3・どんぶりこ
3話です!
今回は、少し短いです。
4話から、イチに頑張ってもらいたいと思います。
30分後。
チーン・・・
ドングリ、イチは、死にました!
【死亡推定時刻:11月3日 午後3:07】
・・・嘘です。はい。
まだボク生きてるから、ちゃんと!
勝手に死なせないでぇ~!
少し黙っただけだから!「静かになった=死んだ」っていう誤解をまねくから!
死んでないよ、みんな!
安心してください、生きてます!
ってな感じで。
「はぁ~・・・」
かれこれ、30分たって、することといえば、ため息をつくだけ。
救世主は、なかなか来ない。助けの手を誰も差しのべてはくれない。世界はそんなに甘くない。
「はぁ~・・・」
もう一度、ため息。いったい、ボクは、この30分間に、いくつの幸せを逃したのだろうか?途中でゴキブリが通りかかったけど、無視された。虫だけに。・・・びゅゅゅ~~⤵⤵⤵。
もはや、叫ぶ気力も無い。
心の中では、すごいんだけど。
だぁ~れぇ~かぁ~・・・たぁ~すぅ~けぇ~・・・てぇ~・・・。
すっごい、疲れ気味。ものすごく。
お願いです・・・。いや、まじで、さっきのゴキブリに助けてもらえばよかったなぁ。
「誰かぁ・・・」
そう呟くイチだった。
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はぁ・・・と そのドングリは
深い 深い ため息を
つきました
はぁ・・・と そのドングリは
疲れて いいました
”助けて” と
しかし だれも そのドングリを
助けてくれません
そのドングリは また
はぁ・・・と
暗い 暗い ため息を
つきました