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第一話 砂浜の青年

 海人(うみびと)と呼ばれる人々がいる。

 地上で生きる人々と同じ姿形をしていながら、地上の人々とは違って水中でも息をすることの出来る人々。しかしその能力とは引き換えに、地上では言葉を紡ぐことが出来ない人々。

 彼らは海洋生物たちと同じように海の中で暮らし、海底に地上の人々と同じように国を作り生活している。彼らが一体どのような進化を遂げ海中で暮らすこととなったのか。そもそも、地上で暮らしている人間たちと同じ祖先を持っているのか。それらは全く不明であり、謎のまま。

 ただ。例え海の中であろうとも、そこに高度な文明があり、国があり、人が生きているのなら、彼らは地上の人々にとって、関わりあうに値する存在であることに代わりはない。


 *


 大陸の東端に半島があった。その半島は古くから一つの国が治めていた。


 名前はドレミーファ王国。


 半島にあるため三方を海に囲まれた立地を持つその国は、古い古い時代から、海人(うみびと)と関わりがあった。ドレミーファは海からも陸からも攻められやすいという地形の不利を、海人(うみびと)と同盟を結ぶことによって乗り越えてきたのだ。

 海からドレミーファが狙われた時は海人(うみびと)が敵を倒す。代わりに、ドレミーファは陸でしか作れない手に入らない様々な商品を安価で海人(うみびと)に売る。それだけではなく、友好の証として度々王家や貴族の子弟を海人(うみびと)の国に差し出すことで、経済的なものだけではなく血筋としても関わりを強くしていっていた。

 海で暮らし、海中で生きる多くの動物を意のままに操ることができる海人(うみびと)にとって、攻めて来た敵の船を沈めるというのはとても簡単なことだ。敵がやってきた時に船を沈めるだけで、安く地上の物を手に入れられるというのなら(何せ普通に手に入れようとすると大変な手間がかかる)海人(うみびと)たちにとっては願ってもないことだった。

 ドレミーファからすれば、地上の品を少し安く売るだけで海からの攻撃を一切気にする必要がないのだから、有難いことこの上ない同盟だった。


 この同盟により、ドレミーファは軍事力を陸軍だけに集中した。このお蔭でドレミーファの陸軍は大陸でもトップクラスの力を持ち、国を守るだけではなく時には大陸にまで領土を伸ばした時代もあるほどだ。海人(うみびと)との同盟のお陰で、数百年と続いた戦国時代と呼ばれる時代の間も、ドレミーファはただの一度として国を取られたことはない。

 戦火が消え、武器を持っての戦いから口や文書での戦いが主流になってきた現在でも、ドレミーファと海人(うみびと)の同盟は保たれている。


 海人(うみびと)との玄関口として使われるのは海に面した地方都市である。その一つである港町パーラガルの美しい砂浜に、アッシュブロンドなどと呼称される儚げな色をした長い髪を風に揺らせながら海を見つめる人影があった。明るい空に照らし出され、海は鮮やかな碧色の姿を見せている。その海を瞳の中に閉じ込めながら、十代ほどの少女がたそがれていた。艶やかな唇から漏れるのは、吐息を目で見ることが出来たならば灰色に染まっているだろうため息。真白な肌はよく見れば艶も足りずどこかかさついている印象を持つ。少女が顔を膝の上で組んだ腕にうずめると、ここ数日まともに手入れのしていない髪がぐしゃりと跳ねた。細い髪の毛はカーブではなく枝が折れたように直角に折れ曲がる。

 パーラガルを訪れてから毎日のようにその少女は砂浜でただ海を見つめていた。それ以外は何かをするでもない。ただ一人(いや、正確には彼女を見守る使用人が離れた位置にはいるのだが)海を見続けている。本来は日の下で長い時間肌を焼いてはいけない立場でありながら、彼女はそれでも浜に通っていた。普段ならば肌を焼いてしまうようなことは止める使用人たちも、今回ばかりは少女のしたいままにさせていた。近づいては遠のいて、また近づいてくる波の音をオーケストラの代わりにして、とげとげしい記憶をどこかにやる。けれど記憶は波のように、遠ざければ遠ざけるほどまた少女の元へと帰って来た。

 ぼんやりとした表情の少女はうつむいてそのまま動かない。太陽の位置が大幅に変わり、腹が空腹を訴える時間になって初めてフラリと立ち上がった。本当の所は彼女は食事をしたい気持ちはなかった。どれだけ見た目の美しい料理であろうと胃を刺激する匂いの料理であろうと、今の彼女にとってはただ口を動かして食べ物を咀嚼するだけの億劫な行為でしかない。けれどもだからといって食事を抜いてしまえば使用人たちが酷く心配して大事にしようとすることは分かっていた。既にそれを理由に三度は医者を呼ばれている。医者の診察を受けるのとしたくもない食事を口に運ぶのと、どちらかがマシであるかと言われれば、後者だった。だから少女は大人しく立ち上がり、最後に海を眺めてから数少ない癒しに背を向けて、ゆっくりと別荘である屋敷に戻るべく足を踏み出す。海風で飛ばされて石畳に積もった柔らかい砂を細い足が踏みしめる。一歩、二歩、と少女が歩き出した時、まるで岩に衝突したかのような一際大きな波打つ音が聞こえた。それから自然の音ではないゴホ、というむせ返る音。少女は振り返った。そして灰色の吐息を吐き出す以外では久しく使っていなかった喉を、大きく振るわせた。

「―――大変!」

 白い砂浜に、青い服を纏った青年が沈んでいた。


 パーラガルは海人(うみびと)との玄関口という役割や港町らしく漁業をしている面だけでなく、その美しい景色を活用して貴族や上流階級の余暇を過ごす地としての役割もある。その関係から海に近い高台の土地を中心にして上流階級の別邸が立ち並んでいる。

 海が一望できる一等地に建つ屋敷は一見するだけで、持ち主が強い力を持つ者であることを訴えていた。その通りに、その屋敷は国の貴族としてもトップクラスである侯爵家のものだ。屋敷の大きさは然ることながら、施されている装飾のきめ細やかさ、その広さを誇りながらも隅々にまで行き届いた手入れ。屋敷を一つ見るだけで、持ち主の力がどれほどのものであるかが分かる。

 現在この屋敷の仮の主である少女――レオーネは不安げな表情で廊下を行ったりきたりと歩いている。それを見とがめた家庭教師が「お嬢様」と厳しめの口調で言うと、レオーネはメイドが用意した椅子に腰を下ろしたが、不安げな顔は変わらないまま、視線を屋敷の一室に注いでいた。彼女がこの屋敷を訪れてからというもの、まな板の上の魚のような曇った瞳しか見ていなかった屋敷の使用人たちは、そんな主人の表情に心中ほっとする。

 時間が過ぎていく。夕食時になっても部屋のドアは開かない。レオーネはずっとそこにとどまろうとしたが、流石に周囲が放っておかなかった。メイドたちが口々に「お嬢様、お食事のご用意が出来ました」と囁く。それでも動こうとしないレオーネだったが、結局は王都の屋敷からついてきている家庭教師の一喝で腰を上げ、食事を取った。

 夕食を食べ終わり、廊下に戻ろうとした所を止められて家庭教師にお風呂へと放り出されて。その後戻ってきたもののレオーネは老年の医師からは「まだ目覚めない」とのお言葉を頂いた。幸い、体調は安定していて命を落とすということはないと告げられてレオーネをはじめ使用人たちもほっとした。

 医師はこの屋敷専属の者ではない。緊急ではないのならば一夜中拘束するのも不憫であると、レオーネは医師に感謝を述べてから家へと帰した。夜遅くまで目覚めぬ青年に付き添おうとしたレオーネは家庭教師によってベッドに放り込まれて寝た。その夜は久しぶりの夢一つ見ない快眠であった。


 一夜明け、レオーネはそっと部屋をのぞいた。医師は昼前には屋敷に来ると言っていた。まだまだ時間がある。

 青年を見下ろす。僅かに開いた唇と、上下する胸元から彼が生きていることが分かる。

 しっかりと落ち着いて見てみれば見るほど、青年は美しかった。いや、どちらかと言えば凛々しいという言葉のほうが似合うだろうか。

 昨日着ていた青い服は全てメイドたちによって着替えさせられ、現在はただの白いシャツを着ている。茶色の髪は陽の光に当たるとまるでブロンドのようだ。けれどもレオーネのブロンドとは違う。レオーネのブロンドは母譲りのもので、アッシュブロンドとも呼ばれる少し青みがかったものだ。グレーにくすんで見えたりもする。それに比べると青年の髪の毛は明るみが強い。閉じられているその瞳が何色なのかレオーネは知らないが、きっと顔や髪の美しさに劣らないものだろうと勝手に想像する。

 医師が診察の時に使っていたのだろう椅子に座り、青年を見る。嫁入り前の娘が家族でもない男と同じ部屋にいるなど、家庭教師が見たならば激高するだろう。けれども今はその家庭教師がこの場に居ないのだから構わないとレオーネは思った。

 暫く何をするでもなく青年を眺めていたが、チリンチリンとベルの音が聞こえて我に返った。朝食の時間だ。朝食の時間になると、メイドがベルを鳴らしながら屋敷中を歩くのだ。現在この屋敷にいる貴い方はレオーネしかいないが、それでも屋敷中に現在の時間を知らせるという意味で行われている日課だ。

 レオーネは席を立つとベッドの反対側に回り、カーテンを開いて、窓を開けた。それなりに年季の入った窓は、女子の力ではやや重い。ふん、ふん、と力をこめながらなんとか窓を開けると、心地よい海風が吹き込んできた。顔に当たる風が気持ちよく、少しの間目を閉じてただ風を感じていたが、再びチリンチリンという音が聞こえてきて慌てて窓際からはなれた。おそらくメイドたちがそろそろレオーネの自室にやってくるだろう。部屋にいないことが分かれば、彼らはレオーネの姿を探して屋敷中を歩き回る。家庭教師は恐らく最初の青年の眠っているこの部屋にやってくるだろう。そこで見つかってしまえば確実に怒られてしまう。そんなことになってしまうよりも前に、自室にもどらなければ。

 レオーネはそっとドアを開き、廊下に人影がないことを確認してから眠る青年を置いて部屋を出た。

 彼女が居なくなってからも、風が白いレースのカーテンを揺らす。そのたびに薄い影が青年の顔の上で踊った。


 朝食は白パンに魚、フルーツなどだ。

 魚は港街であるパーラガルの特産だ。パーラガルの人々は牛や豚の肉の代わりに、魚を食べることが多い。沢山取れるということもあるし、取れたてで新鮮な魚が食べられるのだから主食が魚になるのは自然なことだった。王都などの内陸地になると海から取れた魚は運ぶ内に腐ったりして美味しくなくなる。そのため内陸では肉を、沿岸部では魚を食べることが多い。勿論大きな川に近ければ川魚なども食べるが、やはり肉のほうが人気が高い。

 白パンは貴族の主食だ。それからフルーツだが、これは貴族は野菜を取ることが少ないことに由来する。現在では緩和されているが、かつて地面から生えてくる野菜は下々、つまりは平民の食べ物だという考えが一般的だった。それゆえ貴族は殆どの野菜を食べず、パンや肉だけを食べていたのだ。それが体に悪いことが発覚してから、貴族の食卓にも野菜が並ぶようになり始めたものの、強い抵抗感がある貴族も多いため、長らく野菜の代用としてフルーツを食べていたのだ。

 朝食に並ぶ食事は王都で食べていた食事と比べれば、かなり質素なものに感じる。だが今のレオーネにはこれで十分だった。この屋敷に来てからというもの、いや、()()()()が起きてからというもの、レオーネは殆ど食欲もなく、出された食事の殆どを食べきれずに残していた。貴族は食卓に大量に食事を並べ、それでいて全て食べきったりはしないのが一般的だが、あまりに食欲がないので食べやすいものを量を少なく出すようお願いした。それ以降、こうした食事が並んでいるのだ。

 食卓についたレオーネは不思議に感じた。料理を作ってくれているコックたちには申し訳ないが、ここ最近はどんな食べ物を見ても魅力的には感じなかった。食べ物を見るとむしろ胃が一杯になり、殆ど食べられないのだ。

 ところが、目の前に並べられている料理を見たレオーネは腹が空いているという感覚を久方ぶりに感じた。いつも並んでいた同じ料理なのに、パンも魚もフルーツも、輝いて見えたのだ。

「……いただきます」

 フォークとナイフで魚を一口サイズに切る。そっと口に含むと柔らかい白身は舌の上ですぐに崩れた。

「……美味しい」

 ほう、と息をつく。お世辞でもなくそう感じたのだ。料理を並べ、食卓の様子を見守っていたメイドたちがほんの僅かに目を見開く。しかし流石は侯爵家に仕えるメイド、内心の驚きなどは一切顔に出さず見守っている。

 レオーネは次々に魚を口に含み、出されているフルーツを食べ、パンを千切った。可笑しいなぁ、と思う。昨日まではパンも野菜もフルーツも、この量の半分程度しか食べられなかったのだ。それが次々におなかへと収まっていく。

 卓上にはまだ料理が残っているが、昨日までと比べれば確実に少ない量だった。腹部に片手を添えながらレオーネは微笑んだ。

「ご馳走様。アニア、コックに美味しかったと伝えて頂戴」

「承知いたしました」

 古くから侯爵家に仕え、主が不在の間この屋敷を守っているメイド長のアニアに声をかけると彼女は一礼した。


 食事が終わり食器が片付けられるとアニアはレオーネに報告をした。

「お嬢様、先ほど到着なされたフォージ医師からのご連絡でございます。男性が目を覚まされたようで」

「まあ、もっと早く言って頂戴な!」

 令嬢にあるまじき音量の声でそう叫んだレオーネは椅子を倒しそうな勢いで立ち上がった。そのまま駆けていきそうな主を、家庭教師が呼び止める。

「お嬢様、お口のお掃除がまだで御座いますわ」

 家庭教師が両手を叩くと、歯を磨く用意を整えたメイドたちが静かに現れる。逆らうとどうなるか分かっていたレオーネは家庭教師の言うことに大人しく従い、いったんは先について歯を磨かせてから、食事の間を出て行った。背後から家庭教師の「走らないでくださいまし、はしたないですわ!」という叫びが聞こえるが此度は無視した。

「ドクター、私よ、レオーネよ。入ってもよろしい?」

「はい、はい。勿論で御座いますよ、お嬢様」

 中から少ししゃがれたフォージ医師の声が聞こえる。ドアが開かれた。中にいたメイドが開けてくれたようだ。

 部屋に一歩踏み出したレオーネは息をするのを忘れて見惚れた。ベッドの上で、目覚めたという青年は体を起こしていた。その視線は部屋に入って来たレオーネに注がれている。

 深い、海の色だった。

 貴族の娘であるレオーネは、海にもぐったことなどない。故にレオーネが知っているのは朝焼けに照らされる海、日中の燦々とした太陽の輝きを受ける海、夕方の明かりを映す海。そうした海ばかりだ。

 その海とは違う。深く、静かで、煌く。そんな海だった。

 風が吹き、カーテンと青年の髪を揺らす。金のように輝く髪が揺れた。

「こちらのお嬢様が、貴方をお助けくださったのですよ」

 フォージ医師の言葉に青年は数度瞬き、それから静かに頭を下げた。

 レオーネは我に返って慌ててカーテーシーをした。

「レオポルディーネ・アミキティアですわ。お見知りおきを」

 それに青年は慌てたように手を動かす。返事がないことにレオーネが首をかしげると、フォージ医師が鞄の中から紙とペンを取り出した。それを受け取った青年は、少し慣れていないような手つきで、文字を書く。紙に書かれた文字は、歪んでいた。

【トゥーレともうします。どうぞよろしくおねがいいたします】

「……しゃ、喋れないの?」

 まさか、とレオーネは青年とフォージ医師を交互に見る。フォージ医師が頷いたのを見てレオーネは両手で口元を覆った。

「怪我? それとも生まれつき?」

「怪我ではないですよ。ご安心ください」

 フォージ医師の言葉に、トゥーレと名乗った青年が頷く。

 どうやら、生まれつきのようだ。それにレオーネは少し胸をなでおろす。

「眠っていたのは、どうやら少し頭を打ったせいのようですな。腫れていますが、軽度のものですし、一週間……ま、それ以外の打撲なども含めて、大事を取っても二週間あれば治るかと」

 フォージ医師の言葉にレオーネはほっとした。大怪我というのは何も見るからな怪我だけではない。体のうちにダメージが溜まり、取り返しがつかなくなることもある。そうではないようで一安心、というところだろう。

「軽度の怪我でよかったです」

 そういいながら入ってきたのは家庭教師と、この屋敷の管理を任されているシーガーだ。

「ねえシーガー、彼の怪我が治るまで、屋敷で世話を見てもいいでしょう?」

 レオーネがシーガーに近づいてそう言った。

 港町パーラガルには海人(うみびと)との交流だけでなく、他国からの交易船もよくやってくる。内陸に比べて変化の激しいパーラガルを始めとした沿岸部には別の国の血が混じったものも多い。シーガーもそのタイプで、異国の血が混じった彼の髪の毛は草花のような緑色をしている。腕組みをしているシーガーは難しそうな顔をしていたが、レオーネの顔を見てため息をついた。

()たしは一体、旦那様になんと説明すればいいのか……」

「助けておいて、目が覚めたらはい終わり、だなんて貴族として、高貴なる義務ノーブレス・オブリージュの精神に反するわ。ね、ミカエラ先生、そうでしょう?」

 名前を呼ばれた家庭教師のミカエラが、はぁと息をついた。

「怪我が治るまでですよ、お嬢様。シーガー氏、そういうことでよろしいでしょうか。旦那様には私からご連絡いたしますわ」

「マクドネル先生がお決めになったことでしたら、ええ、()たしは文句など御座いませんとも」

 レオーネは顔を輝かせた。シーガーが頷いてくれたなら、確定したも同然だ。もしかしたら、王都にいる父アミキティア侯爵が反対するかもしれないが、ここから手紙を出して……返信がくるのは、一週間半後という頃か。そこまで経っていれば、もう怪我も治っているだろう。

【ありがとうございます。ごめいわくをおかけします】

 そうしてトゥーレの滞在が確定した。

海人は、日本人やアメリカ人といった意味合いの言葉になります。人という文字が「じん」ではなく「びと」と読むのは作者の趣味です。

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