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Three Musketeers  作者: 零
8/25

第8方 「ナイフ」

「っ…回避魔法か。やっかいなジジイだな」

「そうですね」


ラモールは金髪の人の顔を見つめる。その顔から、汗がたらりと流れた。


「召喚準備"ナイレジ・ブレス"」


犯人は魔法を唱える。少々にやけ気味に言うのが気に食わない。


「召喚準備"ウォーター・ラビス"」

その人の杖から、水色の魔法陣か浮かぶ。



「攻撃魔法"ナイレジ・レナウン"」

「回避魔法"ウォーター・ウォール"」


赤い光線と青い魔法陣の壁がぶつかり合う。

犯人の魔法を、その人の魔法陣が跳ね返した。


「ぐはっ…」


犯人に光線が当たったのか、腹を抑えてうずくまる。



これで解決した_________。











訳ではなかった。






_________ビッ…。



「っ…」

金髪の人が、目の下の方を抑える。どうやら、ナイフでそこを切られたようだ。


「おいガキ。俺はよぉ、この馬車の金が欲しいんだよ。しかも、無駄に抵抗するとこいつの命はねぇ」


先ほど目の下を切ったナイフを、運転手の首にあてる。その首からは、血が流れていた。


「つまり、俺に手ぇ出すな、クソガキどもが」


ラモールは、どこか切れたような感覚を覚えた。


「あなたの遊びは終わりです。いい加減にしてください」

冷たい目で、犯人を睨みつける。


「おいガキ、動くな!こいつを殺すぞ!」

「殺せるものなら殺せばいいじゃないですか?ほら、殺してみてくださいよ。皆様の前で」

「…お前っ!」


ラモールはニヤリと笑った。

「ほら、何もできませんね。この国を汚す……











盗賊のリーダーさん?」

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