疲れないか?

「落ち着け、どうどう」

とりあえず宥めてみる。

「ムカつく宥め方だけど、確かに怒っても仕方ないわね」

平民女は深呼吸すると、ようやく落ち着いた。

「それでアンタはどうするの?」

当たり前の事を聞いてきた。

「もちろん誤解を解く!」

拳を握って主張すると、平民女が呆れた目を向けてくる。

「全校生徒の前であれだけ堂々と宣言しておいて、今さら勘違いでしたなんて通じると思うの?もう学校中が信じ切ってるわよ」

(あれ?何か変だな)

平民女の台詞に違和感を感じた。

「いやしかし当事者全員が否定すれば…」

「当事者全員って誰?私と会長は否定するけど、王女は認めるだろうから、全然解けないわよ」

「え?王女様?」

嫌な予感がする……いや俺が気づかなかっただけか?

「そうよ」

「でもお前と王女様は恋仲じゃないんだろう?」

「私は恋仲じゃないけど、王女はアンタと会長が恋仲だと信じてるわ」

「……………ええ―――――――――っ!!!!!!!」

本日最大の衝撃だった。

よりにもよって王女様にまで誤解されてるなんて…

あぁ…俺はもうだめだ

意識が遠くなっていくのを感じる…

「俺はもうダメだ……墓にはブタの丸焼きソース味を供えてくれ…」

「寝言が言えるなら大丈夫ね。ブタの丸焼きはアンタの墓の前で貪り食ってやるわ」

その一言に意識が覚醒する。

「何てこと言うんだ!俺の物は俺の物だ」

「はい、おはよう」

「あ、あぁおはよう」

慌てて床から起き上がった俺に、平民女が目覚めの声をかけてきた。

とりあえず挨拶を返す。


「しかし王女様か…うーん」

よりにもよって一番誤解してほしくない相手が、信じ切っているとは…

「当事者全員で否定するというのはいい案だけど、王女が肯定してしまったら、結局誤解は解けないでしょうね」

平民女も噂が静まってほしいのか、一緒に考えてくれている。

正直一人でいい案も浮かばないので、ありがたい。

「まずは王女の誤解を解くのが先ね」

「そうだな、それから全校生徒の前で宣言を……あれ?」

「何?」

唐突に気付いた。

「今気づいたんだが、もし皆の誤解が解けた場合、王女様が人騒がせなウソをついた事にならないか?」

「王女が人騒がせなのは、今に始まった事じゃないじゃない」

「しかし王女様が嘘つき呼ばわりされるのは……そうだ!」

「…何よ?」

平民女が怪しい物を見るような視線を向けてくるが、構わず続ける。

「こうなったら会長に頼んで、本当に恋仲になってもらうしか………おぶぅっ!」

「ふざけた事言ってんじゃないわよ――――――!!!!」


何故か怒り狂った平民女の渾身の一撃を受けて、俺は宙を舞った。





何故か無性にイラつく(# ゜Д゜)byアイリス

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ