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第2章 「プロローグ」
なぜ私は、欲望に溢れた人たちの機嫌直しをしなければいけないのだろう。
魔力を使い果たした日もあった。
寿命だって短い。
こんな私が、人々の願いを叶えなければいけない理由があるんですか?ないんですか?
心の声だって、誰も聞いてくれやしない。
私は"人形(定まった人生)"なのですか?
この運命が、この魔法が悪いんですか!??
いっそのこと、楽になった方がいいんですか?
民のために死ぬなんて、幸せなんでしょうか。
その理由がわからぬまま、今日も教会の床に座り込んだ________。




