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密偵見習いに指令「ざまぁを阻止せよ!」  作者: 一発ウサギ
第一部・密偵見習いは学生になる
11/259

8.密偵見習いはざまぁを目撃する

入学してから一週間がたった。

そろそろ皆学園に慣れてきたようだ。

そのせいかあちこちでざまぁ?を見かけるようになった


~その①体育の授業中~

「アイビー=ゼラニウム!僕はお前との婚約を破棄し、このアネモネと…」

「とうっ!」

「グハッ!」

「キャーッ!ターグリー様」

いきなりの跳び蹴りでクーバー先生乱入。

普通に割って入れないのか?

「お前ら授業をサボるとはけしからん!根性がたるんでる証拠だ、校庭20周!!(`・ω・´)」

「い、いえこれはこの性悪女を断罪するために必要な事で…(*´Д`)」

「サボっているのは一緒だろう!小芝居がやりたいなら放課後にしろ(`・ω・´)」

「い、いえ放課後ではギャラリーが集まらないというか…(;´・ω・)」

「待って下さい悪いのはあの女なんです!」

「そうです、悪いのはあの女なんです!」

「今授業をサボってて悪いのはお前達だろう!?今日は男子は校庭で腹筋200回だしその女子はEクラスだろう?Eは今は礼儀作法の授業のハズだ(`・ω・´)」

「「そ、それは…(;一_一)」」

「問答無用だ!来い(`・ω・´)」

「うわ~~~~~」

「きゃ~~~~~」

「……………ふぅ」

アイビー嬢はため息をつきそのまま去っていった

後日バカ2人は退学し家に帰って行った



~その②休み時間にて~

「リリス!僕はお前と婚約を破棄しこの…うわぁっ!」

「キャーッ!何これ!?」

「………」

「何でこんなところに落とし穴が~~(>_<)しかも生臭いし!」

「……………」

「あ、こらリリス!埋めようとするな!?(;゜Д゜)」

「お前らこんなところで何やってるんだ?ここは生ゴミ捨て場だぞ(´-ω-`)」

「…この人達生ゴミに埋もれるのが好きなのでこのままにして下さい」

「そうなのか?(;´・ω・)まぁ春先は変なのが多いからな~」

「ち、違…だから埋めようとするなリリス!!(;゜Д゜)」


これ以後この2人は「くさい仲」と呼ばれるようになった



~その③昼休み中~

「オステオ様!私はあなたと婚約破棄し、このロッサムと婚約…キャーッ」

ドゴッ!!

「な、何でいきなりボールが飛んでくるんだ!?(;゜Д゜)」

「うう…これが愛の痛み…ガクッ(-_-)気絶」

「うわ~~~金ヅル~~~~(;゜Д゜)しっかりしろ~~~~~~~~」

よほど動転してるのか本音丸出しである

慌てて金ヅル令嬢を抱えて走る平民男

「……………はぁ」

ため息をついて立ち去るオステオ氏

これ以後2人は「金ヅル令嬢」「逆玉男」と呼ばれ、逆玉男は目が覚めた後事情を知り怒り狂った金ヅルにフルボッコされた



確かにオタクが言った通り流行っているようだ。

皆ヒマなんだな……


そういう私もヒマである。

ここザーマァ学園は貴族と平民の勉学、交流の場として建てられたが、たいていの貴族は家庭教師に習ってるため、勉強の必要があるのは平民と家庭教師を雇えない貧乏貴族、それと家庭教師をつけても成績が悪かったバカだけである(勿論「友達を作りたい」という王女や私のような「護衛の為」という例外は除く)

「じゃあたいていの貴族には意味ないじゃん」かと思えばそうでもない

優秀な人は身分に関係なく競争率が高い。

学園に通う中でそういった人間を見極め、引き抜くのが目的だ。人を見る目も鍛えられる。

下級貴族や平民にしても自分達を上の貴族に売りこむチャンスなので力が入る。

双方にメリットがあるのだ。


「何だか最近楽しそうな催しを見かけるわね~~(*´▽`*)」

相変わらずの天然っぷりである

「ある意味楽しいでしょうね」

ちょっと考えれば失敗するとわかるだろうに…お花畑は幸せだ

「私もやってみたいわ~~~(*´▽`*)」

「相手がいないとムリですね」

「誰か探してみようかしら~~(*´▽`*)」

「相手の生死に頓着しないならどうぞ」

王女相手に金や地位目当てで引っかけるとかさすがに無理だろう

もし引っかけても怒り狂ったオタク王に八つ裂きにされるだけだ

婚約破棄は出来るだろうが

「む~~~~(>_<)」

「そんな事より次は科学の授業ですよ?移動する準備は出来たんですか?」

「あぁそうだったわ」



「新入生諸君、初めまして私が科学担当のアルスト=ロメリアだ。これからよろしくフヒヒ」

何だか不気味な先生だ。

「ところで諸君は科学の発展に重要なものは何かわかるかな?」

1人の生徒が手を上げる

「え~と知識でしょうか?」

「う~ん惜しいなぁ知識は言うまでもなく欠かせないが、他にも大事なものがある」

教室がざわめく

何だろう?薬品か?

「う~ん分からないかぁ。答えは実験体だ。科学の発展にはまず実験体でデータを取り、判断しなければならない、つまり実験体がいないとデータが取れず発展できないという事だ」

アルスト先生が腕を組みながら言う

「「「「「「「「「「………………」」」」」」」」」」

「ところで君たちは若くて健康で体力もある。科学の発展に貢献する気はあるかい?」

「「「「「「「「「「お断りします!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」



ここでも身分に関係なく気が合ったようだ



学園は今日も平和です









ざまぁ?流行中( *´艸`)良ければ評価や感想をお願いいたします

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