73/134
第67話 恐怖怪談話
――
お城の地下深くには何万もの数の骸骨が埋まっていて、その骸骨が夜な夜な生者への怨念を吐き出しているらしい。
夜更かしばかりする子供は、そんな死者たちの標的となって、死者の国へと引きずり込まれてしまう。
ベッドの下の小さな空間から……、
家の中でほんのすこし空いた隙間から……、
曲がり角の暗闇から……、
白い骸骨の手がのびてきて、生者を掴んでひきずっていってしまうのだ。
――
コヨミ「きゃーっ!」
アテナ「姫様、声が大きいです。これくらいの怪談、前にも聞いたはずですですよ」
コヨミ「だって、だって……骸骨こわい」
アテナ「まったく、暇だっていうからお話したと言うのにです。ちなみに続きがありますけど、聞きますですです?」
コヨミ「絶対無理!」
アテナ「言うと思いましたです」




