異世界転生
違和感あったら言ってくれると助かります
(あれ?俺死んでない?)
見上げれば真っ白な天井、前や横をみれば真っ白な壁、自分は白い椅子に座っていた。
(ここどこだろ?生きてるのはまだしも無傷っておかしくない?まさか俺に隠された力が!)
「そんなことあるわけなかろう」
声が聞こえたかと思うとドアから「神じゃ」みたいなこと言ってきそうなおじさんが出てきた。
(てかあれ?俺声出してないよね?ていうかなんかしらんけど声出ないし)
「そうじゃ、わしがおぬしの心の声をよんでおるからな、おほほほほ」
(きも、てかそんなんプライバシーもクソもないじゃん)
「きも、とはなんじゃ!きもとは!」
(そんなことよりここどこ?お前は誰?)
「むっ、流された気がするがまあよい。ここは天界にあるわしの部屋、そしてわしは神じゃ」
(うわ神じゃとか予想どうりのこと言ってきた)
「そうじゃ、神じゃよ?ほら崇めんか」
(そういうのいいんで状況説明プリーズ)
「つれないやつじゃのう。まあまず説明するかの、最初に謝らせてほしいのじゃ」
(別に何かやられた覚えないけど?)
「まあそうじゃろうな。実はお前の死んだ原因はわしなのじゃよ」
(てか死んじゃったのね、まあいいんだけど)
「ずいぶん軽いのう、普通ならもっと慌てるもんじゃぞ?」
(いや別に仲良い友達がいたわけじゃないし、家族も共働き、兄弟はいない、運動はある程度できるけど勉強はだめだめ、だからそんな悲しくない)
「え…なんか…すまんな…」
(いや別にいいんだけど)
「ごほんっまあそれは置いといて、わかっとると思うが死因は事故死、そして車を運転していたのはわし、つまりわしは加害者なのじゃよ」
(なんで神様が普通に運転してんの?)
「いやわしの大好きなゲームの発売日での?部下に仕事全部押し付けて買いに行こうとしてたのじゃ。じゃがブレーキをかけようとしたとき、アクセルとブレーキを間違えてな。そのまま歩道に突っ込んじゃったのじゃ」
(なにやってんの神様…)
「それに巻き込んでしまったのがおぬしというわけじゃ」
(それ法律とか大丈夫なの?)
「うむ。問題じゃ、そこで事故はなかったことにして、おぬしはただ転んで電柱に頭打って死亡ということにしたのじゃ」
(それめっちゃ俺恥ずかしいじゃん。せめてもっとまともなのにしてくれよ…)
「それを含めての謝罪じゃ。そしておぬしは特別に2つの選択肢を用意した。1つは普通に死んだときとを同じように、天界に留まり、時が来たら地球で記憶を消して生き返るというものじゃ」
(時が来たら、の時ってだいたいどのくらいなの?)
「そうじゃな。20〜100年くらいじゃ。今は混んどるから70年くらいかの」
(選択肢1のメリットは?)
「留まっとる間は痛みは感じないし、腹も空かん。それにおぬしならわしがゲームや漫画、小説なども貸してやる。悪いことをしない限り、衣食住は用意する。ぐらいかの」
(じゃあ選択肢2は?)
「それは他の世界に生まれ変わる。いわゆる異世界転移というやつだな。転生するから異世界転生か?」
(選択肢2のメリットは?)
「まず記憶が残る。危ない世界に転生させる予定じゃからそっちのほうが生き延びれるじゃろう。それと特別にランダムでユニークスキルを1つ、普通のスキルを3つ取得できる。スキルっていうのは小説とかと一緒じゃよ。あと転生できる種族を選ぶことができる。種族もランダムじゃが、運が良ければもう一度人間にもなれるぞ」
(スキルは自分で選べるの?)
「もちろんじゃ。ただし、種族特有の固有スキルは無理じゃ。まあ固有スキルは3つとは別種族によって得られるからもんだいなかろう」
よし!楽しそうだし選択肢2にする。こんなチャンスめったになさそうだしね)
「ただし危険じゃぞ?送る場所はまさに異世界、科学も発達しておらんし、魔王も魔物もおる。人間になればある程度勇者や国の兵士たちが守ってくれるじゃろうがそれでも安全ではない。それでも選択肢2にするのか?」
(いやまあ危険そうだけどなんとかなるだろうし、冒険者や魔法もあるんだろ?それならやっぱり選択肢2かな)
「わかった。じゃが死んでも次は特別扱いせんからの。そうじゃついでにランダムのスキルに合った武器と[アイテムボックス]をやろう。[アイテムボックス]はたくさんものが入るスキルじゃ。そのなかに武器も入れておく。楽しみにしとくんじゃぞ」
(スキル3つまでじゃなかったのか?)
「これでも責任感じでおるんじゃよ。わしがちゃんとしてれば死なずにすんだのじゃからな。それじゃあスキルを選ぶのじゃ。このスマホの中に取得できるスキルの名前を書いておいた」
渡されたスマホにはたくさんのスキルが書かれていた。
(それじゃあ選んだから言うぞ?スキルは…
こうして黒骨 転矢は異世界へと飛ばされた
2話目。
恥ずいけど。
がんばる。