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リーリンの花のように  作者: きみあきつき
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16 辺境の街ラットル

 村を出発してから5日目、やっと視界に街の外壁が見えてきた。

 ロイのレベル上げをしながら移動していたため時間がかかってしまった。

 まあ、急ぎでもないし問題あるまい。

 2人とも大分仲良くなれた。昨日はついにメルが俺に抱き着いてきてくれたんだ!?嬉しすぎてちょっと泣きそうになったのは内緒だ。ロイが呆れた目を向けていたような気もするが、知らないったら知らない!


 ラットルの街についても多少話が聞けた。ロイは直接街に来たことはないが両親から話を聞いていたらしい。

 まず、ここはヨーヒット大陸の半分を占めるクルスルス国と言うらしい。王都もクルスルス。そして国の1/3を魔の大森林が占めているそうだ。辺境の街を治めているのがラットル辺境伯。魔の大森林の抑えとして特別に軍隊を持つことを国から認められているそうだ。定期的に魔物を狩ることで溢れ出して街を襲わないようにしているらしい。

 魔物が溢れてくるって怖いな。あの恐竜とかもここまで出てくるんだろうか?出来れば会いたくないんだが・・


 川が見えてきた。大分川幅が狭くなってるな。大体5~6m位だろうか?石の橋が架かっているが、こっちは横幅3~4mってところかな?3人並んでも余裕で渡れる。橋を渡ってしばらく歩くと門があるんだが、でっかいなぁ~。木製の両開き門で厚さがあり凄く頑丈そうだ。そして何より外壁の高さよ!?10mはあるんじゃなかろうか?魔物の襲来に備えているんだろうな。

 門に並んでる人がいないのは、冒険者専用だからだろうか?何せ草原と魔の大森林しかないもの。門扉も片方閉まってるしそうだと思う。


 村のことを報告するために、門兵に話しかけた。

「すいません」

「見かけない顔だな?どうしたんだ?」

「西側にある獣人の村を知っていますか?魔物に襲われて壊滅したみたいなんですけど」

「何だと!?本当か、それは!?」

「はい、逃げてきた人達はいませんか?」

「いや、そんな話聞いてないぞ?詳しくは中で聞くから入ってくれ」

 

 門兵に促されて、詰め所に行くことになった。




 森尾 陸 21才 SP102

 人族 Lv10


 スキル 

 体術Lv5 身体強化Lv5 魔力上昇Lv5 魔力制御Lv5

 魔力感知Lv5 危険察知Lv5 魔力隠蔽Lv5 気配遮断Lv5 

 風魔法Lv5 水魔法Lv3 火魔法Lv3 土魔法Lv5 回復魔法Lv5

 状態異常耐性Lv5 物理耐性Lv5 魔法耐性Lv5 

 暗視 遠見 鑑定


 固有スキル 言語翻訳 収納ボックス 道花


 ロイ 8才

 猫族 Lv5


 スキル 体術Lv1 身体強化Lv1 剣術Lv1


 メル 3才

 猫族 Lv1


 スキル 体術Lv1 身体強化Lv1

お読みいただきありがとうございました。

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