62.密偵見習いはしみじみと思う
キーンコーン
「そこまで。答案を回収する」
「「「「「「「「「「はぁ~~」」」」」」」」」」
期末テストが終わりクラスの大半がため息をつく
中には机に突っ伏してる人もいる
体育祭、授業参観、文化祭、テストとイベントが立て続いた影響で気が抜けている…いわゆる燃え尽き症候群のようだ、まぁもう少しすればクリスマスパーティがあるしまた元に戻るだろう
「今日のテストどうだった~?(*´ω`*)」
食堂で料理を受け取りながら王女が聞いてくる
「まぁまぁですね(´-ω-`)」
恐らく30~40番台くらいだろう目立つのも嫌だしあんまり下すぎて能力を疑われるのも困るので毎回そのくらいになるよう調整している
「私は今回はちょっとダメかも…何だか緊張してしまって(;´・ω・)」
「テストで緊張…ですか?」
ちょっと驚く。入学当初ならともかくテストなどもう何回も受けてるのに今さら緊張?
「ううんテストじゃないけどちょっと考え事してたら…(;´・ω・)」
「悩み事ですか?」
あれから王女の様子も戻ったので解決したかと思ったが違ったのだろうか?
「あぁあれは解決案を貰ったのだけど時間がかかるし初めてやる事だから緊張してしまって…(;´・ω・)」
「そうなのですか(´-ω-`)」
まぁ悩んでないならそれでいいか
「マリア=カラス!アンタには負けないわよ(`・ω・´)」
食事してると毎度おなじみチューリ嬢達が割りこんでくる
「久しぶりに聞きますねそのセリフ(´-ω-`)」
どういう心境の変化かここしばらくチューリ嬢が王女と張り合おうとしてなかった…平和でいいがなじみの台詞を聞くのもいい
「張り合う理由はなくなったけど何か負けるのが悔しいからよ(`・ω・´)」
「「そーよそーよ」」
コーラスも久しぶりだ
「そーですかまぁご自由に(´-ω-`)」
護衛には関係ない
「「負けないわよ」ってテストの事~?決めるのは先生達だしどうしようもないと思うけど~?(*´ω`*)」
そりゃそうだ、そもそも勝ち負けを決めるものでは………あるな
入学当初猪男に張りあわれたことを思い出す
思い出したのが悪かったのか猪男がケイジュと一緒にやってきた
「やぁ相変わらず楽しそうだね(#^^#)」
「王女様お邪魔します(`・ω・´)」
「………こんにちは(=_=)」
「「「「「「……………」」」」」」
一気に空気が悪くなった
何故か最近王女がケイジュ達に対してよそよそしい…というか避けてる
昼食時ぐらいしか会わないが会うと途端に普段のノンキ顔から渋面になり口数も少なくなる…ホント何なんだ
「王女そろそろ午後の授業の支度もありますし急ぎましょう」
「そうね(=_=)じゃあお2人ともごゆっくり」
王女に声をかけて一緒に席を立つ、残りの食事は残念ながら諦めた
「王女いつまで2人を避けるんですか?」
「ごめんなさいアイリス、冬休みまでには解決するからもう少し待って(=_=)」
「わかりました(´-ω-`)」
人間関係に口を出す気はないがゆっくり食事したいので早く解決しないかなぁとしみじみ思った
しばらく閑話が続くかな




