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盗賊団バビロン一味団長 バビロン

街の平和を脅かしていたはずの

盗賊団をやっつけたムラエモン(カネ坊含む)に、

ケチをつける街人が現れた。

どうゆう事!?


「え~?オジチャン街の人でしょ?

悪いやつやっつけて、

その言い草はないんじゃない?」


「……………。」


街人「こいつらは最近よく暴れ回ってる

盗賊団の下っ端たち。

盗賊とはいえ、

バビロン一味は

非常に仲間意識の強い一味!

と、ゆう噂!

必ず報復にやってくるぞ!

もっと凶悪な幹部クラスか

もしくは

やつらのボス、バビロンが!」


実は、

このバビロン一味は

ここ最近

ゴーセイ街を拠点とし、

近くの村や集落から

金品を掻っ攫っている

有名な盗賊団。

反抗し対峙した街人や村人も多くいたらしいが、

バビロンのあまりの強さの前に

全て返り討ちにあっている。


「……………バビロン。

確かに聞いたことある名だ。

体術のみのステゴロ武闘家。

それでいて武器を持った敵を相手に

一度も負けた事がないと、

ゆう噂。」


「えー?剣相手にもかな?

ムラっちいきなりピンチな敵じゃん?

大丈夫なの?

そんなのが仕返しにきたら」


「…………俺を倒さない限り、

その噂は只の噂。

仕返しなら来ればいい。

返り討ちにしてやる。」


「えー僕をバトルには巻き込まないでね?

手ぇ出したのムラッち1人だしね?」


「……………。」


街人「バカかあんたたち!!

この街をそもそも巻き込まないでくれ!!

あのバビロンを見た事ないから

そんな事言ってられるんだ!

あんなヤバい奴に

勝てる人間など存在せん!!

速やかに街を出ていってくれ!!」


街人が激怒する中、すぐに、


「ん~にゃ!!

僕らはとりあえず休みたいの!

長旅で疲れたから

一番リッチなホテルを案内してよ?

案内料5000万と

宿泊代5000万

即金で払うからさ」


「ご、!?ご、、、5000万!?」


「嘘じゃないから早くしてね」


なんなんだこのクソガキは

と思いながらも街人は、

ゴーセイ街最高のホテルを速やかに案内してくれた。


「はい。

これ5000万の小切手。

ナリキン王国王族の証明書も付けとくからね。」


街人「アンタ、いや、

アナタがあのナリキン王国の王子であられますか。

なぜイチ剣士と旅などを?」


「……………。」


「えっへん!

我々カネナラール一行いっこう

大魔王ゴクアーク討伐の

旅の途中であります!

えっへん!」


まだ王国から

ひと山しか越えてないのに

偉そうに語るカネ坊。


「そのバビロンってのも有名みたいだけど、

ムラっち程じゃないでしょ?

ムラっちは世界最強の剣士なんですよ?

えっへん!」


「ムラ、、、?

まさか!?

あのムラエモンですか?!」


「ほれね。

やっぱ有名。

さすがムラっち♪

とにかくゆっくり休んで

バビロンちゃんが来るの待とうよ♪」


「……………。カネ坊。

お前まさか。」


カネ坊の目論見を感じ取ったムラエモン。


「そんな有名人ならさ?

買っちゃおっかな?

とりあえずムラっちが勝つの前提で、

契約の金額は

実力見てからかな?」


「……………そううまくいくかな。」


ボンボン王子カネ坊の

金に物を言わせたサクセスストーリーが始まる!


旅の資金

残り9999億。

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