第10法 「三銃士」
「ラモールくん、ムーナイトくん。こちらに来なさい」
アレンさんが手を組み、微笑む。
「「はい」」
正直、戸惑った。どんなことを言われるのかわからないからだ。
ムーナイトが足を進ませているのを見て、ラモールもアレンさんへ向かって歩いた。
「ラモールくん、ムーナイトくんに、言いたいことがあるんだ」
アレンさんの目が、一瞬するどくなる。
「ラモールくんは氷属性魔法使い、ムーナイトくんは水属性魔法使いと聞いた。君たちは、ナイスコンビネーションだ。スハイル、カウスもお疲れ様」
「「ありがとうございます」」
スハイルさんとカウスさんが、膝をおり、手を前に組んでしゃがんだ。
「そこでだ」
ラモールはゴクリと唾を飲み込む。
「君たちには、この国を守れる力がある!」
力……?
「だから俺は、あと数日に決めなければいけない『三銃士』を、君たちに捧げることにした!」
「「「「!!」」」」
「え、でも僕たち、そんなに偉い存在ではないのですが?!」
ムーナイトが、困ったように言う。
「まぁ、すぐに決めることではない。1週間後までに、答えを決めて言ってくれ。それでは解散!」
「の前にちょっと待ってよアレン〜!あたしが自己紹介してないわよ。あたしが違う国に行ってる間に、可愛い子連れて来やがって」
あっかんべーと、その人が言った。
この変?な人はなんなんだろうか……?




