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第4法 「『あれ』」
「う、うんっ。こんな奴と喧嘩してるより、『あれ』をしたほうがよかったわね。王、よろしいでしょうか」
アルさんはスハイルさんを睨んでいる。
「あぁ、頼むよスハイル」
「はいっ!」
手を組み、スハイルさんはその場にしゃがみこんだ。
「ラモールくん、ムーナイトくん。『あれ』は結構辛いけど、頑張ってね」
「「はい…」」
そういうとアレンさんは、長い髪を揺らし長い廊下へ消えて行った。
「さて、始めるわよ。カウス!」
「あぁ、"シャイラントソード(魔の属性剣)"」
カウスさんの召喚した短剣が、スハイルさんに渡った。
「じゃあラモールくん、手を出して」
ラモールはおずおずと手を出した。
すると______。
グサッ。
「ゔぁあ!!!」
ラモールの手に、剣が短剣さったのだ。さらに、ポケットに入れていた指輪から、氷が飛び出した。
「うん。氷属性魔法使いね」




