56.天然王女は見学する
明日は更新できないかもしれません(´-ω-`)
~まだ王女視点です~
「はぁ…」
思わずため息が出る。初めは意気込んでみたけどすぐに気力がなくなった
「1人でいるのがこんなにつまらないなんて思わなかった…(=_=)」
思えば学園ではいつもアイリスが一緒だったし城でも家族やレナ達が傍にいた。周りは賑やかだし色々お店もあって楽しそうな雰囲気だけどちっとも気分が晴れない、教室に戻ってもアイリスは忙しいだろうし迷惑をかけるだけだ…かといってチューリさん達は見当たらないしケイトさんとケイジュ様はデート中で…
…………
ムカムカしてきた
そもそもケイジュ様がアイリスから乗り換えるから悪いのよ!
イライラしてると顔に出てたのかお店の人が声をかけてくる
「あの~王女様、うちの商品に何か問題でも?(;´・ω・)」
いけない品物を見ている最中だった、これじゃあ商品が気に入らなくて怒ってるみたいだわ
「うぅんごめんなさいちょっとボーッとしてたの、とても素敵な品だわ(*^▽^*)」
私が手に取ってたのは押し花のしおりだった。ここでは押し花や落ち葉、木の実を使った小物を売ってた
「ありがとうございます(*^▽^*)他にも色々ありますのでごゆっくり見ていって下さい」
そう言うと店員さんは他の客の相手をしに行った、それを見送ると私も外に出た
「はぁ~~」
校舎を出て人気のない林まで来ると一息つく
やっぱり1人だとつまらないな、せめてお友達がいたら一緒に回ったり相談できるんだけど…そういえばお友達100人作る目標忘れてたな…夏からずっとアイリス達のことが気になってそれどころじゃなかった
林の中をブラブラしてると声が聞こえてきた
「ケ、ケ、ケイジュ様のバ~~カ」
「いい調子ですチューリ様(´・ω・)」
「大分言えるようになりましたね('ω')ノ」
「チューリさん?何してるの?(;´・ω・)」
見るとチューリさんが木に向かってケイジュ様の悪口を言っていた
「マリア=カラス!?こんなところで何してるのよ(;゜Д゜)」
「いえ何となく林をブラブラしてたんだけど…チューリさんは?(´・ω・)」
「わ、私は………その、散歩よ!(;一_一)」
視線を合わせないままチューリさんが言う
「ケイジュ様の悪口言ってたみたいだけど?(´・ω・)」
確かに聞こえた
「何でもないわよ!いい?このことは誰にも言うんじゃなわよ(;゜Д゜)」
「言わないから教えて~何してたの?(*´ω`*)」
「言う必要ないわよ!(;゜Д゜)」
「あるわよ~交換条件だもの、教えてくれないなら他の人に聞くわ(*´ω`*)」
そう言うとミーレさんに向き直る
「ねぇミーレさん、チューリさんは何をしてたの?(*´ω`*)」
クッキーを渡しながら聞くとあっさり話してくれた
「はい。チューリ様はケイジュ様のご趣味に合わす為頑張ってるところです('ω')ノ」
「ケイジュ様の趣味?(;´・ω・)」
「はい(´~`)モグモグ」
答えてもらってもさっぱりわからない
困ってるとリージアさんが補足してくれた
「ええとその…この間の体育祭でケイジュ様の性癖というか…特殊なご趣味がわかりましたでしょう?だからチューリ様はケイジュ様に合わせようとこっそり特訓してらっしゃるんです(;´・ω・)」
ケイジュ様のご趣味って………あぁアレね
体育祭でアイリスに聞いた事を思い出す
「もう2人共バラし過ぎよ!(;゜Д゜)そういう訳だから誰にも言うんじゃないわよ!」
「わかったわ~そのかわり見学してていい?(*´ω`*)」
「はぁ?嫌よ気になるじゃない(;゜Д゜)模擬店行きなさいよ」
「気分が乗らないの~~大人しくしてるからお願い!(>_<)」
「……わかったわそのかわり大人しくしてなさいよ(~_~;)」
「はーい(*^▽^*)」
「ケ、ケ、ケイジュ様の腹黒~~」
そしてチューリさんはまた木に向かって練習?を始めた




