第三十九話 ふおお、なんちゅうもんを
私事が中止になり時間が出来ましたので更新ですm(__)m
鍛冶屋から逃げるように立ち去ったおっさんことアイバーは、これからどうしようかと悩んでいた。
とりあえず、余り気味なMPを消費する為《光魔法》の《光操作》未習得verを上空に連発する。キラキラ効果が少しだけ光の乱舞を織り成すがすぐに消えた。昼間ということもあり、気にする者もいないだろう。MPが4分の3を切ったところで魔法の発動をやめた。
「昨日は酔っぱらって寝ちゃったから、眠りが深かったんだよな。夜中起きての魔法訓練が出来なかった分が勿体ない…あんまり夜中に起きる癖をつけてもよくないけど」
今アイバーがしたのは、魔法とMP回復のスキルの取得と強化の訓練だ。転生してスキルシステムがあることを知ってから、とにかく魔法を使い続ける事を意識している。ゲームで言う習熟度の積み重ねだ。
これが正解なのかは分からないが、少なくともこの方法で《水魔法》と《風魔法》の新規習得、《回復魔法》と《MP自動回復》のLv上げに成功しているため、未習得の魔法を使い続けている。今狙っている魔法は《光魔法》と《火魔法》だ。
Lv1魔法は元から存在する事象を操る《○操作》という共通項があり、それらしい詠唱を口にするとスキルとして見習得でも僅かに反応というか手応えの様なものを感じる。水ならば目に見えないオールで水を一瞬掻き分けた様な手応え、風ならば空気を風船のように掴んで消えてしまう様な感覚だった。
《光魔法Lv1》の《光操作》未習得verは、使うと光が集まってキラキラするかな~?と思い、一瞬光ったと思うと消えてしまう効果だった。
「魔法はこんぐらいにしておいて…」
あらためてこれからのどうするか考えるアイバー。
「今、昼ぐらいかな?」
ギルドの約束が10時だったのだが、長年の習慣である時間前行動で早く到着しすぎてしまった為、その後も早くなっている。
ギルドを出る時に備え付けの時計で確認したのが11時半過ぎだったような気がする。
「あ、外にも時計ってあるんだ!? どれどれ…」
見れば広場に面する建物の1つ、冒険者ギルドだ、の搭のように突き出た部分に時計が存在しており、村中央の広場からなら時間が確認出来るようになっている。
目を細めて時間を確認すると正午5分前、アイバーの感覚で言うと昼飯時である。
「昼かあ、何か食うかな」
「ガウウ♪」
「ガウウガウウ…」
シューが『さんせいさんせい♪』と思っているのに対して、ブランは『しゅーねぇはくいいじばかりなのです…』と突っ込んでいた。
この世界でも昼飯の概念はあるようで、広場には1つ2つの食い物の屋台が並んで声を上げての呼び込みを行っているようだ。一昨日のオバちゃんはいないようだが。
異世界の設定だと、朝夕の2食しか食べないようなのもあったので心配していたアイバーだった。
屋台を覗いてみると焼いたパンに少しの肉と野菜を焼いて挟んだパニーニっぽい形の物を売っている。 あまり人は並んでおらず、アイバーもそれほど食指が動かなかった為スルーした。
「う~ん、清湖亭での異世界の食事も最初は感動したが、2日続くと飽きがくるなあ…ジャンクっぽい、油テラテラな何かが食べたい気がする。ヤベ、胃袋がそうなってきた」
前生の会社には食堂がなかった為、大抵コンビニ弁当や惣菜パンにペットボトルのお茶類だった。たまに外回り等で外食の時は、1人ならラーメンか揚げ物定食、連れがいればその時々に合わせていた。
その頃を思い出して胃袋が油や肉を求めている。体も15歳相当なので肉、肉、肉、肉なのは仕方がない!!
「お客さん、堂々と家の悪口なんて、なかなかいい度胸してますね~♪」
ステーキ、トンカツ、チャーシュー麺としょっぱいものを考えていたアイバーに甘い声をかけてくる者がいた。
赤毛に三つ編みの少女、宿屋の看板娘3女メーナである。先の台詞の前半部分を聞いていたらしい。
「あれま、聞かれちゃいました?」
「あれ? 狼狽えないんですね。こういう時って慌てたりしませんか?」
クリッとした目で上目使いをしてくるメーナ、女の武器の使い方をわかってるなあ。
だが、おっさんだって伊達に年を重ねてきたわけではないのだ!!
「まあ、声に怒りはないと思ったからね。ちょっと厚かましいかと思ったけど、常連さんと店側の毒のあるやり取りって感じにしちゃおっかなって」
「…ふーん、なんかお客さんって常連のオジサンみたいね!? 私と同い年ぐらいですよね?」
なかなか鋭い。精神年齢アラフォーです。だが、今の俺の肉体は一味違う。
「そ、正真正銘15歳。なんならパーティー組んでステータス確認してみる?」
「ヤですーぅ♪ そういうのは信用できる人じゃないとダメなんですよ」
コロコロ笑いながら返事をするメーナ。
表情豊かなのを見てると、JCとかJKとかぐらいな年頃って感じがする…JCJKの響きってスゲーいかがわしい…
「あ、それよりさっきのはどういう事ですか!? 家のお父さんの料理は評判いいですよ!!」
ああ、その事か…うーんどうしよう。はぐらかしたけど、ごまかしきれなかったか。
「ごめんごめん、言葉の絢だよ。
それに、色々メニューがあるのは知ってるけど、俺が食べてるのは宿泊客用の基本メニューだけだからさ。昨日の夜はお酒で味とか覚えてないし」
なかなか良い言い訳じゃないだろうか? まさか異世界で美味しいものいっぱい食べてたから物足りないとは言えないし。
「…ん~、言葉を重ねて謝る人は信用しちゃダメだって聞きました。本気でそう思ってますか?」
な、なにい? 前生でも言われそうな言葉のマナー、そうくるとは…
「これでも客商売をやってる家の一員ですからね♪ 本気で言ってるかとかは分かりますよ、どうなんですか~?」
「…ごめんなさい。本気で謝ってませんでした…」
おっさんの年月は無為に重ねてきただけのようだ…若い娘さんには勝てなかったよ。
でも、若い娘さんとの会話楽しい♡
「ふふ、嘘つき合戦は私の勝ちですね♪ お客さんいい人っぽいからカマをかけました。耐えきれずに自白するだろうって」
「ハハァ~わたくしは敗者です、お許し下さい美少女様~」
「ん~では罰として荷物持ちを命じる♪ 確か冒険者さんですけど、この時間にいるって事は今日は時間ありますよね?」
女の子との買い出しなんて願ったりかなったりですわ♪ 彼女と休日にスーパーでの買い物なんて、男なら誰でも想像するでしょ!! そんで買い物後に一緒に料理ってな♪
リア充死ねって思ってたけど自分の身に起こると、こんなに嬉しい事はない!!
「ひょっとしてダメだったり…」
「はい喜んでー!!」
そうだ、買い物ついでにもう一方も出来ないか頼んでみよう。
「メーナちゃん?さん?」
「メーナでいいですよ♪ 同い年ぐらいの子は皆そう呼びますし」
え~おっさんの世代は男子と女子の間に微妙な壁があった世代だから言いづら~い…でも言う。
「じゃ、じゃあ、お、俺もアイバーで」
ドモッたぜ!!
「分かりました。アイバー、ヨロシクね♪ 仕事で丁寧な言葉を使っちゃうのがクセなのでそこは気にしないで下さい♪」
甘酸っぱぁ~~い!! オレンジとかレモンサイダーみたいなー♪
おっと、いかんいかん、浮かれるな俺。あくまでお客さんと宿屋さんの円滑なコミュニケーション的なモノだ。大袈裟に言えば色恋営業ってヤツだ。図に乗るな俺。
《冷徹》さんサンキュー、良い仕事したぜ。
「じゃあ、メーナ、荷物持ちは問題ないんだけど、ちょっと頼みたい事があるんだ…」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
メーナとの買い物は1時間半にも及んだ。
まあ、女性の買い物としては短い方だろう、と余裕ぶりたいところだが、実際はスッゲエ疲れた…
先日の肉串屋台のオバチャンとの話に出てきた露店組が店を連ねた、青空市場といった感じの場所で買い物をしていたらこんな時間になったのだが…なんなのこの長さ!! 黄金の体験の鎮魂歌の攻撃でも食らった!?
時間の感覚が薄れる中聞いた話だと、この世界アーニスでは冷蔵庫等の生鮮食品保存用の機械があるにはあるが、高価な魔道具の類いで少なくとも清湖亭にはないらしい。なので、野菜は毎日近所の農家が売りに来るこの露店市に仕入れに来るとの事だ。
今日はたまたまメーナだったが、お母さんや長女のマナが来ることもあるそうだ。購入すれば配達もしてくれるが、別料金なので出来るだけ自分達で持って帰りたいのでアイバーにお声がかかった訳で…メーナ、謀ったな…
重い荷物を運びつつ、清湖亭に到着。長女のマナさんが出迎えてくれた♪
「あら~♪ お疲れ様~♪ メーナちゃん、お客さんに手伝ってもらったの~♪ 男の子が力強いと良いわね~♪」
「おお、美女の労い…報われた」
「私も言ってあげますよ!? お疲れ様~♪」
「…ん、少女の労いだな」
「アレ!? 美は?」
姉妹物のお約束を済ませて荷物を運び込むアイバー。あー、色々ツラかった。
だがその甲斐あってか、俺は今望みの場所に立っている!! 食の戦場、厨房だ!!
「昼は暇だから構わねえけどよ、オメエ料理できんのか?」
すぐ横で腕組みしている男性は宿屋の主で名をハーゲンさんという。まさに名は…いかんな、この問題は非常にセンシティブな問題だ。アイバー自身も前頭部の薄毛に恐々としていた元アラフォーなので言及は避けよう。
料理人にして、当然マナ、ミナ、メーナ達3姉妹の父親だ。
「部外者を厨房に入れていただき、ありがとうございます。料理の腕に関してはまあ、それなりです。ちょっと昔を思い出して、食べてみたいものがあるので試させて下さい」
メーナの荷物持ちの代わりに要求したのが厨房の使用であった。宿での料理や屋台の様子を見たところ、焼く、煮るの技法しか使われていなかったので簡単に出来そうな調理法をやってみたくなったのだ。
元アラフォーの毒男、両親と同居していたとはいえそれなりに料理経験はある。
「鉄鍋にたっぷりの油と…かまどに嵌めてと…」
「おいおい、そんなに………まあ好きにやれや、オメエの懐から出したもんだしな…」
料理人の性なのか、口を出そうとするハーゲン。だが、アイバーの使う食材類は荷物持ち中にメーナに頼んで自腹で購入したものだ。厨房の設備を貸す約束をした以上、事故でも起こさない限りは止めることも無いと判断したのだろう。
ついでにこれ幸いと、かまどに残っていた火を《火魔法》の《火操作》で操ろうとするのも忘れない。MPを使いきるつもりだ。
「よっし、次に露店で買った鶏をバラして…」
「露店市に出てたって……卵を生まなくなって潰した老鶏って事だよねぇ」
「そうよね~♪」
食堂と厨房の仕切りであるカウンターから声を出すのはハーゲンさんの奥さんにして3姉妹の母、モナさんだ。物珍しさから見物している。
長女のマナさんも隣に並んでいた。3女のメーナはベッドメイキングだそうだ。
「白ワインぽいのを少量、塩とニンニクっぽい野菜で揉みこんでと…」
「何してんの?」
2女のミナさんも食堂に来たようだ。
欲を言えば胡椒ぐらいはあって欲しかったのだが、香辛料系は露店にも乾物や保存食を売っている小さな商店にもなかった。あるもので我慢だ。
「しばらく放置、その間に小麦粉を。粉と水に溶いたのを…」
作業を進めながらちょっと疑問に思った事を尋ねるアイバー。
宿屋兼食事処と銘うっている割に、昼飯時の営業は芳しく無さそうだ。失礼を承知で尋ねてみたところ、
「この村じゃ昼に食事処に食べに来る奴なんて滅多にいねえよ。農家は自分の家で食うし、それ以外の連中だってほぼ自分の家で商売してるようなもんだ。
冒険者だって依頼で村の外に行っちまうのがほとんどで、頼まれた奴には朝に弁当頼まれて作ってやってるから昼には戻ってこねえ。
領都みてえにデカい街なら昼も賑わうんだが、この村じゃまだ小さすぎて外食の需要がねえんだ。精々夜の酒場代わりに使われるぐれえだな…」
なるほど。弁当の件は初耳だが、清湖亭は利益的には宿屋と夜の営業で成り立ってる訳か。弁当もあるなら、忙しいのは食事と弁当の用意がある朝と夜の営業と明日の仕込みがある昼過ぎ頃になるのだろうか?
まあ、昼が忙しくないお陰で今厨房を使えてる訳だけど。
「まだ出来てないの?」
ベッドメイキングを終えたメーナも食堂に降りて来たようだ。
いつの間にか宿屋一家が勢揃いしている。
「油の跳ねもよし、いざ投入!!」
ジュワアアアッと油の跳ねる音がする。
そう、揚げ物だ。市場にあった材料で作れそうなのは鳥の唐揚げだった。商店で購入した鉄串を箸がわりにして衣がくっつくのをよける。さらに鍋の端に数本の鉄串を渡して油を落とす場を作る。
「ちょっと、大丈夫なのかい!?」
「あら~、すごい音ね~♪」
「この調理法…」
「アイバー!? なんなんですかこれ!!」
「あれ? いい匂いしてきたじゃん♪」
宿屋一家の反応を見るに、揚げ物はこの辺りではメジャーでは無さそうだ。料理無双が出来るといいなぁ♪等と思いつつ、揚がった唐揚げを取り出す。
「久々に揚げてみたけど色はソコソコ良さげだね♪」
「「「「「………………」」」」」
付け合わせのキャベツっぽい包皮野菜を千切りにして、借りた大皿に敷き詰める。その上に唐揚げを盛り付けていく。鳥1匹分なのでかなりの量だ。
「ガウガウガウガウ♪」
「ガウガウ♪」
メーナとの買い物中から待たせていたシューが待ちきれないという風に小刻みに鳴いている。ブランも今回は楽しみにしているようで主人としては嬉しい♪ 勿論厨房には入れられないので、食堂で待機中だ。
ニンニクとかだいじょぶだっけか?と思いつつ魔物だからいけそうだな…と現代日本ならヤバめの判断をするアイバー。最初に揚げて冷め始めた物を従魔達に差し出す。従魔用の食器も2組借りて、キャベツっぽいのを敷いて山盛りにしてやる。
「すいません、シューとブランに出してやってもらえますか?」
「「「「…………え?」」」」
食堂にいた宿屋一家の女性陣からの一斉疑問符。不承不承といった感じで受け取り、床に皿を置くミナさん。明らかに食べたそうな感じだ。
あまりにゆっくりな動作なので、盗られると思ったのかシューが吠えた。
「……いっぱい作るんで、良かったら皆さんもつまんでみてください。口に合わなかったら食べなくていいですから…」
フフフ♪ 口ではひかえ気味だが、世界に誇る美食大国出身者の由縁をみせてくれるわ♪ この状況を想定して天ぷらに合いそうな野菜や湖で獲れた小魚、ワカサギっぽいのも購入済みだ♪
出来ることならおはだけさせたいぜ♪
先に唐揚げを揚げたせいで油が汚れてしまい、黒く焦げた天かすが付着したりしてちょい見映えの悪い唐揚げや天ぷらになったがまあご愛敬。
大皿にまとめて盛り付けた物を食堂のテーブルに移して席につく。自然と宿屋一家も同席した。
「いただきます!!」
「なんだその掛け声は?」
「これは………」
ハーゲンさんにいただきますの説明をして食べ始める。
「素人料理ですが良かったらどうぞ。俺は唐揚げから…」
「私も!!」
「姉さんズルい!! 私も!!」
「俺は小魚のだ」
「私はこの野菜の天ぷら?をもらおうかねぇ♪」
「みんな揃って食事なんて~♪ 珍しいわね~♪」
「天ぷらには軽く塩をふっ…かけて食べてみてください。濃い色の唐揚げの方には味がついてますから、そのまま食べて大丈夫です」
「少し固いけど美味しいじゃない♪ パリパリしてるのも良いね♪」
「ホントだ…年寄りの鶏って臭いけど、そんなにしないって事は若いの潰したのかな?」
「お酒に漬けると臭みが取れるって聞いたからやってみたんだよ、メーナ」
「ああ、お酒使ってたね♪」
「あんた!! これ家でもやってみないかい? 出来そうじゃないか♪」
「小魚だからこそ丸ごと食えるのか…ああ、やってみたいが、そのボウズに聞かなきゃだろ!? 料理のレシピってのぁ…」
「お芋もこんな風になるのねぇ~♪ とっても美味しい~♪」
「マナ姉ぇ、私にもそれ取って♪」
「それなら聞いてみようよ♪ ねえアンタ、冒険者なんてやめて家の婿にならない? そうすりゃ身内だ。料理のレシピだって使って問題はないだろ? どの娘でもいいよ♪」
「いやそれは…」
「ちょ!! お母さん?」
「ん~年下だけど、悪くは…」
「どうかしらね~?」
「アンタら誰も恋人の1人もいやしないんだろ? だったら有望そうな男に決めちまいなよ♪ あー孫の顔が早くみたいねぇ♪」
「「「………」」」
「ん~料理の出来る息子…理想に近いな」
「レシピって程詳しくは教えられないですよ。さっき見せたのが全部ですし、油の交換とか色々問題が…」
「ガウウ♪」
「おお、お代わりか俺の分やるよシュー、ブランはキャベツな」
「ガウウガウウ♪」
予想外ににぎやかな食卓の昼過ぎ。
結局作り方と注意事項は無料で伝え、今後の宿泊代をまけてもらうことと食事代無料で交渉を終えた。更には本日限りの揚げ物係として半ば強制的に夜の営業に駆り出されたアイバー。
これより数日後、清湖亭のメニューに唐揚げと天ぷらが加わることとなりましたとさ♪
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【本日終了時のステータス】
【 名 前 】アイバー
【 年 齢 】15
【 性 別 】男性
【 職 業 】調教師 ※異世界転生者 コック見習い
【 L V 】15
【 H P 】368/368
【 M P 】2/245
【 STR 】221(+2)
【 VIT 】146
【 INT 】319
【 MIN 】108(+8)
【 DEX 】140
【 AGI 】254
【 スキル 】《経験値獲得2倍》《鑑定》《体術Lv2》《刀術Lv3》《投擲Lv3》《回復魔法Lv3》new《水魔法Lv1》《風魔法Lv1》《土魔法Lv3》《闇魔法Lv1》《MP自動回復Lv3》《統率Lv1》 《狂化Lv4》《孤独耐性Lv6》《冷徹》《算術Lv5》《努力の才》 《採取Lv1》《過食Lv2》new《吸収Lv2》new《無詠唱》
※STR、MINはメーナとの買い物時に加算
【 名 前 】シュー
【 年 齢 】0
【 性 別 】女性
【 職 業 】従魔
【 L V 】11
【 H P 】114/114
【 M P 】45/45
【 STR 】98
【 VIT 】91
【 INT 】93
【 MIN 】101(+1)
【 DEX 】131
【 AGI 】154
【 スキル 】《噛み付きLv1》《爪術Lv1》《土耐性Lv2》《風耐性Lv1》《飢餓耐性Lv3》 《孤独耐性Lv2》《気配察知Lv2》
※MINはゴーシュの解体ジョーク時に加算
【 名 前 】ブラン
【 年 齢 】0
【 性 別 】女性
【 職 業 】従魔
【 L V 】2(+1)
【 H P 】72/79(+4)
【 M P 】48/51(+3)
【 STR 】72(+2)
【 VIT 】58(+3)
【 INT 】112(+3)
【 MIN 】64(+2)
【 DEX 】96(+5)
【 AGI 】110(+2)
【 スキル 】《鑑定》《噛み付きLv1》《咆哮Lv1》《土耐性Lv2》《風耐性Lv1》 《孤独耐性Lv1》《毒耐性Lv1》《採取Lv3》
※レベルアップは前日の救助待ち時間にアイバーが倒したゴブリン1匹目。
シューが解体ジョークを受けてMINが上がったのは父親と群の狼が半ば解体されるのを目撃していたが故の心理的負荷。ブランには適用されない。
お読みいただきありがとうございましたm(__)m
自分でもベタすぎる展開だと思いながら書きました。テンプレ万歳!!
ついカッとなってやったが、反省はしていない♪




