第60話 朝食作り中の会話
ひそひそ
エアロ「啓区さん……。フォルトさんの日記についてですけど、あの事はやっぱり未利さんには言ってないんですよね。というか、日記自体見せてないですよね」
啓区「あー、うん。まあねー。産みの両親のこととか情報書いてあったけどー。さすがに言えるわけないよー。まだ早いよねー」
エアロ「いつもなら、隠し事はあまり褒められたことではないんですけど、そればかりは進んで言うわけにもいきませんしね。姫乃さんはどうです?」
啓区「姫ちゃんはまだ読んでないよー。解読はエアロと僕に一任してくれてる感じー。やー、信頼されてるねー」
エアロ「姫乃さんも知らないんですか。まあ、仕方ありませんよね。こちらから言いふらす事でもありませんし」
啓区「内緒にしてた事で怒られるなら、エアロもおそろいだねー」
エアロ「やめてくださいよ。喜んで共犯者にしないでください。私は進んで隠してませんからね」
啓区「あはは、嫌がられちゃったー」
エアロ「なあさんの方は……まあ、警戒しなくても良さそうですよね。まだ満足に文字とか読めませんし」
啓区「ねー。……。あれー? なんかさっきより静かになってないー。というよりなあちゃんの姿が見当たらないようなー」
エアロ「え?」
啓区「あ」




