出会い4
稚拙な文章ですが、楽しんでくれれば幸いです
異世界の王族と昼食にカップラーメンを食うと言う、なんとも摩訶不思議なことをこなした俺達。
メグミさんが興奮して興奮して、どうやって作っているのかとか、スキルで再現できかとか、地味に兵士さんが興奮していた。どうも師団長の一人で偉い人らしい。行軍の糧食に使えればと鼻息が荒くなっていた。
そして、食事が一段落したら場所を一度城に戻した。
その時もケイちゃんがオモチャを気に入ったらしく帰りたくないと駄々をこねて一悶着あったりしたのだが。
「さて、真面目な話をしよう」
とナオト王がきりだした。
「まずは、メグミや他のスキル研究者の手を使い、あなた達の家を元に戻すことだ。これは、我が国の犯した失態であり、王の名の元に確実に行う。
だがしかし、しばらく時間が必要であるだろう。」
と、苦みばしった顔をした。
「まぁ、今すぐは無理なんでしょう。それはわかりますので」
「重ね重ね申し訳ない。そして、防衛として、二階のベランダの扉に衛兵を2名配置したい。許していただけるか?これは、これ以上迷惑を掛けたくないための保険でもある。」
「まぁ、家の外ですので問題ないですよ。なぁ?」
「まぁ、家に駐在されるよりましなので、構いませんよ」
と、ベランダに衛兵が立つことになった。地球側からは見えないし特に問題ないと思えた。寝る前に差し入れ位するかな?
…その差し入れが問題となり、松山家の門番は人気となり衛兵達にとっての人気部所になったりするはまた別の話。
「それともう1つお願いしたいことがある」
「なんです?」
「これは我々賢族のサガなのだが、そちらの科学の一端を教えて欲しい。報酬は払う。この世界での身分、売買の費用、そしてそちらの世界で換金可能な貴金属で考えている」
「はぁ、まぁ俺と雪の持ってる知識レベルで良ければ」
「ほんとか!?それは助かる」
とまぁ俺と雪は副業を持つこととなった。会社にはバレないからまぁいいか
こうして俺たち家族は休日を異世界で過ごすこととなった。