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Ⅰ -明日へ向かう旅路ー Ⅱ章ー意識界ー

はいっ来ました

Ⅱ章やよーっ

今回は苦手な平和ぱーとww

あははwどうなるんでしょうねw

「ふ~」

アクアはそっと溜息をついた。

昼間意識界に戻ったアクアは独自で調べ物をするため図書館に来ていた。


中央図書館にはものすごい人だまりができているため

なかなか資料室に向かえない。

「もうっ!なんでこんなにこんでるのぉ!?」


資料室まであと200mちょいの距離。

普通ならすぐにでもむかえるのだが、この人ごみの中では1m進むだけでも難しい。


「どいてくださぁいっ!うにゅぅ・・・どいてーっ!・・・・・・すぅー・・どけやこの野郎っ!こちとらいそいどんじゃぃっ!」

キャラ崩壊。おしとやかキャラが崩壊。


そのギャップに人々は驚き、おもわず道を開けた。

「ありがとうございますっ☆」

アクアは、さっさと資料室に入り端末を起動させた。


端末の操作は簡単。ボタンをタッチするだけだ。

調べ物のキーワードをボタンで入力。出てきた情報をボタンをタッチして開く。


簡単だ。

だが、アクアは機械音痴。

「えっと、ボタンを押してキーワード入力すればいいのよね。うん。簡単簡単♪・・・・・ボタンなんてないじゃないっ。。え、え、どこ?ぼたんどこぉぉぉぉ?」


周りにいる人はみな自分の調べ物に没頭し

アクアが困っているのにも気づかない。

「はぁ・・・」


「あの、すいません。この画面をおせばいいんですよ。ボタンっていいますけど、出っ張っているわけでもないのです。この画面で調べたいものをおせばいいのです。」


世の中捨てたもんじゃない。アクアは大げさにそうおもった。

言われた通り押してみると、なんとか検索できた。

「ありがとうございますっ!お名前は・・?」


「九條 音無と申します。では、失礼いたします。」

アクアは一瞬見とれた。

だが数秒で我にもどった。


そして、端末のほうに向きなおり、調べ物を進めた。

「市谷 宗っと・・・」

キーワードをいれると、ものすごい量の情報がでてきた。


やはり大戦の英雄となればものすごい情報量なのだろう

噂レベルの話から、事実まで。


幅広くありそうだな。とアクアは思った。

片っぱしから情報を開いてみていった。

さすがは中央図書館。かなり良質な情報があると感心した。


だが、既知のものばかり。

大戦後のことなんてちっともかかれてはいない。

それもそのはず、市谷 宗は大戦後失踪したとされているのだから。


ならば過去の情報をとアクアは粘ったが

結局これといったものはみつからなかった。

「はぁ・・・やっぱりこの情報量でも有力な情報は得られないかぁ。帰ろうかなぁ」


アクアは苦労して入った資料室を出た。時計を見ると

だいぶ時間がたっていた。現在はもう6時。

ここに来たのは昼の1時だ。


6時。閉館時刻1分前。

さすがにこんな時間になれば人込みはなく

すいすいと外にでれた。


外は霧也の住む町とほとんど変わらない。

ビル街が立ち並び、人でにぎわっている。

だけどちがうとこがひとつ。ここには自然や空などない。

ビルだってすべてにせものだ。


人間の意識エネルギーで形成された偽物の世界。

それが意識界だ。

人の意識によって形成され、人の意識によって消滅する。

ここには人の意識が住まうのだ。


その意識の姿を人は意識体とよぶ。

「そろそろ家にかえんなきゃなぁ~しばらくは人間道には出れそうにないや」

アクアはコンクリートに舗装された道をあるいていった。


この道もこの建物もすべては人々の意識によって作られてるのかとアクアは思った。

人々が消そうと思えばこんな世界。すぐ消せるんだな。

とも・・・

そう思うと溜息がでてくる。


「はぁ・・すぐ消えるはかない世界。。かぁ。ま、考えててもしかたないよね。」

今頃霧也はどうしているのだろうか。アクアはそんなことを考えたりして気を紛らわした。世界のこと考えててもどうにもならない。だが最近アクアは常にこの世界のことを考えてしまっている。自分が生まれた世界なのだから仕方がないことなのだが。




それでもそんなことを考えて心配して気落ちしている自分が小さく思えてくるのだ。

家に帰るまで騎士剣アクアはそんなことを思っていた。


家の前につくと、誰かがたっていた。

その顔には見覚えがあった。


「あ、アクアさんですね。先ほどの九條と申します。忘れ物があったんで届けにきました」


さっき(といっても数時間前)中央図書館で端末の操作を教えてくれた人だ。

「あ、すいませんっ!IDカード…うっかりしてました。」


IDカードは個人情報のかたまり、名前から住所、電話番号、すべてが記載されている。

これを落として、悪い人に拾われたら最後。家を荒らされ、物を盗まれ。

いろいろな被害にあう。


この人に拾われてよかったなとアクアは思った。

「ほんとにありがとうございますっ あの、九條さん…もしよければメールアドレス交換しませんか?」


アクアは赤面しながらアドレス交換を交渉した。

すると、九條はすんなりOK。アクアはすごくよろこんだ。

そして、翌日会う約束をしたのだった。


アクアの心には、一種の感情が芽生え始めていたのだが、本人はまだそれに気づいていない。

明日楽しみだなと思い、まだ早いけどアクアは寝ることにした。


翌朝、アクアは早起きだった。よほど楽しみなのだろう。

窓からやわらかなひざしが差し込む。このひざしもすべてがつくりもの。

でもアクアは今はそんなことを考えてはいなかった。


とにかく楽しい気持ちでいっぱい。

早く時間になればいいな。そんなことを考えていた。

「私今日どんな格好していこうかなぁっ♪お気に入りのコーディネートにしていこう♪」


るんるん気分で着替えを済まし、鏡の前で笑って見せる。

「よしっ!いってきますっ♪」


そしてドアを勢いよくあけ、誰もいない家にあいさつして歩き出した。

今日の街は一段と明るく見えた。朝だから、というだけではなく

今日のアクアのこの気分がそうさせるのだろう。


木々の葉は強い日差しを受け、力強く明るく光っている。

アクアは今日は空でも飛べるかのような気分。

鳥のようにどこまでも自由に。そう、あくまで自由に。




はいよーっと

平和パートどうなるかと思ったら

結構いけてたもんですね

苦手だけどw

いいわけごめんなさいね


あのですね、これね執筆ペースが遅いから

公開も遅れると思います。すいません。


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