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リーリンの花のように  作者: きみあきつき
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 昨日ついにリズさんからリーリンの花の採取に向かう事を告げられた。今から移動すればちょうどいい時期に着くはずだと言われてしまった。

 正直行きたくない!このまま温泉に浸かってまったりしていたい!

 だがササリさんと取引してしまった以上、今更ごねる訳にはいかないのだ。

 俺はしぶしぶ荷物整理を始めた。ロイとメルの荷物は置いて行かなきゃならないからね。


 出発は明後日だ。それまでにドワーフ達に挨拶を済ませ、お土産を購入しなければ!

 芋団子は買っていくとして、後ザザの街の特産品と言ったら鉱石とか武器関係しかないんだよな。あちこち見て回ったが食べ物関係はあまり見かけなかった。しいて言えば、果物のはちみつ漬けとか?

 辺境にもありそうな物なんだよなー。鉱石貰うよりは喜んでもらえそうだし、それにしようかな?芋団子だけって言うのもなんだしね。

 それからメルとロイにお小遣いを渡してっと。出発までの予定を立てつつ荷造りする。


 俺はお土産を買いに出掛ける前に、俺、ロイ、メル3人分の明後日までの宿代を清算する事にした。

 ・・・・・・高っ!?一泊朝昼夜付き1人金貨15枚でございます。3人×30日で金貨1.350枚なり。

 リーリンの花の報酬どころか今までコツコツ貯めてきた分まで見事に吹っ飛んだ!?あああああああっ、シシーさんに宿の値段聞いとくんだったー!!

 シシーさん達が辺境に戻るまでのロイとメルの宿代などは一旦シシーさんに立て替えてもらう事になっている。その分を考えると・・・

 今の時点で俺の財産は金貨100枚を切っている。まだ大丈夫だと思うが、確実に持ち家購入は遠のいたな。急ぎじゃないとはいえショックが大きい。

 これはヤバいです!来年はどこにも行けないかもしれない。

 この結果を見るに、リーリンの花の採取依頼を受けていて良かったというべきだな。

 俺は最初とは違い俄然やる気になっていた。何なら乱獲してやる!!



 当日、宿の前で皆に見送られながら出発した。

 シシーさんとメシーさんにくれぐれも2人の事をよろしくとお願いし、ロイとメルと別れを惜しんだ。俺だけだけど!

 前回と違う点はリザロが居る事だ。既にササリさんにも許可を取っているそうで、リズさんも渋々同行を認めていた。

 その事で俺は慌ててリザロの分のスキーも親方にお願いする事になったのだ。

 当然ちゃんと代金は貰うつもりでいる。


 先ず交易都市まで戻り、交易都市と辺境の間にある宿場町に行く。そこから森に入り魔の大森林を目指すことになる。

 後は前回と同じルートで向かう。1度経験しているからかそれほど気負いもない。後は天気が味方してくれれば最高だ。


 俺は目的地に着くまでに出会った魔物も積極的に狩っていこうと心に誓った。

お読みいただきありがとうございました。

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