小説練習 テーマ不倫
即興で書いたので、下手くそ承知です
これは35歳のどこにでもいるような会社員が後悔を書いた日記である。
最初に言っておく、もしこれを読んで「ざまぁみろ」とか「情けない」と思ってもいい、。
俺はここに俺の後悔と謝罪を書く、自己満足だろうがなんだろうが別に構いはしない。
俺は高校といい大学といい入っても意味が無い所を卒業して、会社に15年勤めて大して稼げもしない平社員に留まり続けている。
今や後輩が上司という情けない先輩だ……
そんなダメ人間な俺にも一つだけ自慢できることがある。
それは、7つ下の美人な奥さんがいる事だ。
彼女は某有名大学を卒業後、俺が働いている会社の上層部で働いているとても優秀な女性である。
そんな雲の上の人がなぜこんなダメ人間と結婚したかは今も分からない…………
思えばきっかけは些細なことだったと思う。
ある日、いつものように上司に言われてを夜遅くまで作業していたら。
「お疲れ様です、コーヒーどうですか?」
と見知らぬ女性が話しかけてきた。
俺は女性に対する免疫が無かったのでぶっきらぼうに反応した
「あぁ、どうも」
すると彼女は
「夜遅くまで大変ですね、お疲れでは無いんですか?」
こちらを気遣うようなことを言ってきた
「あぁ、大丈夫です、いつもの事なんで」
俺は少し、面倒そうに返事をした
「いつもこんな時間まで作業してるんですか?」
と、戸惑いながら聞いてきたので
俺は、彼女の方を向いて自分の情けない事情を話した。
「あぁ俺、あっ、失礼、自分は他の人より時間がかかるんで明日の分を準備しないといけないんです」
彼女の方に向いたら名札に主任と書かれた名札があったので、慌てて言い直したら彼女は
「別に敬語とかは気にしなくていいですよ。私、堅苦しいの嫌いなんで」
「いや、そう言われても癖なんで直しようがないですよ」
苦笑混じりに言うと
「そうですか、癖ならしょうが無いですね」
と笑ってくれた
その後は彼女のコーヒーが淹れ終わるのを待ちながら作業を続けることにした。
すると彼女がコーヒー片手に
「はい、コーヒーです、あっ、ここはこうした方が見やすいですよ」
「ありがとうございます」
彼女がアドバイスを言ってくれたおかげで、何時もより早く資料が作り終えた。
と、言っても時計の針はもう1時を指していたので、あまり意味は無いように思えたが、1人よりは楽だった。
「こんな夜遅くまでつき合わせてすみません」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
それから彼女は、夜遅く俺が1人になると現れるようになった。
「こんばんは、お疲れ様です、コーヒーどうですか?」
「ありがとうございます、頂きます」
そんな事を月に2、3回そんなことがあって俺は彼女と結婚した。
そんな美人で自慢の妻だが……しかし最近、おかしな行動をするようになった。
例えば、俺が休日ゴロゴロしてる
「あなた今日もお友達と出かけてくるから、今日は外食か出前でも取って夜は過ごしてくれる?じゃあ、行ってきます」
と、朝早く家からいなくなったり、そのまま朝まで帰ってこなかったことなんてことは何度もある。
そうしたことが週に2回あった。
そして、今日は結婚記念日……そんな大事な日なのに妻はいつものように出かける準備を始めてしまった……
「じゃあ、今日もお友達と出かけてくるから、いつも通り夜はよろしくね」
これだけ不信な行動をされると、いくら俺でもわかってしまった、いや違うな…………俺の妻は浮気なんてしないだろうなんて思い込んでただけだ。
ただ、いつかこうなるだろうと確信はあったし、浮気をしているという確証もあった。矛盾していると心の中で笑ってしまう。
しかし俺は妻に何も言うことなく
「あぁ、分かった」
と呟き、妻…………彼女を見送った。
彼女も俺の意図を理解したのか分からないが、もう二度と彼女は家に帰って来なかった。
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