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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
142/259

54.天然王女は鳥の群れを呼ぶ

~王女視点です~


文化祭当日になった。こうしてみると準備はあっという間だった

「いよいよ楽しみだわ(*´ω`*)」

教室の隅に用意された更衣室でメイド服に着替えながら今日の予定を思い出す

午前中はクラスの喫茶店を手伝って午後は自由時間だからケイジュ様を探して誰とデートするか確かめるの。メイドになるのも尾行も初めてだからとっても楽しみ!

「そうですね。とりあえず今日の予定はどうしますか?」

隣でアイリスが予定を聞いてくる

「午前中はクラスの喫茶店を手伝って午後は自由行動だからあちこち見て回ろうと思うの(*´ω`*)」

「分かりました。では教室の入り口で待っていて下さい」

「……………」

「……………」

「…アイリスもしかして自由時間について回る気?(;´・ω・)」

「護衛ですから当然です。特に今日は人が多いし(´-ω-`)」

「そんなのダメよ!せっかくの文化祭なのに~~(>_<)」

「別についてくだけで行動の制限はしません(´-ω-`)」

「そんな!せっかくのデートなのに~~(>_<)」

「…デート?ケイジュとですか?」

「え?いえデートはデートでも私じゃなくて…(;´・ω・)」

「じゃあ関係ないですね(´-ω-`)」

「え、でも…(;´・ω・)」

困ってると外から声がかけられた

「2人共いつまで着替えてるんですか?後が控えてるから早くして下さい!」

外からクラスメイトにせかされる

「「は~~い」」

とりあえず保留だ自由時間までに何か考えないと…



「「「「「いらっしゃいませ~」」」」」

お昼前だからあまり多くないけどお客さんが入ってくる。私はウエイトレス役に回された

卵も割れるようになったしお料理くらいできると思うけど「危ないから」と厨房に入れてもらえなかった…みんな心配性だなぁ~と思うけど私がケガしないよう気遣ってくれるのは嬉しかった


メニューはクッキーやカップケーキ、それにスパゲティーやハンバーガーとかの軽食系がある。今のところはクッキーなどのお菓子に紅茶のセットが売れてるけどお昼時になると逆転するだろう


「クッキーに紅茶のセット2つですね。かしこまりました」

注文を受けてると厨房から悲鳴が上がった

「きゃあっ!(>_<)」

行ってみると女子の1人が床に座りこんでてすぐ傍にお湯の入ったポットが倒れてたどうやら転んでポットを倒してしまったらしい

「大丈夫か?(;´・ω・)」

「私は平気だけど…あっ!イタタ(>_<)」

男子が手を差し伸べて立ち上がらせようとするけど足をひねったらしい

「とりあえず彼女は保健室連れてくな(;´・ω・)」

そう言って男子は彼女を支えて教室を出て行ったけどすれ違う時女子に「うまくやってね」と小声で言われた…う~ん何だろう

「う~ん困ったわね(;´・ω・)」

残った私達は頭を悩ませる。料理が出来る人は限られてるのに2人も抜けてしまったのだクラスメイトの半分は午前中自由時間で校内を回っているので今から探すのは無理だ

「じゃあ私が厨房に入るわね(*´ω`*)」

「えっ?(;゜Д゜)大丈夫ですか?」

「この前の調理実習で覚えたし大丈夫よ~(*´ω`*)」

「どうする?(;´・ω・)」

「他に人いないし仕方ないか(;´・ω・)じゃあお願いしますが…絶対に顔を出さないで下さいね」

「任せて~~(*^▽^*)」

「…………(´-ω-`)」

アイリスが不安そうな顔で見ていたけど私だって成長してるんだから大丈夫よ!



「ナポリタン1つお願いします」

私が厨房に入ってさっそく注文がきた。頑張らないと

スパゲティをフライパンで炒めてケチャップをかける、そして思い切りフライパンを振ると…

スポ―――ン!

「うわ~~ナポリタンが飛んできた~~(;゜Д゜)」

「あづっ!あづぅ~~(>_<)」

私の炒めてたナポリタンが飛んでお客さんの頭に着地した

「あ~~ゴメンナサイ~~(>_<)」

私が厨房から顔を出すとお客さんがビックリした

「え、王女様!?(;゜Д゜)」

「もしかして王女様が料理してるんですか?(;´・ω・)」

「ええそうよ~~(*^▽^*)みんな私の手料理を食べて行ってね」

すると次の瞬間

「うわ~逃げろ~~(;゜Д゜)」

「刃物が飛んでくるぞ~~(;゜Д゜)」

お客さん達が慌てて逃げ帰ってしまった


「「「「「………………」」」」」

お昼時で賑わってたお店はあっという間に閑古鳥が群れでやってきちゃった

「王女様…顔を出さないで下さいと言ったのにどうして出したんですか」

後ろから声をかけられる…何だか怖い

「あ、え~~とゴメンナサイつい条件反射で…(;´・ω・)」

怖くて後ろ振り向けないでいると襟首をつかまれて放り出された

「ちょっと早いですが王女様は休憩に入って下さい、閉店まで戻らなくていいですからごゆっくりどうぞ」

「あ~~ゴメンナサイ~~(>_<)」

「ちょっと待って下さい、それなら護衛の私も…」

アイリスが慌ててついてこようとするけど他のみんなに止められた

「何言ってんのただでさえ人少ないのに!王女様の分まで貴方にフォローしてもらうわよ(# ゜Д゜)」

そのままアイリスは厨房に引きずられていった…



アイリスを撒けたのは助かったけど…かなり複雑だわ今度お城で練習してみようかしら?

とりあえず気を取り直してケイジュ様を探しに行った






王女がウエイトレスに回されたのはもちろんケガじゃなく何をやらかすか心配だったからです(´-ω-`)

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