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リーリンの花のように  作者: きみあきつき
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 はふはふ、むぐむぐ、はふはふ、むぐむぐ・・・

 すごい勢いでお肉に齧り付いているこの2人。起きた早々盛大にお腹を鳴らしていたので取りあえず食べさせている。すでに串焼き10本は平らげているがまだ止まらない。さすが獣人といったところか?

 カップは1つしか持ってなかったから、起きてくる間に竹のような植物を見つけて作った即席の入れ物に水を入れている。


「落ち着いたか?」

 食事が一段落しそうなところで声をかけてみる。

 ビクッとして2人がこちらを見てくる。いや怒ってないからね?

「あの、ありがとうございました」

 大きい子の方が頭を下げてくる。小さい子の方も遅れて頭を下げてくる。

「どういたしまして。君たちの名前を聞いてもいいかな?」

「僕はロイです。こっちは妹のメルです。助けてくれて、ご飯もありがとうございました」

「そっか、ロイとメルだね!俺は陸って言うんだよろしくな!」

 

 どうやらロイが8才でメルが3才らしい。3才であんなに肉に齧り付くものなのだろうか?まあ獣人だしな。気にしないでおこう。

 だいぶ疲れているらしく火にあたりながらコックリコックリしてきたのでまた寝かせることにした。詳しい話はまた明日だな。

 しかしロイは偉いよな。身体を張って妹を守っていたんだから。そう言ったら恥ずかしそうに俯いていた。マジ可愛いい!ほっぺもうっすら赤くなってた!!

 なお、ロイはショートの銀髪に空目だ。水色ってよりは空って感じで透き通ってて奇麗だ。メルの方は肩にかかるくらいの銀髪に空と深緑のオッドアイだ。何か神秘的だな。深緑色が空色とは違った意味で吸い込まれそうだ。ちょっとくせっ毛なのかフワフワしてて触り心地がよさそうなとこもいい。



 現在のレベルはこれだ。一気にレベルアップしているように見えるが、コツコツと狩りをしていたのと狂大熊を倒したのが大きい。あいつだけで一気に4レベル上がったからな。ついでに控えてたスキルとレベルも上げといた。


 

 森尾 陸 21才 SP80

 人族 Lv8


 スキル 

 体術Lv5 身体強化Lv5 魔力上昇Lv5 魔力制御Lv5

 魔力感知Lv5 危険察知Lv5 魔力隠蔽Lv5 気配遮断Lv5 

 風魔法Lv5 水魔法Lv3 火魔法Lv3 土魔法Lv5 回復魔法Lv5

 状態異常耐性Lv5 物理耐性Lv5 魔法耐性Lv5 

 暗視 遠見 鑑定


 固有スキル 言語翻訳 収納ボックス 道花



 ロイ 8才

 猫族 Lv2


 スキル 体術Lv1 身体強化Lv1 剣術Lv1



 メル 3才

 猫族 Lv1


 スキル 体術Lv1 身体強化Lv1



お読みいただきありがとうございました。

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