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Three Musketeers  作者: 零
16/25

第3法 「スハイル、カウス、アル」

この方達が〈師匠〉なのか?______



「紹介しよう、この3人が君たちの〈師匠〉だ」

すると、女性が歩み出て来た。

「こんにちは。私はスハイル・ムーリフ。

長いからみんなムーと呼んでるわ。魔法使いよ、よろしくね」

そう言ってムーさんは、ニコリと笑い後ろに下がる。

続いて男の方が前に出た。

「ムーと同じく、魔法使いだ。カウス・アウストラリスだ。カウスと呼んでくれ」

そして最後の1人、男の方が出てくる。

「私は元魔導師の魔法使いだ。アル・ワズン。よろしく」

アルさんが列に戻ると、改めて3人が輝いて見えた。ムーナイトも同じようだ。

「じゃあ2人も。自己紹介を、ね」

ムーナイトが前に出る。だが、その手足はガタガタだ。

「む、ムーナイト・ゼファニーですっ!男ですがよく女と間違えられます…。よ、よろしくお願いします!」

ラモールはクスッと笑った。こんなムーナイトは見たことないからだ。そして言葉を整理し自己紹介する。

「俺はラモールです。他の国から来ました。両親がそうなのですが、何か不思議な力を持ってると言われ、ここに来ましたっ。何か知ってたら言ってください。よろしくお願いします」

深々と礼をした。

そのとき、ムーさんの目がピクッと動いたような気がした。

ラモールがじっと見ていると、ムーさんが目をそらした。

「あら、私のムーってあだ名、ムーナイト君と似てるわね…、カウス。何か考えてよー」

「そんな義理はないが…」

「言うと思ったわよー。ムーナイトくん、何か考えてくれなーい?」

すると、ムーナイトの背筋がピンっと伸びた。

「う〜ん…どこかでムーさんの名前が、ほ座という意味と聞いたような……」

「ちょ、ほ座って……。ぶっ」

「何よ!ほ座って………い、いい名前じゃない!」


そうしてアルさんとほ……ムーさんが喧嘩を始めた。


ラモールは、スハイルさんと呼ぶことにした。

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