51.密偵見習いは料理を教える⑳
皆様台風にお気をつけてどうぞ<(_ _)>
11/17少し修正しました
「ケイジュ」
「やぁ」
バカ女が退場した後交流会が再開された皆何事もなかったかのように穏やかに会話している。その合間を縫ってケイジュを会場の隅に引っ張り出す
「うまくいったわね」
そう言ってお花畑たちに視線をやる。他の生徒達に囲まれて楽しそうに会話している、すっかり周囲の敵意は消えたようだ
「そのようだね」
今回の騒動は初めから狙っていたものだった。あのバカ女が王女や自分の下僕(と思ってる連中)が自分を差し置いて良い目を見るなど我慢できないだろうと予測していたのだ。だからケイジュの発案で交流会の直前に逃げやすいよう縄を緩めにしたり取り巻き2人に監禁場所をさりげなく教えたりバカ女にお花畑達が参加してる事を吹きこんだのだ。
「幸せな連中ね(´-ω-`)」
お花畑を見ながらポツリと呟く
「どっちが?(#^^#)」
「両方よ(´-ω-`)」
「まぁね(#^^#)」
お花畑達は周りから普通に接して貰えるようになって浮かれているようだが「用務員兼奨学生」という立場は変わってないし貴族に返り咲けたわけでもない。おまけにテーブルごとひっくり返ったせいでミルクセーキもダメになり今回貴族の後ろ盾を得ることが出来なかった。あと4回のチャンスを生かせなければロクな学もコネもなく路頭に迷うだけだ
バカ女も監視役が元仲間と現取り巻きという事で「適当に押し付ければ良い、軽く済んでラッキー♪」と思ってるようだがお花畑は元より手助けすれば今度こそ自分達も処分対象なのに取り巻きが手伝うはずがない、手の平返しがいい証拠だ。学園は広いので1人でやるとなるとかなりの重労働だし今までのお花畑達のように終わる頃には食事もなくてろくに食べれなくなるだろう。それにしても…
「ずいぶんバカ女がお気に入りのようね(=_=)」
「何のことだい?(#^^#)」
「とぼけないで。バカ女をかばってたでしょう?あのままだったら退学確実だったのに(=_=)」
「………(#^^#)」
「何でかばったのよ(=_=)」
「理由は2つあるよ。1つは誰かさんがヤキモチやくから(#^^#)」
そう言ってこちらをチラリと見る
「…その流れでいくとそれは私ということになりそうだけどやいてないわよ(=_=)」
「じゃあなんでそんなに機嫌悪いんだい?(#^^#)」
「あの女が嫌いだからよ(=_=)」
「何で嫌いなんだい?誘拐事件が原因ならお花畑達は許してるし後は直接何かされたわけでもないだろう(#^^#)」
確かにそうだ。誘拐事件はもう時効だと思うしそれ以外は王女を狙ってるだけで特に直接何かされたわけでもない
「……(=_=)」
何だろう、気づいちゃいけない事に気づきそうな気がする…こういう時は
「2つ目の理由って何?(=_=)」
こういう時は話を逸らすに限る。人間知らない方がいいこともあるのだ
「とりあえずごまかされてあげるよ?卒業までに答えを聞かせてね(#^^#)2つ目は…」
「えっ!ちょっ…(;゜Д゜)」
逸らしたら逆に返された
「物持ちがいいからだよ(#^^#)」
「は?(;´・ω・)」
「道具は大事にして最後まで使うべきだと思わないか?(#^^#)」
「…大体わかったわ(´-ω-`)」
つまり婚約破棄の為バカ女を使うつもりなのだ…しかし
「もうバカ女にたぶらかされる奴はいないと思うけど?(´-ω-`)」
取り巻きがいなければバカ女はただのうるさいバカだ
「確かにもうバカ女の言う事に耳を貸す奴はいないだろうね。でもそれってバカ女が「無実だ、陥れられた」と言っても誰も信じないって事だよね(#^^#)」
「スケープゴートというわけね(´-ω-`)」
バカ女を煽って騒動を起こすのか自分で騒動を起こして濡れ衣を着せるのか知らないが責任を取らされるのはバカ女だろう。そしてそうなったらバカ女は終わりだ退学は免れずまともな職には就けないだろう。良くて娼婦や殺し屋など人に嫌われる職業か物乞い、悪ければ犯罪に手を染めて牢屋行き…つまりバカ女はロクでもない人生確定ということだ
「あれだけ扱いやすいバカはめったにいないからね(#^^#)」
「この腹黒が(=_=)」
「お前にそう言われると良い気分だね(#^^#)」
「………(=_=)」
ダメだこの腹黒に口では勝てない。バカ女はどうでもいいがちょっと悔しい、何とかぎゃふんと言わせたいものだ
2つに分けてもまだ長いので3つに分けました(´-ω-`)




