第3話-....まじかよ-
あらすじ
あーなって(/ロ゜)/
こうなって(( -_・) (゜〇゜)??ヽ(´o`;
こうなった(-.-)Zzz
つまりは第2話の続きです!
鈴加が結につれていかれたあと暁はうつ伏せになり寝ていたがそこまで寝むる事はできなく、すぐに起きると授業をさぼり、図書室に行き本を読んでいた。そして、5時間目が終わる頃になり教室に戻ってまた寝始めた。尚、暁はめんどさがりな性格のため体育はいつもふけていた。そして六時間目の今、周りはみんな黒板に書かれてある内容をノートに写している最中であり教室に中で響く音は、担当教師の声とシャーペンでノートへと写す音だけ。
「ふぁ~あ」
(ん?今は3時か。大分寝てたな。)
そんな中、暁はいつものように欠伸をして時間を確認すると寝起きでシャキッとしない瞼を擦り、肘をつきながら机になにもない常態で6時間目の授業を眺める。
「え~、このDNA はこのような構造をしており」
6時間目は生物の授業をしていた。この二年生の生物という教科の担当教師は斎藤といい、頭はいつもぼさぼさで目元は隠れていて、背中を丸くする猫背と白衣姿の男教師であり学校での評価はあまり良くは思われていない。
いや、すなおにはっきり言えばうざくて嫌な教師と、ある意味知名度だけはこの学校で随一の教師であり、学校で一番嫌われている先生でもある。
もちろん暁もこの斎藤というやつのことを苦手でいた。……と言うことはなく案外この斎藤のとの言い合いが面白く感じていた。まるで遠慮なく言い合えるような感覚をしていて、また何かを試されているように感じれなくもなくそれが暁の何気ない日常にアクセントをいれる。
先週の出来事でも、放課後にある教室の窓ガラスが割られていて、偶然にも近くを歩いていた暁のことをガラスを割った犯人にしようとしたことがあった。
けれども、そのときはグランドで練習をしていた野球部の飛ばしたボールがぶつかって窓ガラスが割れたということが分かり暁は犯人にされなかったのだが。
(今は生物の時間か、相変わらず眠くなるな、あのハゲじじぃの授業。でも寝起きだから今日はそこまでもないか?)
すると寝起きの頭でそんなことを考えていると斎藤教諭から指名で問題を出題される。
「それでは先程まで授業中にぐぅぐぅと寝息を立て?私の授業をどーでもいいように眠り更けていた夜雲。
この問題がわかるかな~。
当然わかるよね?だから寝ていたんだよね?これで分からないとは言わないよね?うん?どうなんだい?」
と、暁が間違ったら恥をかかせたいようにニヤニヤと問題を出してきたのを見て暁は内心ため息を吐いていた。
(はぁ~めんどくさ。このじぃさんきっと、
「私の授業をバカにするやつには恥をかかせてやる!ざまーみろ!バーカ!バーカ!」っておもってるんだろうな~。
しかも見るところ高校で絶対に習わなそうなムズい問題じゃねーか!わかる分けねーだろ!)
そう思いながらこれをどう反らすかを考えている暁。
「ハゲ先生、何ニヤニヤしてんだよ?正直キモいから顔向けないでくれ、吐き気がする」
と暁は心のそこから嫌そうな顔をしながら言った。
「なっなな!ハッ、ハゲ!?キモい!?夜雲!教師に向かってなんだね!その態度は!?」
「はぁ?教師だからわざわざハゲにつけたくもないのに「先生」とつけたんじゃねーか。
それともなにか?その頭と同じで先生って言う意味自体、頭から抜け落ちたか?抜ける髪もあまり残ってないと言うのに...お気の毒に...」
「そう言う意味じゃなーい!そして、可哀想な者を見るような目はやめたまえ!私が言っているのは目上で教師の私に向かってハゲとかキモいというとは何事かね!それと同じく年上の私に敬語を使わないとはどういうことだ!」
「そんなことか?簡単なことだ。俺は自分に正直な性分なんでね、ハゲにはハゲと言ってキモいと思えばキモいと言い、敬語を使いたくなければ使わないんだよ。
わかったか?ハゲ。あとハゲ、なにそんなに怒っているんだよ?血圧上がるぞ?」
「だれの!せいで!怒りたくないのに怒っているとおもっている!!
.,はぁ.はぁ..はぁ...あとハゲハゲ言うでない!」
「まぁまぁ少し落ち着けや、その頭と同じで老い先短いんだから気楽にいこうぜ?」
「まだ短くないわい!!私は48歳だ!」
「えっ!?うそ!?48歳に見えな~い!!」
「うふふ!そうか?そうだろ?全然見えないだろ?」
「ああ、75歳だと思ったぜ」
「なぜ老けとる!!そんなにふけておらんわ!それに75歳なら定年退職しとる!」
「あ~確かにそれもそうだな。でも充分に老けているだろ。老け顔じゃないと本気で思っているのか?おいおい、冗談は顔だけにしろよ。
100歳のじぃさんが20代だと言うぐらい冗談が過ぎるぞ。嘘はやめて正直になろうぜ?なぁ?少なくても、もう少しで定年退職するぐらいの年だろ?」
「---これっぽっちも嘘などついてない!!私は正真正銘48歳だ!それに言い過ぎたぞ!もう私は泣きそうだぞ!」
「泣くのはやめろよ、ハゲ先生。ハゲ先生の泣き面見て誰得だよ。むしろ逆に損した気分になる。
泣くならさっさっとここから出て逝け。大丈夫、ちゃんと逝ったあとにハゲ先生の机の上にちゃんと育毛剤置いてやるから。」
「―――私はこの世で泣いたらダメなのか!?それに育毛剤をくれるならせめて逝く前に」
--- キーンコーンカーンコーン---------
「――くぬぬ!くそ!今日はここまで!夜雲、次は絶対恥をかかせてやる!」
そう言って斎藤が出ていったのを見送ると暁は「ふぅ~」とため息を吐き次は何の嫌がらせをされるのか、それを今度はどういう風にかわすのかを考えクラスのみんなが会話やら帰る準備を始める中、窓の外見る
「...こんないい天気なのに嫌な予感がするな..。気のせいでなければいいが....」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
すべての授業や片付けなどが終わり下校時間がきて生徒たちは自分の家へと帰っていく。
少し遅れて暁も帰るのに校門を出て施設へと足を進めていた。
「今日は昨日みたいに厄介事にならないよう、寄り道しないでまっすぐ帰るか..。もう面倒くさいのはこりごりだからな。しかも嫌な予感がするしな...」
昨日のような強盗の巻き添えみたいなのはもうこりごりだと思うように暁は呟くと同時に今日の朝のテレビ占いが悪いのと自分の勘が嫌な予感を知らせているのを感じて早く帰るように足を先程までの速さより一段階速くした。
すると、前を見ると信号機と何人かの人影がいるのに気がついた。
その人影は信号が赤なので立ち止まっていて、暁もその人影の後ろで並ぶことにした。
近くまで行った時、その人影が四人組だと気づきそれがリア充四人組だということにも気づいた。
そして、暁が何気もなくそのリア充四人組の近くで立ち止まった瞬間、足元から眩い光が迸った。
この時リア充四人組は「こっこれは!?」や「なんなの!?これ!?」などを言っていたが当の暁は全力でこの光から逃げようとしていた。
(くそ!絶対にこれのことだ!やっぱり俺の勘当たっていた!)
しかし、足を動かそうとするが縫い付けられたかのようびくともしなくそれが分かったとき暁は「....あ~、これって強制的なやつだ。はぁ~、俺って運悪すぎね?」と半ばこの状況から逃げ出すのを諦めた様子になっていた。
そして、暁がこの非現実的な出来事を受け入れたとき先程より光が溢れでて瞬く間に全身を多い尽くしあまりの眩しさで目を瞑った。
それから数秒の時が過ぎ、光がおさまるのを感じて再び目を開けて見てみるとそこに写し出されたものとは
「お待ちしておりました!勇者様」
---杖を持った青色と白色のドレス姿の少女と神官風の姿の人達と騎士のような人達であった---
「---...マジかよ?--」
先程暁達がいたところでは
通行人A「ん?おい!ここに鞄何個か落ちているぞ?」
通行人B 「落とし物ってことは、考えられないな。こんなに落ちているんだし。」
通行人C「じゃあなんでおちてんねん!」
通行人D「知らんがな」
通行人EF 「「...そしたらどうしよっか?」」
通行人G「捨てる?」
通行人H「交番に届ける?」
通行人I 「放置?」
通行人ABCDEFGHI 「....迷う」