表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/15

第10話 決戦へ

携帯電話でこの小説を呼んでくださっている方、今回は少々読みにくいと思います。すいません。

 連合艦隊司令部では新しい作戦の骨子がまとまりつつあった。

作戦名は「GKガダルカナル攻略作戦」。

これは米軍に傍受されるために用意された作戦名である。

では、作戦の内容を簡単に説明しよう。

まず、戦艦部隊と何も積んでいない空の輸送船団がラバウルから南下、目立つようにガダルカナル島を目指す。

そして敵がこの戦艦部隊を発見し、喰らいついたところに前日出港して待機していた2郡の空母機動部隊が敵機動部隊を攻撃、これを撃滅する。

無論、敵が上手いこと喰いついてくれるか、という心配はあるがもし出てこなければガダルカナル島の敵海兵隊を徹底的に叩いてやればいい。

また空母部隊が直接攻撃を受けたら、という心配もある。

これは一応ラバウルから増援の戦闘機を飛ばすことで対処することにした。

基地航空隊は少しずつ母艦に着艦して燃料補給を受けつつ空中待機する。

もちろんこれで完璧ではない。他にも危険要素はいくらかあるが少々のリスクは承知の上である。


 以下は今回の作戦の参加兵力である。


 第1艦隊


 第1戦隊 戦艦   大和 武蔵 長門 陸奥

 第2戦隊 同    山城 扶桑 伊勢 日向

 第7戦隊 重巡洋艦 高雄 愛宕 摩耶 鳥海

 第11戦隊 軽巡洋艦 川内 那珂 神通

 第1水雷戦隊    駆逐艦  8隻

 第2水雷戦隊    駆逐艦  8隻

 第3水雷戦隊    駆逐艦  8隻

 付属   航空母艦 鳳翔


 第3艦隊第1部隊


 第1航空戦隊 航空母艦 翔鶴 瑞鶴

 第4戦隊   戦艦   比叡 霧島

 第5戦隊   重巡洋艦 利根 筑摩

 第4水雷戦隊 軽巡洋艦 長良

        駆逐艦  12隻[駆逐隊1個付属]

 

 第3艦隊第2部隊


 第2航空戦隊 航空母艦 飛鷹 準鷹

 第3航空戦隊 同    龍驤 瑞鳳

 第3戦隊   戦艦   金剛 比叡

 第6戦隊   重巡洋艦 最上 鈴谷 熊野

 第5水雷戦隊 軽巡洋艦 五十鈴

        駆逐艦  12隻[駆逐隊1個付属]

 

 第3艦隊第3部隊(輸送船団護衛部隊)

 

 第4航空戦隊 航空母艦 大鷹 沖鷹 雲鷹

 第8戦隊   重巡洋艦 妙高 那智 羽黒 足柄

 第12戦隊   軽巡洋艦 名取 由良 鬼怒 阿武隈

 第6水雷戦隊      駆逐艦  8隻

 第11水雷戦隊      駆逐艦  8隻

 第12水雷戦隊      駆逐艦  8隻

 第13水雷戦隊      駆逐艦  8隻


 輸送船団


 第1輸送隊       輸送船  8隻

 第2輸送隊       輸送船  8隻

 第3輸送隊       輸送船  8隻

 第4輸送隊       輸送船  8隻



 以上が主な艦艇。この他ラバウル基地航空隊や潜水艦などが参加する。

また、今回の作戦のための空母に乗った経験のあるパイロット達を多数ラバウル基地に召集したり、搭載機を増やすために「大鷹」などでは甲板上にも航空機を並べたり(米軍では当たり前だが、日本軍ではしていない)、練習艦になるはずの「鳳翔」を引っ張り出したりして少しでも有利に戦おうと努力がされた。

他にもダミー空母(輸送船に木製の飛行甲板のようなものをのせて空母に似せたもの)を造ろうという案も出たりしたがそんな子供騙しは時間と資材の無駄ということで却下された。

 


 

意見や感想をどんなものでもかまいませんのでお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ