表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

友達の妹がかわいいのだが……

作者: ひっこ

「誕生日何ほしい?」

「お前の妹が欲しい。」

「いや、真顔で何言ってんだよ。」

「お前の妹がかわいいのが悪いんだよ!毎度毎度俺を悩ませやがって。」

「絶対悩んでないだろ、直球すぎるだろ!」

妹とは、神であるそして橋本の妹は神の中でもゼウス級である。

つややかな髪、つるつるの肌、ぷるぷるの唇。

どこをとっても悪く言うところがない。

しまいにはプリポラ好きである。

そう、プリポラ好きに悪い奴はいないのである。

「じゃあ百歩譲ってプリポラのライブチケットでいいよ。」

「一歩も譲れてないわ!お前結局妹目当てやないか!」

プリポラ……それは女の子の花園女の子がいける女の子だけの楽園である。

そこに行く子はみんなアイドルを目指しデビューのためにしのぎを削っているのだ。

橋本の妹りこは、その頂点である。

そう神アイドルなのだよ。さっきプリポラ好きといったな。

あれは嘘だ。彼女こそがプリポラそのものなのである。

「ああ、そうだよ!妹目当てだよ!お前だけりこちゃんを独り占めしていいのか?

答えは否だ!りこちゃんはみんなのりこちゃんであるべきだ。なんてったってアイドルなんだからな!

ふぁっはっは!」

「なに勝ち誇ったように言ってんだよ。りこは俺のものなんだよ!アイドルである前に俺のりこだ!」

「ブラコンかよ……」

「ブラコンじゃなくてオタクだぁぁ!りこちゃんは俺が引いたのぉぉぉ!誰にも渡さんしライブシーンもみせん!」

「ちっオタクが図に乗りやがって……」

「いや……お前もだろ…………」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ