パラレル童話「桃太郎」③
桃太郎が生まれてから数か月、おじいさんとおばあさんは深刻な悩みを抱えていました
「事態は深刻だ(=_=)」
「えぇ(=_=)」
囲炉裏の前で腕組みしながらおじいさんが言うとおばあさんも深刻な顔で同意しました
「先ほど確認したけど桃太郎が生まれて数か月しかたってないのにもう蓄えが4分の1近く減ってるわ(=_=)」
「桃太郎の食事や衣服、その他身の回りの品全部こちらで出すしかなかったからな(=_=)」
生まれたての桃太郎に職や蓄えがあるはずもなくそのまま放置もできず2人が自腹を切って桃太郎を養ってました
「このままでは我々まで一文無しになってしまう(=_=)」
「何とかしないと…(=_=)」
このまま蓄えが底をつけば3人路頭に迷うことになります。若くて体力ある桃太郎なら仕事を見つけられるかもしれませんが年寄りを雇うものはまずいません、野垂れ死に決定です
「とはいえ遠回しに『出ていけ』『仕事を探せ』と言っても通じなかったからなぁ(=_=)」
「薬も効かなかったし…(=_=)」
数か月の間2人も手をこまねいていたわけではありません。おじいさんがさりげなく何度も出て行けと言っても通じずおばあさんが一服盛っても野生のカンと驚異の胃袋で躱されてばかりでした
「あぁ何であの日洗濯に行ったんだろう…サボれば良かった(>_<)」
「お前は昔からくじ運がすこぶる悪かったからなぁ~(;^ω^)」
「言わないで、今ほど運の悪さを嘆いたことはないわ(>_<)」
おばあさんが頭を抱えて嘆くとおじいさんがフォローになってるかわからない言葉をかけてきました
「こうなったら仕方ない、正攻法で行こう(;^ω^)」
「正攻法?(=_=)」
「面と向かってハッキリ事情を説明して出ていくよう言うんだ、バカで大食いだけど悪人ではないから正論を言われれば反論できないだろう(;^ω^)」
「バカに通じるかしら?(=_=)」
「話術は得意だから言いくるめて押し切るさ、年寄り相手に野垂れ死にしろとは言えないだろう(;^ω^)」
「じゃあ私は外堀埋める準備をしてくるわ(=_=)」
そう言っておばあさんは部屋を出ていきました。すると入れ替わりに桃太郎が部屋に入ってきました
「ただいま戻りました~薪割り終わりましたよ(*^▽^*)お昼はまだですか?」
「2時間前に朝ごはん食べたばかりだろう!(# ゜Д゜)」
おばあさん不在の為珍しくおじいさんがツッコミを入れました
だるい…(´-ω-`)




