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ドングリの世界で  作者: 梨野夏
7/13

6・さあ

 6話です! ほんの少し、長めです。

 「ほんとに、何も(おぼ)えてないの!?」

「うん」


 ・・・まじか。まじで、忘れたんかい。


「じゃあ、どうしてここに来たの?」


 ボクは、ココに何度目だろうか、聞き返す。


「いやぁ、なんとなく、なんとなく~」


 さっきから、ココの(こた)えはこれだけ。


「なんとなく・・・か」


 ならば。一応(いちおう)聞いておこう。


「なら、その”カラスさん”はどこへ?」


 ココはケロっとした顔で言う。


「カラスさん?それなら、もう帰ったよ?」

「は、はぁ」


 そうですか・・・帰りましたか。


「じゃあ、ボク達は、どうやって帰るのさ」



 あ。そういえば。


 「帰る?どこへ?」



 そうだ。

 ボク達の帰る場所など、もうないんだった。


 ボクは、旅立ったんだ(・・・・・・)



「それより、ボクさぁ、見ての通り、この池にはまっちゃってて。助けてくれないかな?」


 まずは、この池から、脱出(だっしゅつ)することが最優先(さいゆうせん)

 さもないと、ボク死んじゃうよ。


 なるべく見ないようにしてるけど。


「じゃあ、カラスさん()ぼうか?」

「お願いしますっ!!」


 ボクは、頭を下げる。


「ありがとう!!ココ!」

「えへん」

「ほんっと、神!」

「ふふん」

「神としてあがめたい!」

「あがめなさい、このワタシを」


 ・・・あれ? まあ、いいか。


 そういうことで。

 ボクは、やっとこの池から(のが)れられることができるらしい。


 でも、言われてみれば。

 せっかく帰ったカラスが、少しかわいそうだ。いいのか?せっかく帰ってったのに。迷惑(めいわく)じゃないのかなぁ。(おこ)らないかなぁ。

 ココは、そんなの全然気にせず(というか、考えず)(さけ)んだ。



 「カラスさぁぁ~~~ん!!!!」


 ほんとに、()んだ!

 これで、来るのかな?”カラスさん”。


 すると、南の方角から黒い影がやってくる。




 カ――――------、カ―――――-----。



 「ほらね」

「ほんとに来た!!」


 まさか。ほんとにカラスがやって来るとは。


 カラスは、どんどんこちらへやってくる。

 そして、()いた。


 「どこまで送りましょうか?ココ様」

「・・・ココ様?」


 ボクは、このカラスの言葉に頭をかしげる。


「まず、ここから、(はな)れさせてほしいの。池は、あまり好きじゃないのよ」


 ココは、カラスに向かって言う。


「ココ様、こちらのお(かた)は?」


 カラスは、ボクの方を見て頭をかしげる。


「ああ、ワタシの幼馴染(おさななじみ)のイチ。ついでに(****)、一緒にお願い」 

「ついでぇ!?」


 え?ボク、ついでなのぉ?!


「初めまして、(わたくし)は、カラス=クロウと(もう)します。以後(いご)、お見知りおきを」


 ・・・まんまだね。日本語に(やく)したら、”カラス=カラス”だから。


「ああ、初めまして。イチです」

「こちらこそ、ココ様がお世話になっております」


 ココ様ですか・・・。


「じゃあ、カラスさん、町の(ほう)までお願い!」

承知(しょうち)いたしました」


 カラスさんは言う。


「では、行きましょうか」


 ボクとココは、カラスさんの背中(せなか)()る。


「さあ、町へ」


 カラスは、空高(そらたか)()い上がる。

 その(かげ)が、下の深い池の水面に(うつ)りこんだ。


=========================


 どんぐりの ほんとうの


 きゅうせいしゅは 


 おさななじみと


 いっぴきのカラスでした


 たすけられた どんぐりは


 カラスの せにのり


 いっしょに たびへ


 でましたとさ


 ドンセカ質問コーナー!!(((o(*゜▽゜*)o)))3


夏「なっちゃんと、」


イチ「イっちゃんの、」


夏・イチ「ドンセカ質問コーナー3!!はじまるよ!!」


夏「すっかり、”イっちゃん”が馴染んだね」


イチ「えへへ」


夏「じゃあ、早速質問!」


イチ「なになに~?」


夏「イっちゃんの好きな食べ物と、嫌いな食べ物はなんですか?」


イチ「えーと、好きな食べ物は、モンブランかな」


夏「・・・友食い・・・」


イチ「え?」


夏「栗って、イっちゃん、仲間なんじゃあ?」


イチ「知り合いだけど・・・」


夏「知り合い食い・・・ひどっ」


イチ「え!?」


夏「じゃ、じゃあ、嫌いな食べ物は?」


イチ「サクランボかな」


夏「うわぁ、友嫌い」


イチ「何!?”友嫌い”って!?」


夏「だって、サクランボって、仲間でしょう?」


イチ「近所だけど・・・」


夏「うわぁ、近所嫌い・・・」


イチ「だから、”近所嫌い”ってなんだよ!」


夏「ひどいなぁ、イっちゃんってば」


イチ「・・・なんなんだろう。すみません、ウチの駄作者が」


夏「ひどいなぁ、イっちゃん」


イチ「じゃあ、次回会いましょう!」


夏「ひどいなぁ、イっちゃん」


イチ「またね!!」


夏「またね!・・・ひどいの、イっちゃん」


イチ「・・・だから、さっきから、なんなんだよ!!!!」


              続く......。

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