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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第2章.密偵見習いは進級する
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お正月パラレル童話「三枚のお札」

明けましておめでとうございます(*^▽^*)顔文字特別復活

昔々あるところにお寺があり、和尚と小僧が住んでました。

ある日和尚が小僧に言いつけました。

「日課のトレーニングをしてるから、境内の掃除を頼むぞ(´・ω・`)」

「お任せ下さい('ω')ノ」

そう言って和尚は本堂で腕立て伏せを、小僧は箒を持って掃き掃除を始めました。

するとそこに知り合いがやってきました。

「あ、ちょうどよかった。豆の皮むきするのに人手が足りないの、手伝ってくれない?(´-ω-`)」

「は?嫌だよ面倒くさい(`・ω・´)」

「…山姥さんも困ってたわよ(´-ω-`)」

山姥は近くの山の頂上近くに住んでて小僧が密かに思いを寄せている女の子です。何で山姥かと言うと妖怪のように傍迷惑で理解不能なのでそう呼ばれてます。

「それを早く言え!お手伝いに行くぞ(`・ω・´)」

小僧は箒を放り出して知り合いと一緒に山に向かいました。


しばらくしてトレーニングを終えた和尚がやってきました。

「あぁいい汗かいた……っていない!(;゜Д゜)」

境内には箒が落ちてるだけでした。

「サボりとは許せん!お尻ペンペンの刑だ!(`・ω・´)」

和尚は怒って小僧を追いかけました。


小僧が歩いてると後ろから「待て~~」という声が聞こえてきました。

振り向くと土煙を上げながら和尚が怒り顔で走ってきてます。

「あ、しまった!境内の掃除忘れてた(;゜Д゜)」

小僧はようやく掃除をサボった事を思い出しました。しかし今さらです。

「あらら(´-ω-`)」

知り合いは呆れ顔です。

「頼む、助けてくれ!(;゜Д゜)」

「嫌ですよ、面倒くさい(´-ω-`)」

小僧は助けを求めましたが、断られました。

「タダ働きはしない主義なんです(´-ω-`)」

「じゃあ雇われてくれ!報酬払うから!(;゜Д゜)」

「わかりました。じゃあ一筆書いて下さい、口約束だと忘れそうだから(´-ω-`)」

知り合いが何故か袖から紙と筆を出しました。

「えぇ!?(;゜Д゜)」

「書かないと助けません(´-ω-`)」

そうこうしてる間に和尚が近づいてきました。

「仕方がない、その代わり頼んだぞ(;´・ω・)」

小僧は急いで一筆書くと「後は頼んだ」と言い残して逃げていきました。

知り合いは紙を受け取ると「字が汚いなぁ」と言いながら、懐に納めました。

そこへ和尚がやってきました。

「小僧はどこへ行った(`・ω・´)」

開口一番聞いてきます。

「掃除中に便所に行ったら紙が少なくなってたので、用を足してついでに買いに行きました(´-ω-`)」

知り合いは堂々と嘘をつきました。

「何?それは大変だな(;´・ω・)それなら掃除を中断しても仕方ないか」

「そうでしょう。とりあえず小僧が紙を買ってくるまで、寺で待っていては?(´-ω-`)」

「それもそうだな(;´・ω・)」

和尚は寺に引き返しました。

「遠回りになるけど別の道から行こう(´-ω-`)」

知り合いは和尚を見送った後、そう呟くと小僧の行った道とは別の道に行きました。

便所に入った和尚が嘘に気づくまで、あと数十分。


小僧が走ってると今度は別の知り合いに会いました。

「あら小僧じゃない。ちょうどいいわ、洗濯物が溜まってるのよ。寺の者なら人助けして頂戴(´・ω・`)」

そう言って知り合い②は山のような洗濯物が入った盥を押し付けてきました。

「俺は急いでるんだ!人助けならこの後和尚が来るから、そっちに頼んでくれ!(;゜Д゜)」

そう言って慌てて逃げていきました……盥を蹴倒して

「ギャ――――――!!(;゜Д゜)」

せっかく洗った洗濯物まで泥にまみれて汚れてしまいました。

そこへ和尚がやってきました。

「小僧はどこへ行った!(`・ω・´)」

「小僧の不始末は保護者の責任よ!アンタが洗い直しなさい!!(# ゜Д゜)」

和尚は怒り狂った知り合い②に洗濯物の山を押し付けられました。


和尚が洗濯物の山と格闘してる頃、小僧は必死に逃げてました。

するとそこでまたも別の知り合いに会いました。

「こんにちは、小僧さん。良ければ水瓶を運んでもらえませんか?足を骨折してしまって…(;´・ω・)」

「またかよ、いい加減にしろよ!(;゜Д゜)何十回骨折すれば気が済むんだ!」

「うぅ…キツイ言い方だけど反論できない(T_T)」

そこへ再び和尚が追い付いてきました。

「もう許さんぞ!公開刑にしてやる(`・ω・´)」

どうやら人前でお尻ペンペンする気のようです。これは恥ずかしい。

「そうだ、運ぶならいい手があるぞ!え―――い(`・ω・´)」

「あぁっ!(;゜Д゜)」

知り合い③が止める間もなく、小僧は山の斜面から水瓶を転がしました。

「うわぁっ!(;゜Д゜)」

転がって来た水瓶が命中し、和尚はずぶ濡れになりました。

その隙に小僧は逃げていきました。

「おのれ小僧!(`・ω・´)」

知り合い③のところまでやって来た和尚はカンカンです。そこに知り合い③が声をかけます。

「おたくの小僧さんが水瓶を割ってしまいました。責任取って新しい水瓶を用意して、水を汲んで下さい。ついでに私も家まで送って下さい(`・ω・´)」

知り合い③も静かに怒っているようで、和尚は迫力に押されました。

「いやでも小僧を追わないと…(;´・ω・)」

「仏に使えるものが保護者として責任を取らない上、けが人を見捨てていくのですか?(`・ω・´)」

結局和尚は寺に戻って新しい水瓶を持ってきたり、知り合い③を家まで運ぶ羽目になりました。

「絶対に許さんぞ小僧!公開刑+晩飯抜きにしてやる!(# ゜Д゜)」

和尚はさらに怒りました。


一方上手く逃げ出した小僧は知り合い④に会いました。

「こんにちは小僧さん('ω')ノ」

「よう。お前は相変わらず小さいな(´・ω・`)」

「大きなお世話です('ω')」

「ところでこんなところで何やってるんだ?(´・ω・`)」

「山姥さんちで夕飯のお手伝いをすると、ご相伴にあずかれるのでみんなで行くところなんです('ω')ノ」

小僧がよく見ると知り合い④の後ろにたくさん人がいました。

「家族か?ずいぶん大人数だな(;´・ω・)」

「家族+親戚+近所の友達です('ω')ノ」

そんな風に和やかに話してると、和尚が近づいてきました。

「待て~~(# ゜Д゜)」

「あ、そうだった!追われてたんだった!(;゜Д゜)」

小僧は追われてるのを思い出して、慌てだしました。

「追われてるんですか?じゃあ私達が足止めしますから、今のうちに逃げて下さい('ω')ノ」

「ありがとう、恩に着る!(`・ω・´)」

そう言って小僧は走って行きました。

「逃がさんぞ小僧~~(# ゜Д゜)」

「ここから先は行かせません('ω')」

「私達が相手です('ω')ノ」

そう言って知り合い④達は和尚に向かって行きました。和尚にしがみついて行かせまいとします。

相手は小っちゃいのですぐ振り払えるのですが、払っても払ってもまたしがみついてくるので、和尚は中々進むことが出来ません。その間に小僧は山姥の家にたどり着きました。


「こんばんは山姥さん!(`・ω・´)」

「いらっしゃい小僧さん(*´ω`*)ちょうど豆ごはんができたところよ~」

いきなり戸を開けて飛びこんできた小僧に、驚くこともなく山姥は迎え入れました。

「あ、ありがとうございます。(´・ω・`)」

小僧が囲炉裏の前に座ると、山姥が豆ごはんの入ったお椀を差し出します。

「やぁこれは美味しそうだ(*^▽^*)いただきま~…」

「とうとう追いついたぞ小僧~~(# ゜Д゜)」

そこへ知り合い④達をしがみつかせたまま、和尚が飛びこんできました。

「あら~いらっしゃい(*´ω`*)」

「あわわ…和尚さん(;゜Д゜)」

何も知らない山姥は歓迎しましたが、怒り心頭の和尚を見た小僧はガクブルです。

「よくも掃除をサボったり、洗濯を押し付けたり、水瓶を転がしてくれたな~~。夕飯抜きでお尻ペンペンの公開刑だ!!(# ゜Д゜)」

「まぁまぁ落ち着いて~。その前に豆ごはんをどうぞ(*´ω`*)」

そう言って山姥は和尚にも栗ごはんを差し出しました。

「ふん、どうせ豆ごはんしかないんだろう(`・ω・´)」

和尚は悪態をつきながらも、豆ごはんを平らげました。

「栗きんとんもあるわよ~(*´ω`*)」

そう言って山姥は栗きんとんを差し出しました。

「おぉ気が利くな。疲れた時は甘いものだ(*^▽^*)」

そう言って和尚は栗きんとんを口にすると…


「グハァッ!!!!」


そのまま倒れました


「お、和尚?(;´・ω・)」

「あら~どうしたのかしら~?(*´ω`*)」

「うわぁっ!この栗きんとん、毬栗が入ってます!!(;゜Д゜)」

和尚についてきた知り合い④達が栗きんとんを調べると、中から棘だらけの毬栗が出てきました。

「あらら~失敗(*´ω`*)」

「食べなくてよかったです(;´・ω・)」

「食中毒か…恐ろしいな(;´・ω・)」

「食中毒以前の問題だと思いますが(´-ω-`)」

「「「ん?」」」

全員が怪訝に思って見回すと、いつの間にか知り合いが紛れこんでました。

「おぉ知り合い①!無事だったか(*^▽^*)」

「えぇ何とか(´-ω-`)」

小僧は知り合いの無事を喜びました。

そこに山姥が疑問を口にします。

「ところでこの人どうしよう~(*´ω`*)」

山姥の言葉に全員が足元でピクピクしてる和尚を見下ろしました。

「小僧が寺に連れて帰ればいいと思います(´-ω-`)」

「「「「賛成~~」」」」

知り合い①の言葉に小僧以外全員賛成しました。

「え、俺が連れ帰るのか?俺追われてたんだけど(;´・ω・)」

「どうせ治る頃には忘れてるわよ(´-ω-`)」

「和尚の方が体大きいんだけど(;´・ω・)」

「荷車を貸してあげるわ~(*´ω`*)」

「ここから寺まで遠いんだけど(;´・ω・)」

「ここまで走って来た人が何言ってるんですか?('ω')」

小僧は何とか回避しようとしましたが、押し切られてしまいました。

仕方なく荷車に乗せて和尚を寺まで運びました。


~1か月後~

「小僧!今日は床掃除だ!(`・ω・´)」

「はい!(;゜Д゜)」

「こんにちは和尚さん、今日は栗まんじゅう作って来たんだけど~(*´ω`*)」

「ひぃっ!栗まんじゅうコワイ!!(;゜Д゜)」

あの後和尚は半月で全快しましたが、知り合い①の言った通りその頃には小僧のした事も、毬栗きんとんの事もすっかり忘れてました。

ただ1つだけ何故か栗嫌いになりました。



終わり




今年もよろしくお願いします<(_ _)>

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