主な登場人物
転生とか時の巻き戻しとかが出来たら、どれほど楽だろう。
生憎そんなことは出来ないし、出来る知り合いもいない元伯爵令嬢は、自力で何とかしなければならない。
ゼロどころかマイナスのスタートになったイレーネ・アルアインは、世間知らずの我儘令嬢のまま、それでも胸を張って一歩を踏み出す。
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【イレーネ・アルアイン】
元アルアイン公爵家の一人娘。父は謀反を企てた結果、魔物に食われて死亡。領地は没収され、王都から追放される。オレンジがかったサーモンピンクの髪で、「朝焼け色の髪の公女」と呼ばれていた。
世間知らずで我儘なのは、有力貴族の御令嬢として育てられたから。好奇心旺盛で、周囲を振りまわし、気性難のじゃじゃ馬のようだと言われる。
けれど、落ちるところまで落ちた後は、生来の負けず嫌いと不屈の根性で突き進む。そしていつかは、王都に返り咲きたいと思っている。
アルアイン公爵の謀反については、前作「スケアクロウの翼」をご参照ください。イレーネも出てきます。
【オリビエ・ローレンス・ロートホルン男爵】
ロートホルン城の主。ただし幽霊。金髪碧眼、白皙の美青年だが、好き嫌いが激しい芸術家気質。エルオリーセを溺愛している。イレーネの事は気に入らないが、エルオリーセのために我慢している。かなり有能な幽霊だが、何故そうなったかは不明。クラヴサンと料理が得意。
【エルオリーセ・ハイドランジア】
栗色の髪と碧の眼の、不思議な雰囲気を持つ娘。アルバのパートナー。最初はイレーネを、ただ面白い相手と思っていたが、やがて彼女の友人以上の存在になる。採集スキル高レベルで、野外活動に長けているハンターでもある。
彼女の過去は、完結済みの「メタモルファルは寄り添う」をご参照ください。
【アルバ・ナギ】
ウルフドッグの姿の、変身獣。可能な限り、パートナーであるエルオリーセの傍にいる。変身能力が高く、心話で意思を伝えて来る。知能レベルは、エルオリーセと同じくらい。
メタモルファルについては、上と同様「メタモルファルは寄り添う」をご参照ください。
【ウィン・カーネリアン】
放浪の傭兵だが、ある意味何でも屋。気が向けば大掃除の手伝いもする。豪放磊落で無礼な物言いも多いが、相手を認めれば信頼するタイプ。お節介な部分もあるが、自分では解っていない。大剣使いで、強力な戦士役だが、様々な情報を持ち、人好きのする風貌と物言いの好漢。イレーネに対しては、じゃじゃ馬慣らしの気分。




