出会い2
稚拙な文章ですが、楽しんでくれれば幸いです。
イケメン執事がこれまた可愛い子供を連れて入室してきた。
「お父様~」
と一目散にナオト王に駆け寄る子供達。
「紹介しよう。私の娘のケイだ。年は6才なので、ハルト君と同い年だな。後は、ヒナタという息子がいるのだがまた今度紹介しよう。ほれ、挨拶しなさい」
「ケイ・ファルコム6才です」
とスカートの裾をつまみ上げ丁寧な挨拶を披露。
「松山徹です」
「松山雪です」
「松山陽斗です」
「松山涼太です」
と、こちらがわは庶民的な口頭挨拶…違う意味で教育の差を感じる
(決して子育てを怠けてるのではないと思いたい!)
「さぁ、子供達にはお菓子を用意したので、あちらで遊んでいらっしゃい」
とミフユ妃が子供達を部屋の反対側へ促した。
「さぁ、一緒に行きましょ!」
とケイちゃんが、陽斗と涼太を両手に繋いで走り出した。
「人見知りしない良いお子さんですね。」
「それは嬉しい評価だ。子供は親の鏡。そちらのお子さんも、見ず知らずの場所で物怖じしない良い子のようだ。」
「…多分親がいるからだと思いますが」
と、こちら側は二人とも苦笑い。
「さて。話を戻そうか。スキルであったな…」
え~っと、要約すると魔法的なもの?になるのかな
「じゃあ、家の外から兵士の方が両手を突き出して光っていたのがそうですか?」
「そうである。この世界。とも言っても我らの知るアイム大陸内ではごく初歩のスキルである[意思疎通]であるがな。大陸内では初等教育に参加する時に皆かけておる。だからこうして会話が成り立っているのであるがね。」
「はいはい!兄上。詳しくは私が説明します!!」
と横からメグミさんが、元気に手をあげてアピールしてきた。が、
「お前の説明は長くて細かいので却下だ。今必要なのは詳細なスキルの内容ではなく、どんなものかを理解すれば良いのだ。松山殿の理解に誤りはあるか?」
「…ないです。」
メグミさんがシュンとして、手を下ろした。
他にも、この場所であるアイム大陸と呼ばれる(星的な地理なんかはわからなかった)周辺説明を聞いた。
どうも160年前に大きな種族間戦争が完全講和したそうだ。それを取り持ったのが賢族と呼ばれるいわゆる人だったらしい。それがこのファルコム王国らしい。賢族は、知識に優れスキルと呼ばれる技能を有する種族でこの世界では俺達も賢族に含まれるらしい。
そしてその他にも陸族・土族・海族・空族と存在しているそうだ。基本的にコミュニケーションがとれ、個々で国家レベルのコミュニティーを有する者達と認識して間違いないそうだ。なのでコミュニケーションのとれない物は動物という扱いで基本的には地球と変わらないみたい。(家畜とかもいて、食事レベルも差は小さそう)
イメージは賢族が政治兼教育を、陸族が農業兼畜産で、土族が土木兼製造業。海族が漁業で、空族が交通兼郵便業な感じ
とまぁざっくり聞いて頭がパンクしかけたところで
「それで。そちらの世界はどんな感じなのか?」
とお鉢が回ってきた。と雪と目があった。
目は確実に「お前がしろ」という目だ。
「そうですねぇ。ナオト王が良ければ我が家で説明した方が早いのですが」
瞬間、怒りの目線が横から飛んできたが無視だ。どうせ家片付いてないとか思ってるのだろう。
「良いのか!?」
これまた向かい側からは想定外のリアクション。
え?行きたかったの?
めっちゃ好奇心ワクワク的な目ですが、先程までの威厳のある感は?
そして俺は、見てしまった。
我が家に入るために梯子で二階のベランダに登る王様のシュールな姿を。
(ちなみに、一階のドアや窓はうんともすんとも出来ず、入ることができませんでした)
難しいです。言いたいこととストーリーの繋がりが上手くいかず。文章がだらだらとなってしまう…