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第69話 恐怖怪談話03
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古い人形には魂が宿る。
愛情をこめて可愛がれば、人形は恩返しをしてくれるだろう。
しかし、粗雑に扱うばかりであれば、人形は持ち主に復讐をするかもしれない。
月夜が綺麗な番に窓辺に人形を置いておくと、魔力が宿って、その人形が動き出す。
そして、自分の事を大事にしない持ち主に罰を与えるのだ。
そして人形は、始末した持ち主の代わりに、良さそうな新しい持ち主を探して家を出ていってしまう。
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アテナ「という話があるのです。どうですです?」
啓区「因果応報だねー」
アテナ「それはその通りです。この話にはおそらく、悪い事をしたら自分自身に跳ね返って来るぞという教訓がこめられているようですです」
啓区「怪談ってただ理不尽で怖いものもあるけどー、決まりを守らなかったりー。悪い事をした人への罰とかの話も多いよねー」
アテナ「子供に言い聞かせて、健全な成長を促すには、刺激的な話の方が効果が出やすいと考えれている為かと思いますです。簡単に忘れてしまう様な印象の薄い話では、わざわざ語る意味もあまりありませんですですし」




