表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
151/259

閑話⑲.腹黒と密談

~ケイジュ視点です~


「ちょっとケイジュ」

ある日の放課後アイリスに呼び止められた、まぁ理由はわかってる王女の事だろう

「王女どうなってるの?というかサッサと解決してちょうだい迷惑よ」

(やっぱり)

文化祭の後王女がこちらを避けるようになった、十中八九ケイト君とデートしていたのが原因だろう

あれ以来王女は後ろめたいのか避けるようになり必然的に護衛のアイリスも振り回されている…マイペースなアイリスとしては食事もゆっくりとれないのが不満なのだろう

「食事位ゆっくりさせて頂戴」

(ほらな)

「俺に言うのはお門違いだろう?避けてるのは王女なんだから王女に言えよ」

そう言うとアイリスも反論してくる

「王女に言うよりアンタに言う方が早いから言ってるのよ。アンタなら丸めこんで収める位簡単でしょう?」

確かにその通りだが

「断る、このまま王女が婚約破棄してくれれば好都合だからな。食事したいなら自力で何とかしろ」

付き合いが長いせいかいくら言っても無理だと悟ったのだろう、こちらを恨めしそうに睨んでくる

「…光の早さでハゲてしまえ」

思わぬ反撃に顔が引きつる

「……ステキな言葉をありがとう、そうならないよう破棄に向けて一層努力するよ(#^ω^)」

「………」

そう返すと向こうも墓穴を掘ったのに気付いたのか引き攣った笑顔で返してくる

しばしの間お互い引きつり笑顔で睨み合った



アイリスと睨み合った後生徒会室に戻ると窓際で猪君が黄昏ていた

(今度はこっちか)

アイリスにはあぁ言ったが何もしない訳にはいかない、もちろん破棄の方向に向けてだが

「どうしたんだい?ケイト君、元気がないようだけど(#^^#)」

声をかけると落ちこんだ様子でケイト君が振り向いた

「会長…俺、王女様に嫌われちゃいましたどうしましょう?(=_=)」

「え?」

予想外の内容が返ってきた

「文化祭の後から王女様が俺を避けるようになったんです…俺どうしたら(=_=)」

「君を?僕じゃなくて?(;´・ω・)」

「はい…(=_=)」

「実は文化祭の後から王女様が週末遊びに誘ってもいつも断られるんです…それまではほとんど毎週出かけてたのに…(=_=)」

「う~ん(;´・ω・)」

(これは予想外だ…困ったな)

計画では王女と猪君を仲良くさせ2人が両想いになって王女から破棄を申し出ればそれで良し、ダメでも2人が睦まじくしてるのを理由に「不貞を働いた」として破棄するつもりなのだが…「2人が付き合っている」という噂はかなり広がっているがそれだけで破棄は無理だ。文化祭以前のデートの様子だけでは証拠として弱い…やはり今も付き合っているという証拠が欲しい

「…じゃあ姫をおびき出そうか(#^^#)」

「え?(;゜Д゜)」

驚く猪君に説明する

「内容はわかりましたが…王女様を騙すなんて…(=_=)」

イマイチ不満そうな猪君を説得する

「気持ちはわかるけどこれも姫のためだよ?このまま姫と気まずくなったら姫は僕と結婚することになるよ?そうなったらどうなるか…忘れてないだろう?(#^^#)」

さりげなく以前ついた嘘を思い出させる

「あ!そうでした(;゜Д゜)このままでは王女様は宰相に…」

「わかるかい?姫を守れるのは君しかいないんだよ(#^^#)」

ダメ押しすると猪君が力強く頷いた

「はい!わかりました(`・ω・´)俺が必ず幸せにします」

「うん頼んだよ(#^^#)」

(王女をおびき出すのはアイリスに頼むか…さっきの後で気が乗らないが『王女の件を解決したい』といえば協力する気になるだろう)

もちろん『王女の件』とは『王女との婚約破棄』であって『王女がこちらを避ける』件ではないがアイリスがどう解釈するかはアイリスの勝手だ


安堵していた僕はその時扉の隙間から様子をうかがう影に気づいていなかった

明日は本編休んでお正月小説(予定)です('ω')ノ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ