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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
149/259

61.天然王女は自覚する

しばらくギャグ減りそう(´-ω-`)

~アイリス視点です~


「はぁ~」

休み時間、王女が窓際で外を眺めながらため息をつく

文化祭が終わってからずっとこの調子だ何をそんなに気にしてるんだか、いや原因はわかってるのだが…

文化祭で猪男と一緒にケイジュハーレムを目撃したからだろう。しかし元々ケイジュがモテるのは知ってるはず(多分)だし婚約者とはいえ王命で決まったもので実際は友人のような付き合いだしそう落ちこむこともないはずだが…


それとも今飛び交ってる噂のせいだろうか

文化祭以降「王女が二股をかけている」もしくは「ケイジュから猪男に乗り換えた」と噂が立っている

相手が相手だけに誰も王女の前で言わないしそもそも噂に気づくほど王女が周囲に敏いとも思えない

(一体何を思い悩んでいるのやら)

気にはなるが追求して巻き込まれるのはもっと嫌だ、早く自然解決するよう影ながら祈った



~ここから王女視点です~


「はぁ~」

今日も窓からため息をつく

結局ケイジュ様が今誰と付き合っているのかわからなかったどうしよう

ケイトさんは間違いなくケイジュ様が好きなんだろう…じゃあケイジュ様は?

文化祭の時は「私を待っていた」と言っていたけど…それならどうして女生徒達を侍らせていたんだろう?ケイトさんの片想いなのかな?いやそもそもケイトさんケイジュ様が好きならどうして私を誘ったんだろう…

そこまで考えると楽しそうに腕を組んで文化祭を回る2人の姿が思い浮かんだ、慌てて打ち消す

(何だか嫌な気分だわ)

気になるのなら生徒会室に行ってケイジュに直接聞けばいいのだがそれも何だか怖い

(もしケイジュ様が『実は僕もケイト君が好きで前から付き合ってるんです、姫の手前隠してました』なんて言われたら…)

考えるだけで目の前が真っ暗になる気がする

「あぁホントどうしよう…」

思わずつぶやくと隣にアイリスが来た

「何を悩んでるかわかりませんが1人で悩んでも解決しないなら誰かに相談してみてはいかがでしょうか?……私以外で(´-ω-`)」

「!」

アイリスの言葉にパッとひらめく

「そういえばそうね。何も1人で考えなければいけないというわけじゃないわね(´・ω・`)」

「えぇそうです。案外いい解決法を教えてもらえるかもしれません」

「そうねそうするわ(*^▽^*)」

(お母様なら事情も知ってるしきっといい案をくれるわ)

週末城に戻ったらさっそく相談してみよう


~週末、王妃の私室にて~


「それは嫉妬ね」

お母様がしみじみと仰った

城に戻ったその日の夜さっそくお母様に文化祭の出来事を話すと開口1番そう言われた

「嫉妬?(;´・ω・)」

「そうよ本当はケイト君とデートしたかったのに貴方に先を越されて悔しかったのよ、でも人前で「ケイト君とデートしたかった」なんて言えないから腹いせに女の子達を侍らせてたのだと思うわ(*^▽^*)」

「なるほど~(;´・ω・)」

私が先を越しちゃったのね…でもそれなら

「何でケイトさんは私を誘ったのかしら(;´・ω・)」

初めからケイジュ様を誘えばよかったのに

「きっとカモフラージュよ、2人でデートしてたら目立つでしょう?だからあなたを誘って教室で待ち合わせてたのだと思うわ(*^▽^*)」

「何それ酷いわ!(>_<)」

誘ってもらえて嬉しかったのに!

「そうねぇ。それでマリアはどうしたいの?(*^▽^*)」

「え?(´・ω・`)」

キョトンとする。意味が分からなかった

「今言ったのは間違いないと思うけど証拠はないわ。今の推論を考えたうえでマリアはどうしたいの?いえそもそもマリアは何に怒ってるの?(*^▽^*)」

「何ってそれは誘ってもらえて嬉しかったのにカモフラージュだったなんてすごくガッカリだから…(=_=)」

「つまりケイト君に怒ってるのね?(*^▽^*)」

お母様が何故か嬉しそうになる

「まぁ…そうね(;´・ω・)」

正直ケイジュ様よりケイトさんの方が腹立たしい

「あなたを隠れ蓑にしたのは2人一緒なのにどうしてケイト君の方をより怒ってるの?(*^▽^*)」

「それは…」

どうしてだろう

答えに詰まってるとお母様が断言してきた

「ズバリそれは恋よ(`・ω・´)」

「恋?( ゜Д゜)」

「そうよ。貴方はケイト君にデートに誘われて嬉しかった、でもそれがカモフラージュだったから腹を立てているのよ(`・ω・´)」

「えぇ?( ゜Д゜)」

そうなのかしら…いえ確かに嬉しかったし利用されて腹を立てたけど

「好きだから余計に腹が立つのよ。その証拠にケイジュ君はケイト君ほど怒りはないでしょう?(`・ω・´)」

「確かに…(;´・ω・)」

言われてみればその通りだ

「私が恋…(;´・ω・)」

恋なんて考えたこともなかった、このままお父様の決めた通りケイジュ様と結婚するものとばかり思ってたのに…

そこまで考えて胸が痛くなる

自覚したとたん『ケイトさん以外と結婚なんて嫌だ』と思ってしまった

「お母様私どうしたらいいのかしら(;´・ω・)」

気持ちを自覚したのはいいがケイトさんはケイジュ様が好きだから失恋決定だ、しかも私とケイジュ様は将来結婚することになるから愛し合う2人の仲を裂くことになる…

「そうねぇ案は色々あるけど…マリアはどれがいい?(*^▽^*)」

「とりあえず聞かせてください(;´・ω・)」


その後夜遅くまでお母様と相談して決意した



~裏話・王女自覚後~

「それじゃあお母様失礼するわねおやすみなさい(*´ω`*)」

「えぇおやすみなさい」

そう言って王妃が王女を見送るとずっと控えてた傍付きのメイドが一言

「王妃様。普通デートに誘われて実は「隠れ蓑だった」とか怒って当たり前だし、鉢合わせした時すでに女生徒を侍らせていたのならタイミング的に当てつけというのは無理があると思うのですが」

「いいのよマリアが『2人が恋仲だ』と思いこんでくれれば(`・ω・´)」

「さようですか」

「さぁ気分も乗ってきたし執筆の続きに取り掛かるわよ~(*^▽^*)貴方も手伝ってちょうだい」

「はい」


貴腐人は今日も大忙しです

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