第57話 坑道内会話その1「クソ野郎さん」
シシナ坑道 ドリン合流後 坑道内行動中
ドリン「正義の味方ー、正義の味方ドリッター!」
ウーガナ「うっせぇ野郎だな。テメェ、耳障りな声で歌うんじゃねぇ」
ドリン「気にしないでくださいっす、俺は気にしないっすから」
ウーガナ「取り合う気なしかよ、良い根性してんなおい」
ドリン「しっかし、野郎さん。ドリルの扱いなってないっすねぇ。俺くらいドリッターしてると、見ただけでわかるっすよ。手入れもダメダメっす」
ウーガナ「意味分かんねぇんだよ、辞書持って喋ろ」
ドリン「ダロスのクソ野郎さんよりはましっすけど、もっと丁寧にいたわりの心を込めて使わないと、すぐに武器壊しちまうっすよ、野郎さん」
ウーガナ「誰が野郎さんだ。つーかクソ兄貴とも面識があんのか」
ドリン「そうっす、調子のってる噛ませ犬で、何かギルメン達のほとんどが嫌いになった駄目人間でしたっす。多少面識があるっすよ」
ウーガナ「……ぜんっぜん変わってねぇようだな」
ラルド「君に兄がいたのか、驚いたな」
ウーガナ「うっせぇ話に交ざってくんじゃねぇ。あんな野郎、兄貴でも家族でも何でもねぇよ。だいたいもう何年も顔も見てねぇ。適当にどっかでくたばってたほうが、世の為人の為だろ」
ドリン「そうっす。リルちゃんにしょっ引かれた時、そのまま大地の肥やしにでもなってればよかったっす」
ラルド「君達にそこまで言われると、逆に興味が湧いてくるね」




