第73話 爆薬を有効活用しよう
シュナイデル城 倉庫
城の倉庫の一画には、お祭りの時に見つかった大量の爆薬がある。
襲撃に備えて、それらを利用できないかという話になったのだが……
確保した後も、新たに調合しなおす必要があるという。
水の近くにおかれていたのもだから、湿っていないかの確認が必要なのが大きいが。
それだけでなく……。
他の薬を混ぜる事で、爆発の威力をもっと上げる事ができるという。
姫乃「私達を困らせる為に用意された爆薬の威力を上げちゃうのは、ちょっと複雑だけどね……」
未利「まあ、使える物はなんでも使っとけばいいんじゃないの? ヘブンフィートから押収した武器だって、避難所の守りに役立てるらしいじゃん」
姫乃「そうみだいだよね。でも……」
啓区「やっぱり複雑って思っちゃう姫ちゃんは真面目だよねー」
なあ「ぴゃ? どーぐはどーぐ、ちからもどーぐって誰かが行ってた気がするの。なあは大丈夫なの、いわいわさんじゃないの」
未利「ああ、それまだ覚えてたんだ」
啓区「なあちゃんって姫ちゃんとは違う感じで心が広いよねー。あ、未利は駄目な感じに心が広い感じー」
未利「間接的にさらっとディスるな!」
姫乃「うーん、確かにそうかも。これで誰も死ななかったから良いけど、もし誰かが大怪我しちゃってた等って思うと、平気で触れる気がしないよ。あ、なあちゃんが冷たいとか言ってるわけじゃなくて」
啓区「うんうん、大丈夫分かってるよー、姫ちゃんだもんねー」
未利「この温度差! 最近こいつアタシへの風当たりが強くない!?」
なあ「ふぇ、今の温度さんはちょうどいい気温だってなあ思うの。風も吹いてないよって思うの、でも吹いてるの? むむむなの……」




