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第4法 「王のところへ」
魔法を唱えながら、ラモールはガタガタと震えていた。
入国審査官の返事が無いので、心配だったのだ。
「えと…この国に、入ってもいいんですか?」
すると入国審査官はハッと顔をあげ、よろしいと返事をしたが、ラモールにこう言った。
________「いつかは、王のところに行ってみろ」
「え?」
入国審査官の顔を見る。その時、入国審査官の視線が、上へ行ったような気がした。
「あ、ありがとう、ございます」
よくわからなかったので、その場を離れる。
少し歩いたところで、また門のようなところがあった。
______ここを行けば、ラケーサ王国…!
一度目をつぶり、大きく開ける。
ラモールは、王国へ向かって歩き出した______




