72.腹黒は被爆する
短め+BL表現あり
少し修正しました。
突然の爆弾発言に会場が静まり返る。
一斉に手と口を止めてこちらに注目する。
「えーと姫今何と?(*^▽^*)」
グラス片手にケイジュが尋ねる。
一応ショックを受けたように見えるが長年の付き合いで分かる、あれは内心大喜びしてる。
すると王女はケイジュをキッと睨んで再び爆弾を落とした。
「貴方と婚約破棄すると言ったんです、貴方のような二股かける見境のない方とは婚約できないわ!アイリスは私が幸せにします!貴方もケイトさんとお幸せにどうぞ!!」
「「「「「「「「「「……………えぇ~~~~~!!!!!」」」」」」」」」」
会場が一瞬凍り付いた後大混乱になった。
「え、何それどういうこと!?(;゜Д゜)」
「つまり会長は王女様と婚約してるのに他の女に手を出してたっていう事!?(;゜Д゜)」
「しかも『ケイトさんとお幸せに~』って女だけでなく男にも手を出してたのか!?(;゜Д゜)」
「ケイトって騎士団長子息のケイト=アグリモニーだろ?俺時々会長と2人きりで親密そうにしてるの見た!!(;゜Д゜)」
「じゃあやっぱり本当だって事?(;゜Д゜)」
「もしや生徒会は会長のハーレム!?(;゜Д゜)」
「やべぇよ俺生徒会役員だよ狙われるかも…(;゜Д゜)」
とっさに男子生徒の1人が尻を隠して後ずさりする。
すると男子全員尻を隠して潮が引くようにケイジュから離れた
パンパン!
会場にケイジュが手を叩く音が響き渡った。
「皆落ち着いて、姫の思い込みだから。姫どうしてそんなことを思ったんです?(#^ω^)」
ケイジュの言葉に皆少し冷静になったようだ、王女に注目する。
「え、だってこの本…(;´・ω・)」
そう言って王女が手持ちのバッグから一冊の本を差し出す。
(何でパーティに本なんか持ってきてるんだ?いやそれよりあれってもしや…)
「本ですか?」
ケイジュが受け取ってパラパラと軽く目を通す。
周りも無言で注目する。
「「「「「「「「「「………」」」」」」」」」」
「…ふぅ。姫確かにこの本は僕や周囲の人間によく似てるようですが、あくまで本で架空の話ですから。この本に載ってるような二股や男同士の恋愛関係などありませんから。現実と混同しないで下さいね(#^ω^)」
そう言って青筋立てながら王女に本を返す。
(やはり王妃が書いた本か)
どうやら王妃がケイジュをモデルに書いた本を真に受けたようだ、人騒がせな。
周囲にも王女の勘違いだと伝わりホッとした雰囲気に包まれる。
しかしそれで終わらないのが天然王女の天然たる所以だった。
「でも姫が気になさるというなら婚約破棄をお受けしても…(#^^#)」
「でもこの間ケイトさんを押し倒してキスしてたじゃないですか~~~(>_<)」
ケイジュの発言を遮って王女が本日最大の爆弾を落とす。
「「「「「「「「「「え―――――――――っ!!!!!!」」」」」」」」」」
会場は再びパニックに陥った。




