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ドングリの世界で  作者: 梨野夏
8/13

7・たいへん

 7話です♪

 むこうに


 おおきい まちがある


 ボクらは そこへ むかってく


 やまをこえ たにをこえ


 ボクらは そこを めざしてゆく


=========================


 「この山を()えれば、大きな町に()きますよ、ココ様」


 カラスさんは、背中に乗っているココとボクにそういった。


「そのまま、まっすぐに。お願いね」


ココは、目を細める。視界には、(きり)がたちこめていた。真っ白で、見えるのはココのつややかな茶色の背中と、カラスさんの漆黒の背中。


 そもそも。なぜ、ドングリのボク達が、山から抜け出して町に向かっているのか。

 ドングリならば、一番安全な自然豊かな山に()をはればいいのに。

 確かに、そうかもしれない。


 でも、ボク達は、ボク達の師匠(ししょう)に教わったことがある。



 "旅に行くのなら、一度だけのドングリ生(*****)だ。

                 存分に冒険しろ。存分に楽しむんだ"



 そう教わった。

 だから、ボクらはその師匠の教えに従う。ドングリ生の先輩である、師匠のいうことだ。

 ボクだって、一度きりのドングリ生を無駄(むだ)にしたくない。

 だから、ボクらは冒険する。例え、途中(とちゅう)で命を落とすことになったとしても。



 「着きましたよ」


 カラスさんはそう言い、ボクとココを背から()ろす。


「ここからは、とても危険です。十分にお気を付けて、ココ様とその幼馴染(おさななじみ)様」

「ありがとう、カラスさん」

「ありがとうございました」


ボクとココは、カラスさんに頭を下げる。カラスさんはニコッと微笑(ほほえ)み、こう言った。


(こま)ったとき、どこかに移動(いどう)したいときは、どうぞご遠慮(えんりょ)なく。いつでも飛んできますよ」


 大きな黒い翼の片方を、胸にあて、礼儀正しくお辞儀(じぎ)をする。

 そして、バサッバサッとはばたき()っていく。


 その黒い(かげ)は、すぐに小さくなってきえていった。

 ドンセカ質問コーナー!!(((o(*゜▽゜*)o)))4


夏「なっちゃんと、」


イチ「イっちゃんの、」


夏・イチ「「ドンセカ質問コーナー4!!」」


ココ「ココもいるよ!」


3人「「「はじまるよ!!」」いぇーい!」


夏「今回は、スペシャルゲストに、ココちゃんに来てもらってます!!」


ココ「やっほ~、みんな元気?」


イチ「おかあさんといっしょのおねえさんかよ」


ココ「おねえさんは、元気元気!!」


イチ「まんまじゃん!!」


夏「あー、はいはい。皆さんのみてのとおり、このお二人は仲がとても良く、幼馴染ですが・・・」


ココ・イチ「「!?」」


夏「・・・二人が出会ったのは、いつですか?だって」


イチ「なんで、いったん黙ったの!?」


ココ「えーと、生まれた時からかな~」


イチ「あ・・・あぁ、そうだね」


ココ「お隣さんだったし、誕生日近いし」


夏「へぇ~、初耳」


イチ「ちなみに、ボクの方が年上なんだよ」


夏「・・・だそうです!」


ココ「たった、二日の話じゃない!」


イチ「二日でも、ボクの方が年上だい!」


ココ「五十歩百歩よ!私が百歩の方ね」


イチ「なんだって!?」


夏「・・・じゃあ、次回で会いましょう!」


イチ「二日だって、大きいんだぞ!?4月1日生まれと、4月3日生まれじゃ学年違うじゃないか!!」


夏「・・・またね~!」


ココ「別に、ワタシ達は、4月生まれじゃないからいいのよ!!」


イチ「そんなん、関係あるかぁっ!?」


夏「・・・ケンカするほど仲が良い・・・」


イチ・ココ「「無関係者は、静かにして!」」


夏「はぁっ!?無関係じゃないし!作者だから、関係者だしぃ!!」(ケンカに参戦)


ボカスカ、ボカスカ、ボカスカ・・・・・・続く・・・。

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