10.猪男は笑撃の事実を知る②
ブックマーク増えた気がする…もし増えたならありがとうございます<(_ _)>
5/30タイトルの番号間違えてたので修正しました<(_ _)>
(引き続き猪視点です)
「全くあのちびっこ共め」
週末、実家の部屋にて俺は憤慨していた。
衝撃の台詞のせいであの後何も手につかず、ちびっこ達と口ゲンカで終わった。
「俺の会長への純粋な想いを、邪な目でみるなんて!」
だが幸いな事に色眼鏡で見てるのはあの3人だけだ、ならば次あったらキチンと訂正すればいい。
この時の俺はそう思っていた…
「どうしたケイト、もう食べないのか?」
父上が心配そうに聞いてくる。
「あ」
しまった。
ちびっこ達の件が気になって、ついボーッとしてしまった。
手元を見るとスープを掬ったまま、手が止まっている。
「珍しいわね、貴方が食事の手を止めるなんて」
「ホント。いつもなら2回くらいお代わりするのに」
母上と姉上も心配そうに声をかけてくる。
「すみません…学園でちょっと気になる事があって」
悩みは速攻解決したいが、週明け学園に戻るまではどうしようもない。
じれったいあまり、つい思考が堂々巡りしてしまう。
俺が返すと母上と姉上が目を輝かせて聞いてくる。
「それってもしかしてローレル公爵子息の事?」
「やっぱり離れ離れはつらいわよねぇ」
姉上は何故か腕を組んでウンウンと頷いている。
「まぁ…そうですね。早く学園に戻りたいです」
会長絡みだし、早くちびっこ達に会って解決したいのは事実だ。
「しかしここで悩んでても仕方ないだろう?とりあえず食事をしたらどうだ?」
「そうそう、空腹だと力も出ないしな」
父上と義兄上が食事を勧めてくる。確かにそうだ。
ちびっこ達はあれで口が達者だし、1:3で言い負かされるかもしれない。きちんと食事をとって、空腹で頭が回らないなんて事にならないようにしなければ!
中断してた食事を再開しようと、スプーンを口に運ぶタイミングで母上と姉上が口を開いた。
「まぁ貴方、デリカシーが無いですわね」
「好きな人とは一瞬でも離れたくないと思うのが、恋心というものよ。ケイトも愛しのケイジュ様と離れ離れになって寂しいのよ」
瞬間俺は思いっきりスープを吹いて正面に座ってた母上にかけてしまい、思いっきり殴られた。
短めですみません<(_ _)>




