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手綱と絆 ~追放された元公爵令嬢は気性難  作者: 甲斐 雫
第1章 ロートホルン城

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主な登場人物

転生とか時の巻き戻しとかが出来たら、どれほど楽だろう。

生憎そんなことは出来ないし、出来る知り合いもいない元伯爵令嬢は、自力で何とかしなければならない。

ゼロどころかマイナスのスタートになったイレーネ・アルアインは、世間知らずの我儘令嬢のまま、それでも胸を張って一歩を踏み出す。


ご評価・ご感想・ブックマーク・リアクション、いただけますと励みになります。

ご都合がよろしければ、どうぞよろしくお願いいたします。

【イレーネ・アルアイン】

 元アルアイン公爵家の一人娘。父は謀反を企てた結果、魔物に食われて死亡。領地は没収され、王都から追放される。オレンジがかったサーモンピンクの髪で、「朝焼け色の髪の公女」と呼ばれていた。

 世間知らずで我儘なのは、有力貴族の御令嬢として育てられたから。好奇心旺盛で、周囲を振りまわし、気性難のじゃじゃ馬のようだと言われる。

 けれど、落ちるところまで落ちた後は、生来の負けず嫌いと不屈の根性で突き進む。そしていつかは、王都に返り咲きたいと思っている。

 アルアイン公爵の謀反については、前作「スケアクロウの翼」をご参照ください。イレーネも出てきます。


【オリビエ・ローレンス・ロートホルン男爵】

ロートホルン城の主。ただし幽霊。金髪碧眼、白皙の美青年だが、好き嫌いが激しい芸術家気質。エルオリーセを溺愛している。イレーネの事は気に入らないが、エルオリーセのために我慢している。かなり有能な幽霊だが、何故そうなったかは不明。クラヴサンと料理が得意。


【エルオリーセ・ハイドランジア】

栗色の髪と碧の眼の、不思議な雰囲気を持つ娘。アルバのパートナー。最初はイレーネを、ただ面白い相手と思っていたが、やがて彼女の友人以上の存在になる。採集スキル高レベルで、野外活動に長けているハンターでもある。

彼女の過去は、完結済みの「メタモルファルは寄り添う」をご参照ください。


【アルバ・ナギ】

ウルフドッグの姿の、変身獣(メタモルファル)。可能な限り、パートナーであるエルオリーセの傍にいる。変身能力が高く、心話(テレパシー)で意思を伝えて来る。知能レベルは、エルオリーセと同じくらい。

メタモルファルについては、上と同様「メタモルファルは寄り添う」をご参照ください。


【ウィン・カーネリアン】

放浪の傭兵だが、ある意味何でも屋。気が向けば大掃除の手伝いもする。豪放磊落で無礼な物言いも多いが、相手を認めれば信頼するタイプ。お節介な部分もあるが、自分では解っていない。大剣使いで、強力な戦士役だが、様々な情報を持ち、人好きのする風貌と物言いの好漢。イレーネに対しては、じゃじゃ馬慣らしの気分。



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