表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/76

第四話 おっしゃあ、チートの時間だ

今後も1話3000文字前後で更新を目指したいです。

ノリって大切ですよね。

ノリのいい人って 周りを明るくしてくれますもんね、でも休みはみんなで河原でBBQって誘って来るのは勘弁な!!


「君ぐらいの年齢で独身となるとキツそうだよね♪

あれって、余程仲がイイ人以外だと学生か新社会人ぐらいの年齢で、そこから先は小さい子供連れがメインじゃないかな?

少し僕の知識も偏ってるかもだけど、高齢になってくると直射日光あたってるだけで疲れるからねぇ」


そうなんですよ!!

そんで、誘われて来たってだけなのに慣れてねぇ人間に、少しは肉焼いて下さいよ~とか火 の番しててくれますぅ~とか炭の始末用の穴とか掘らせんじゃねー!!

追加の買い出し要員にされてビールも飲めねえじゃねえか!!買い出し行ったまま帰ろうかと思ったわ!!


「君のリア充死ね話はわかったから、話先に進めようね♪

ほら、転生に向けて実のある話をしようよ」


すいません、こういった馬鹿話をできるのも久しぶりで…神様といるのとっても楽しいです♪


「キモいね♪」


てへペロッ♪拒否られちゃった♪


「このままノーチートで危険地帯に放り込んであげようか?」


すんませんしたすんませんっした!!

本気の殺意の波動を感じる…笑顔で死刑宣告をするタイプだ…

だが聞き逃せない単語も出てきたな…正直オラ、ワクワクすっぞ♪


「はい、じゃあ話にも出たし異世界転生のお楽しみ 、チートの時間がやってきました♪」


ドンドンドン♪パフパフパフ♪

ヒュルルルルー………ドーーン、パパパパパ♪

ヒュルルルルー………ドーーン、パパパパパ♪

きたきた~きたたター○でプッツゥ~~ン!!

俺は勇者~


「そこまでだ!!」


おっといけない、あまりの嬉しさに脳内花火と危険なメロディーが流れてしまったようですね。


「楽しそうなのは何よりだけど、節度は守ろうね♪」


全くもってその通りだ。

節度ある行動が品格を作りあげる。幼心に染み付いた名曲だが実際に歌詞をあげてしまうと色々面倒だから気をつけないとな!!


俺と神様の約束だ!!


「はい約束、約束、じゃあチートの内容説明いくよ♪

まずチートの説明の前に、先の話を翻すようで悪いけど異世界アーニスの一部についてはネタバレしないといけない。

これから説明するに当たって異世界のシステムについて触れざるを得ないからね」


聞き間違いじゃないな。完全にチートって言っちゃったよ…こういうのってギフトとか特殊能力とかってぼやかしたりするもんだけどそういうのいいのかな?


「言い方変えてもチートはチートでしょ♪

当方ではストレスフリーな異世界を目指しています」


日本企業のブラック体質に身を置いていた立場からすると心に沁みるなあ…


「ま、目指してるだけだからストレスも死の危険とかも普通にあるからね。

余計なチャチャいれないで話聴いてよ♪」


ふんふん…メモとかとらなくて大丈夫かな?


「難しくはないから平気だと思うよ。


1:異世界はレベル制がある

2:異世界はステータス閲覧が可能である

3:異世界はスキルシステムがある


大まかに言えばこの3つだね」


これだけ!?


「ざっくり言えばね。

でも、これだけでも色々想像出来るんじゃない?」


…確かに。

転生物にはレベルやステータス的な物が無いのもあるし、中にはスキル表記だけとかもあった気がする。

ステータスがないと無効な能力を取ってしまったなんて話もあるし、それを確認出来ただけでも有用な情報だ。

スキルありってことは、当然鑑定もあるだろうから擬装や隠蔽も必須だな、なんて先人達の知恵が巡り巡っていくなあ♪楽しいぞ、これ♪


「これを元にチートの説明をしていくからね。

途中中身の詳しい内容にも触れていくから」


はい!!しっかり聞きます!!

心なしか人魂の炎が勢いよく燃えてる気がするなあ♪


「まず異世界転生特典セット!!

これさえあれば急な転生にもバッチリさ☆


1:適正年齢補正

2:異世界言語補正

3:アイテムボックス(少)※約5m×3、重量軽減付加済

4:現地服装・武具一式※店売り一般品

5:スキル・経験値獲得2倍


どうだい?胸が踊るだろう♪」


サイコーッスよ!!サイコーッスよ!!

異世界転生特典のグローバルスタンダードや!!


「そうだろう、そうだろう♪

かなりサービスしてるんだよ♪最後の経験値獲得2倍は迷ったんだけどねぇ、これより上もあるから思いきってつけちゃった」


その思いきりのよさ、プライスレス!!

ホント厚待遇じゃないですか♪


「初期投資としては十分でしょ?」


これで文句言ったら怒られちゃうな♪

しかもまだ…


「で、これはデフォルトなので更に君専用のチートがあります」


いよっしゃい!!


「君にはこれから生前のある行動に従ったポイントを与える。

そのポイントを使って様々な特典を得ていくって寸法だ」


くっ、ポイントの採点基準が気になる…


「後のお楽しみにしてね♪

で、ポイントを使える項目だけどこれも大まかにわけて4つ、


1:各種アイテムの取得

2:各種ステータスの強化

3:各種スキルの取得

4:各種スキル適正の強化


以上だよ♪」


ん~上2つはわかるんだけどスキル関連が2つあるのは…ちょっと手持ちの情報じゃあ判断がつかないな。

詳しく教えてもらおう。


「いいよ♪

わからないところだけにする?それとも念のため全部説明する?」


そう言われると全部聞いた方がいいような気がしますんで…全部で。


「はいよ♪

順番通りいくよ、1のアイテムの取得は異世界アーニスに存在するアイテムならポイントと引き換えに交換可能。

そこいらの石ころから果ては伝説の聖剣までよりどりみどり」


予想通りだな。強い武具で固めてスタートダッシュもできそうだ。

ポイントの価値がまだ不明だからそれ次第かな…思考が完全に戦闘ありきになってるけど生産系な生き方とかもできるんだよな。


「2の各種ステータスの強化はステータス上のパラメータをポイントと引き換えに数値を上げる事ができる。

通常ならレベルアップ時か地道な訓練等で上げるモノを簡単に上げることができる。

注意して欲しいのは本人の資質によって1ポイントでの上昇値に違いがでる事。

ある人ならHPに1割り振ると20上昇するが別の人だと10しか上昇しないと言うことだね」


ほぼ予想通りだけど、本人の資質ってところが新要素だな…上昇値が相当高ければ良いけど、やっぱりポイントの価値次第かな?

でもレベルアップや訓練『等』の代替手段がありそうだからなあ…優先度低めになりそう。


「3の各種スキルの取得は未修得のスキルを、ポイントと引き換えに修練なしで取得することができる。

ステータス閲覧時のスキルの修得単位はLvで1~10となる。一部のスキルにはLvがない。

高レベルスキルになるほどポイントを多く費やす傾向がある」


えーと、新しい要素は無いな。

Lv無いって経験値獲得2倍とかか。

転生物だとこれがポイント割り振る本命だよね。


「4の各種スキル適正の強化はスキル適正の上限値をポイントと引き換えに上昇させる事ができる。

スキル適正は通常ステータスに表記されることは無いがポイント引き換え時には特例として閲覧可。

適正が無いスキルの適正も取得可能だがその場合は最低値のEランクからとなる。

スキル適正が高いほどスキルの修得・上昇が容易となり恩恵が受けられる。

高スキル適正になるほどポイントを多く費やす傾向がある」


あーなるほど、これ○○の加護的なものじゃないかな?適正を上げておけばスキルレベルの修得と上昇が速くなるし、強くなったりその道の達人みたいになれる可能性が高くなるのか。その限界点までいけるかどうかは自分次第だろうけど…


なるべくこれに割り振っておきたくなるけど大器晩成に期待しすぎて序盤であっさりって事もありそうだな。剣と魔法のファンタジーじゃ魔物とかの敵性生物も確実にいるよなぁ…保険に戦闘の一芸はやっぱ欲しい!!

あと、本来なかっはずの適正も取得可で適正の単位はEのアルファベット、これもいい情報だ。


「正確にはE~Aね♪」


でも一番重要なのは…自分の素質が見れるって事でしょ♪

適正見たい!!ポイント割り振りもしたい!!キャラメイキングしたいです!!


「気持ちはわかるのでステータス公開いってみようか♪」






チート説明回でしたm(__)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ