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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
17/259

12.密偵見習いは後悔する(前)

入学して1か月ほど経った。

すっかり今の生活に慣れた。


「カルミア!僕はお前との婚約を破棄しこのサンドラと…」


ドゴーン!!


「キャーッ!グロリオ様!!」

「お~い、また誰かアルスト先生の地雷を踏んだぞ~」

「保健室連れてけー」

「心配ご無用。私が責任もって連れて行くよ。そこの女生徒も一緒にどうぞ。フヒヒ」

「「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」

「朝から元気ね~(*´▽`*)」

「そうですね」


席に着きカバンの中身を取り出そうとする

「あ」

「どうしたの?アイリス」

「ノートを忘れました」

「どうするの?取ってくる?」

「いえもう取りに行く時間が無いので購買部で買ってきます」

「行ってらっしゃ~い(*´▽`*)」

「えーと購買部は…」

そういえば購買部に行くのは初めてだ。

誰かに聞いた方がいいかもしれない


「すみません」

通りすがりの男子に聞く

「何だい?」

「購買部はどこにありますか?」

「エッ!君購買部に行く気なの!?(;゜Д゜)」

「はいそうですが」

「チャレンジャーだなぁ~~スゴイよ(;゜Д゜)」

「?」

「あいにく俺も知らないんだ。購買部は特定の場所になくて商品を持って校内を巡回してるんだ」

「そうなんですか?」

「あぁ。だから見つけるのは難しいし買うのはさらに難関だ。健闘を祈るよ」

「??」

キーンコーン

「おっと鐘が鳴った!もう行くね」

男子は教室に入っていった

「う~ん仕方ない探して回るか…」


~1時間後~


全然見つからない

いくら何でもおかしくないか?

もしかして校舎内じゃなく外か他の建物にいるのだろうか?

そう思いながら顔を上げた

廊下の先に―――


タンクトップの上にひよこエプロンを着たクーバー先生がいた


「!?!?!?」

訳が分からない

とりあえず近づいてみる

「あの~~クーバー先生、何をしてるんですか?」

「ん?何だ新入生か?兄を知ってるのか??」

「え、兄?」

「俺はローバー。クーバーの双子の弟で購買部をやってる」

「え、購買部!?」

「おお」

「ちょうどよかった、私ノートを買いに…ってえっ!?」

突然ローバーさんが走り出した。それも猛スピードで

「フハハハハハハハハ!!商品を売ってほしくば俺を捕まえてみろ!!!!!」

あっという間に走り去っていった


……………


「帰るか」


私は教室に戻った



長くなったので分けました<(_ _)>

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