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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
172/259

66.天然王女は悩みを打ち明ける

BLっぽい表現あります注意

アイリス達を見送った後ケイジュ様と特に会話もないままベンチでボンヤリする

(今がチャンスだわ!)

握りこぶしを作りながらケイジュ様に向き直る

「ケイジュ様!」

「何ですか姫?」

ケイジュ様はこんな時も優しく微笑んでる。きっと私の緊張をほぐそうとしてくれてるんだろう

笑顔を見るとちょっと決意が揺らぐ…

「あの、お聞きしたいことが…」

「会長!」

「王女様!」

「「え」」

突然割りこんできた声に驚いてみるとベンチの前に2人の女生徒が立っていた

1人はうちのクラスの人だけどもう1人は誰だろう?何だか見覚えがある気がするが…

「どうしたんだ?今日は生徒会は休みだろう?」

ケイジュ様が不思議そうな顔で女生徒に話しかける……思い出した!生徒会の人だわ

「休日に申し訳ありません、来月の学園パーティについて変更が…」

そう言ってこちらをチラッと見る…何かしら?

「?」

「すみません姫、ちょっとこみいった話のようなので…すぐ戻りますね」

視線に気づいたケイジュ様が言う

(あぁ内緒なのね)

ちょっと残念だが人の秘密を探ろうとするのは重大なマナー違反だとお母様とマナーの先生がおっしゃっていたわ

「わかりました。お待ちしてます…………はぁ」

2人が立ち去るとケイトさんの事を聞きそびれた事を思い出してため息をついた


「すみません王女様」

「え」

ため息をついたらもう1人の女生徒に声をかけられた

「せっかくのデート中にお邪魔してしまって…」

(あぁそういうこと)

どうやらデートを邪魔されて落ちこんでると思われたようだ

「さっきの子友達なんです。会長に至急伝えたいことが出来たから一緒に探してくれって頼まれたんです」

言いながら彼女は私の隣に座る

「そうだったの…」

残念だけどお仕事じゃ仕方ない。まだ時間あるし次の機会を…

決意を新たにしてると彼女がじっとこちらを見ていた

「…王女様もしかして何か悩みでもあるんじゃないですか?」

「えっどうしてわかったの!?」

驚いた。もしかして魔法使い!?

「ため息ついたり悩んでる様子だったので…良かったら私に話してみませんか?何かお役に立つかもしれませんよ?」

「それもそうね」

1人で悩んでても仕方ない

私はこれまでのいきさつを話してみた


「つまり会長がアグリモニー君と付き合っているか知りたいんですね?」

「えぇ…以前はアイリスとも付き合っていたようだし…どっちが本命なのか…」

言っててまた落ちこんできた

すると彼女は腕組みしながら意外な事を言ってきた

「う~んでもそれって聞く必要あるんですかね?」

「えっ(゜o゜)」

「だってどっちが本命でも王女様を差し置いて浮気をしているという事でしょう?」

「あ(;´・ω・)」

そういえばそうだ

「そもそも浮気していたとしても王女様に正直に『浮気しました』って言うとは限りませんよね?」

「嘘をつくって言う事?ケイジュ様はそんな人じゃないわ(>_<)」

ケイジュ様は優しい方だ嘘ついたり騙したりする人じゃない

「もちろん会長の人柄はみんな知ってます、だからこそ愛する人を守るため嘘をつく事もあるかもしれないという事です」

「愛する人?(;´・ω・)」

「もちろんアグリモニー君の事です、王女様の婚約者と恋仲と知れたら処罰されますしね」

「そんな!(>_<)」

聞かない方がいいの?でもこのままモヤモヤした気持ちでいるなんて!

葛藤してると彼女が提案してきた

「…聞かなくても確かめる方法はありますよ?(・∀・)ニヤニヤ」

「えっホントに?どうやって?(;´・ω・)」

「2人の様子を観察することです。恋人同士ならいつも一緒にいたりさりげなく距離が近かったりするものです(・∀・)ニヤニヤ」

「なるほど~(;´・ω・)」

言われてみればそうね

「…それ以外にもアグリモニー君に聞いてみるという手もありますよ?『会長の事をどう思っているか』ってね(・∀・)ニヤニヤ」

「そうね(;´・ω・)」

考えてみればケイトさんも当事者なのだから聞けばハッキリするだろう

「ありがとう、頑張ってみるね(`・ω・´)」

「はい頑張って下さい(*^▽^*)あ、これ参考書ですぜひ読んで下さい」

そう言って彼女は1冊の本を手に乗せてくる

「ありがとう(*^▽^*)夜にでも読んでみるね」

本当に親切な人だ

感謝しながら受け取ってバッグに入れる

「あ、戻ってきたみたいですね(*^▽^*)」

彼女の視線の先にケイジュ様と生徒会の人がいた

「お待たせしてすみません姫(;^ω^)」

「お邪魔してどうもすみません<(_ _)>」

合流するなり2人から謝られる

「お仕事は大事だもの~気にしないで下さい(*´ω`*)」

そう言うと生徒会の人はホッとした表情で顔を上げる

「ありがとうございます。それでは私達はこれで。ポーリアもありがとう」

「どういたしまして」

隣の彼女も腰を上げる

「それじゃあお2人共お邪魔しました<(_ _)>」

「また学園でお会いしましょう~('ω')ノ」

そのまま2人は立ち去った

(よし!観察頑張ろう)


その後アイリス達が戻ってきたので少し遅れた昼食を取った








操作完了!(・∀・)ニヤニヤ

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