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リーリンの花のように  作者: きみあきつき
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 おっと、狩りを思い出してる間に肉が焼けていい匂いがしてきた。

 今焼いてるのは大猪の肉だ。今まで食べた中だと一番美味いな。木の枝を削って串として使っている。調味料があればもっと良かったんだが、こんな事になると思わなかったしな。

 代わりと言っては何だが、セイジのような植物を見かけたので臭み消しを兼ねて使っている。肉を保存するのに使ってる大きな葉っぱに包む時に一緒に入れておくだけだ。

 収納ボックスは時間が止まっているみたいで腐ることがなかった。それが分かってからは獲物を見つけたら出来るだけ狩るようにしている。


 今まで狩ったのは、大猪・大虎・大蜥蜴・大鼠だ!

 大猪は灰茶色で、体長2m位だが横幅がありゴロゴロしている。長く反り返った2本の牙が特徴だ。肉が美味いので、すでに5頭分ストックしてある。

 大虎は体長2~3mはあったな。茶と黒のシマシマで長い尖った牙が凶悪だ。肉は美味いが、怖いので出来るだけ避けている・・

 大蜥蜴は『コンプソグナトゥス』に似ている体長2mはある蜥蜴だ。ヒョロッとしていて俊敏で狩るのに苦労した。肉は意外に美味かったが淡白なので調味料が欲しい。

 大鼠は赤茶色で体長は1m位かな?初めての毒持ちだ!変な袋がドロッブしたので、鑑定したら毒袋だった。肉は美味しいけど気分的にあんまり食べたくはないな。


 あとは、解体が必要ないのが大きいな。どういう仕組みかわからないが、倒すと素材がドロップするのだ。肉・毛皮・牙・毒袋・魔石を手に入れている。他にも有るかもしれないが今の所これだけだ。

 ドロップする物は肉と魔石だけだったり、毛皮だけだったりするので何か法則のようなものがあるのか、ただの運か分からない。

 移動の最中に鑑定して食べられる果物やハーブに似た植物、薬草なんかも採取している。すでにパンやカップラーメンは食べてしまったし、チョコレートが少しとコーヒースティックだけだからな。いつ森を抜けられるかわからない以上は食料を増やしていく方向で行こう。せめて塩が欲しい・・


 そして魔物を倒すことでポイントが増えた!これが嬉しい!!

 1体倒すごとに1ポイントみたいだ。今までに15体倒したから15ポイントだ。



 森尾 陸 21才 SP151

 人族 Lv3


 スキル 

 体術Lv3 身体強化Lv3 魔力上昇Lv5 

 危険察知Lv5 魔力隠蔽Lv5 気配遮断Lv5 魔力制御Lv5

 風魔法Lv5 水魔法Lv1 火魔法Lv1 土魔法Lv5 回復魔法Lv5

 状態異常耐性Lv5 物理耐性Lv5 魔法耐性Lv5 

 暗視 遠見 鑑定


 固有スキル 言語翻訳 収納ボックス 道花



お読みいただきありがとうございました。

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