74祭りの後で②(ライバル令嬢とゆかいな仲間たち)
ブックマークありがとうございます。ミーレ視点です<(_ _)>
「うわ~んうわ~んケイジュ様~~(>_<)」
部屋中にチューリ様の泣き声が響き渡る。
騒動の後リージアさんと一緒に気絶したチューリ様を自室に運んで介抱したけど、先ほど気が付いてからずっとこの調子だ。
耳をふさぎたいけど気を悪くするだろうし、至近距離なのであまり効果もないだろう……口をふさいだ方がいいかな?いや気が済むまで泣いた方が良いだろうし、もう少し様子を見よう。
「チューリ様おいたわしい…まさかこんな結果になるなんて(;´・ω・)」
リージアさんがもらい泣きすると、少し落ち着いたのかチューリ様が泣き止む。
「まさかケイジュ様にそっちの趣味があったなんて…(=_=)」
と思ったら今度は落ちこみ始めたので聞いてみる。
「それで今後どうします?今度は猪男との仲を邪魔してみますか?('ω')」
すると意外な答えが返ってきた。
「いいえ、ケイジュ様の事はもう諦めるわ…Sにはなれても男性にはなれないもの(=_=)」
「「あぁ~~」」
それはそうだ。
「それに政略ならともかく愛し合ってる2人を引き裂くなんてできないわ(=_=)」
「それもそうですね(;´・ω・)」
「じゃあこれで活動も終わりですね('ω')」
締めくくろうとしたがチューリ様から異論が出た。
「いいえまだよ(`・ω・´)」
「「え?」」
思わずリージアさんとハモる。
「引き裂きはしないけど男同士なんて波乱すぎるもの。猪男がケイジュ様にふさわしいか見極めるわ(`・ω・´)」
「なるほど~('ω')」
「じゃあもう少し頑張りましょう(*^▽^*)」
何だかリージアさんが嬉しそうだ。何でだろう?
「頼むわね2人とも(`・ω・´)」
「お任せ下さい(*^▽^*)」
「それでふさわしくなかったらどうするんです?引き裂くんですか?('ω')」
「その時は猪男を躾けるわ(`・ω・´)」
「猪の調教ですね('ω')」
「お任せ下さい。その時は調教師を呼びますわ(*^▽^*)」
「じゃあ私は猟師を呼びますね('ω')ノ」
猪ってお肉美味しいんだよね………あれ何か話ずれちゃったかな?まぁいいや
「じゃあ方針も決まったし、話は終わりね(`・ω・´)」
「はいおやすみなさいチューリ様<(_ _)>」
「失恋してもあまり落ちこまないで下さいね('ω')ノ」
「あ、バカ!(;゜Д゜)」
「あ(;´・ω・)」
せっかく話がまとまったのに余計な事を言ってしまった…
「うわ~んうわ~んケイジュ様~~(>_<)」
またもチューリ様が泣き出してしまった。
「チューリ様失言でしたすみません。泣き止んで下さい(;´・ω・)」
「うわ~~~~~~ん(>_<)」
謝ったけど聞いてもらえない、困ったなぁ。
「ミーレ失言よ(;´・ω・)」
「はいすみません(´・ω・)」
「責任取って何とかしなさい(;´・ω・)」
「はい('ω')ノ」
仕方ないので懐からクッキーと小瓶を出すと小瓶の中身をちょっとクッキーにかけてチューリ様の口に突っこむ。
「ムグッ!?」
「チューリ様これでも食べて落ち着いて下さい('ω')ノ」
これで静かになるはずだ。
モグモグ……バタッ
クッキーを食べたチューリ様はそのまま眠りについた。
言っとくけど永遠の眠りじゃないよ?
「貴方何食べさせたの…いえクッキーなのはわかってるけど、その小瓶の中身は何?(;´・ω・)」
「眠り薬です。持ってると色々便利なので('ω')ノ」
「何に使う気!?(;゜Д゜)」
リージアさんが突っこんでくる。
「色々です。これ以上は企業秘密です('ω')ノ」
そう言って小瓶を懐にしまう。
ちなみにクッキーはスノーナイトパーティの残りをガメてきたものだ。私だけでなく貧乏貴族や平民の人も良くやっている。後片付けを手伝う合間にやれば全然バレない。たまに同じくガメてる人と目があったりするけど互いに見ないフリをする。食べ物は大事にしないとね。
「ところで私からも聞いて良いですか?('ω')」
チューリ様をベッドに運びながらリージアさんに聞く。
「なぁに?私に答えられることならいいけど(;´・ω・)」
「そんなに難しくないです。リージアさんさっきからちょっと嬉しそうなんだけど何でかなぁって('ω')」
そう言うとリージアさんが気まずそうに眼をそらす。
「別に深い意味はないんだけど…(;一_一)」
「ないけど?('ω')」
「ケイジュ様と猪男の噂が大きく広まればアガーの噂も消えるかなって(;一_一)」
「あ~なるほど(´-ω-`)」
納得だ。
取り巻き達はちょっと腹黒気味です。




